アーユワンナ スパ

Aryurvana Spaอายุวรรณะ สปา

閉店・移転、情報の修正などの報告

サムイ島の北に浮かぶパンガン島で、タイ湾を眼下に望みながらの悠々スパ体験。

サワッディーカー、バンコクナビです。
今ナビがいるのは、サムイ島の北に浮かぶパンガン島にあるビーチリゾート、サンティヤーリゾート&スパ。
ここには、海を見下ろす広い敷地の中に、レストランやヴィラなどの施設が点在しています。その中のひとつが、スパ専用の棟。スパの名前は、『アーユワンナ スパ』。アーユワンナとは、タイ語の仏教用語で“自然本来のサイクル”という意味、翻って“年齢”という意味にも使われます。僧侶が「長寿を全うできるよう」と唱える経文の1節にも使われる、響きそれ自体に力を秘めた言葉なのです。海を見て眼が潤ったなら、体も潤わなきゃ、ということで、ここでスパトリートメントを受けることにしました。
● ようこそ悠久のスパへ
サンティヤーリゾート&スパの敷地はとても広いので、移動はカートで。レセプションに電話をすると、お部屋の前まで迎えにきてくれます。スパがあるのは、レセプションとプールの間です。スパ棟へと続く小道の入り口、「ようこそ」とワイ(合掌)で出迎えてくれるコミカルな像の脇を通って到着です。
● レセプション
レセプションは、飴色に磨きこまれた木がふんだんに使われた、重厚な雰囲気ただよう場所。アーユワンナ=歴史の重みとも解釈できそうです。黒い大きな石が敷き詰められた床とあいまって、お伽の国の「森のスパ」に来たような気になります。
● ベッドが気持ちよさげに寝そべってる
では、アーユワンナ スパ・ツアーにご案内しましょう。レセプションを抜けたところの風通しのよいスペースには、タイ古式マッサージ用のベッドが5台。天井にはめ込まれたウッドチップが印象的な内装は客室と同じです。柔らかく陽のあたる壁には曼荼羅を思わせる彫刻、そして眼窩に広がる海…。上に横になる人の前に、ベッド自体がまず気持ちよさそうに寝そべっています。

その奥には、フットマッサージ用のチェアが3台。とにかく風通しと日当たりがよくて、タオルは干したての布団のにおいがしました。
● トリートメントルームには全室バスタブつき
3室あるトリートメントルームは、すべてツインルーム。そして全室バスタブ付きです。ハネムーナーが多いサンティヤーリゾートならではのつくりですね。恋人とではなくても友達や母子で、もちろん一人で贅沢に1部屋使ってもOK!
お部屋は海に面しているものの、トリートメント中は外から姿が見えないようにカーテンが閉まるので、海を眺めながらというわけには行きませんが、お部屋の中にかかっている壁時計が錨のかたちをしていたりと海辺らしい演出。しかも内装は落ち着いたウッド基調なので、はしゃぎすぎない“大人のマリン”を感じます。
● サウナもシービュー
いちばん奥にあるのが、「ロッカー」「シャワー」「お手洗い」「サウナ」のスペース。
サウナから見える眺めももちろん迫力あるシービュー。パンガン島は、かつてヒッピーの間で『楽園』と謳われたほど、緑あふれる美しい島。サンティヤリゾートは、そのパンガン島の中でも、まだ手付かずの自然が残ったエリアにあるのです。目の保養、とはまさにこのこと、といった眺めです。
● プールサイドでマッサージも
スパ棟のすぐお隣にあるプールサイドや、プライヴェートビーチのデッキチェアでタイマッサージを受けることもできます(45分間150バーツ)。シチュエーションがバリエーション豊富なのがリゾートの醍醐味。
● メニュー選び
ではメニューをご拝見。アーユワンナ スパの基本的なコースは、(古式・アロマ)マッサージ・ボディラップ・ボディスクラブ・フェイシャル。おすすめ&お得なのは、それをいろいろと組み合わせたパッケージ。
ナビは、『ボディスクラブ』『ミネラル&ミルキーバスセラピー』『アロマティックリラックスマッサージ』の1時間45分のコース、「センスオブジェントルパッケージ」に決めました。
1番長いものでは、ボディラップ+ボディスクラブ+ミルキーバス+アロママッサージ+フットマッサージ+フェイシャルがセットになった、たっぷり4時間半のハネムーンパッケージもあり、未来のために横目でしっかりチェック!しておきました!

アロマオイルは、〔ジャスミン〕〔シトラスミント〕〔ラベンダー〕〔イランイラン〕〔ブロッサム〕、スクラブは〔コーヒー〕〔緑茶〕〔パイナップル&ヨーグルト〕。ナビは〔ジャスミン〕と〔パイナップル&ヨーグルト〕をセレクト。

“センスオブジェントルパッケージ”体験

スクラブ 40分間
お部屋にいざなわれて、トリートメントの開始。まずはパイナップルスクラブから。セラピストさんの手によって水でちょうどよい濃さになってからナビの肌へ。

背中 
目を閉じると、一面に熟れたパインが実ったパイン畑にいるようです。天気はもちろん快晴。甘酸っぱいパイナップルの香りが、ナビの口いっぱいに…ではなく肌いっぱい塗りこめられます。ヨーグルト成分によって、あっという間に真っ白になるナビの背中。


香りがよいだけではなく、パイナップルに含まれる酵素“ブロメライン”は、むだ毛を薄くする効果があるそうです。水着を着る海辺ではうれしい効果ですね。足のかかとを、たっぷりとスクラブを足した手で念入りにこすってもらうと気持ちいい!

おなか
おなかもくるくると。きめの細かいスクラブ成分を使うので、おなかも、ひりひりするような刺激はありません。まったりスクラブです。

デコルテ
最後はデコルテをしっかりこすってもらって終了。デコルテのくぼみって、結構お手入れがおろそかになりがちなんですよね。滑らかパイン風味のナビになりました。

バラ&泡のミルキーバス 30分
スクラブを落とすのは、ミルキーバス。しかも、スクラブの浸透を待つ間にセラピストさんが甲斐甲斐しく何かしているなぁと思ったら、たっぷりのバブルと真っ赤なバラの花びらが浮かんでいるではありませんか!すべらないよう、セラピストさんに手を取ってエスコートされてそっと身を沈めます。女の子なら誰もが夢に見るシチュエーションですよね。お湯の温度がすこしぬるかったので、お湯を自分で足すとぐっとよくなりました。
アロママッサージ 40分間
次はアロママッサージ。パイナップルで下味をつけたナビ、次は甘く上品なジャスミンの香りをまといます。


まずはうつぶせになって足から。体内を走る血液やリンパの筋に沿って、無理なく無駄なく指を滑らすセラピストさん。スクラブはどちらかといえば手のひら全体をつかった“面”を感じさせるタッチでしたが、アロママッサージは断然“ライン”を感じる、ピンポイントでかつ流れのあるタッチです。やはりトリートメントの内容によって手の動きがぜんぜん違うんだなぁと納得。

背中
背中にとろーりと垂らされるオイルの感触がなんともいえません。セラピストさんが、滑らかに筋をなぞった後、「ここぞ!」と思った箇所に戻ってきて念入りに揉んでくれます。肩より肩甲骨の方が凝っているのを察知して指圧の力を強めてセラピストさんの手が戻ってきたときには、を思わず「お帰り!ようこそ戻ってきてくれました!」とつぶやいたナビでした。
途中で、タオルの上からぐぐーーっと強めの指圧。
これには、押す力を程よく分散させる効果、つまり指先を使ったポイント中心のマッサージに、面で押す力をプラスして変化を与える働きと、余分なオイルをタオルに吸わせる意味があるのだそうです。

仰向け
マッサージもいよいよ佳境へ。くるりと仰向けになって、マッサージは足の向こう脛側に移行します。ちょっとカサつき気味だった足の裏が、オイルの波にもまれてどんどん潤いを取り戻していきます。

おなか
おなかも強すぎず弱すぎないタッチで、渦状にマッサージ。寄せては返す波のようだったり、くるくる回る渦のようだったり、まるで海の動きに連動しているかのようなマッサージです。

うで 
次は腕と手。セラピストさんが動いて空気が流れるたびに、アロマオイルのジャスミンの香りが鼻先をくすぐります。自分の指先からふっといい香りがするのは、なんとも言えずよい気分。アロマの効果を実感です。

顔・あたま
デコルテの次に、顔と頭のつぼを軽く押してもらって終了。頭を触ってもらうとこんなにすっきりするのはなぜなんでしょうか。

ロビーで出されたあたたかいお茶をゆるゆると飲んで、これにて終了…。「これにて一件落着~!」というあの決め台詞を思い出すほど、体がしっかりとおさまるところにおさまった気がしたナビなのでした。
以上パンガン島の海辺のリゾートで、海を感じるマッサージに大満足のバンコクナビでした。
サムイ空港から無料送迎
サンテリゾートはパンガン島のかなり奥まった場所にあるので、自力でいくのはまず無理です。ティヤサムイ空港から送迎バス→ボートの無料サービスがあります。ボートでパンガン島に到着した場合も、港まで迎えにきてくれます。

記事登録日:2007-05-30

ページTOPへ▲

関連タグ: パンガン島 スパ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-05-30

利用日
女性 男性

関連記事

サンティヤ コ パンガン リゾート & スパ

サンティヤ コ パンガン リゾート & スパ

サンティヤ コ パンガン リゾート & スパはパンガン島のビーチにあり、トン ナイ パン ノイ ビーチまで歩いてすぐ行けます。また、トン ナイ パン ヤイ ビーチまでは車で 4 分です。 この 5 つ星のリゾートは、ターンサデット滝まで 7 km、ハード リン ナイ ビーチまで 18.6 km の場所にあります。