スコー・カルチャラル・スパ&ウェルネス・リゾート (プーケット)

Sukko Cultural Spa&Wellness Resort

閉店・移転、情報の修正などの報告

【カナポーの体験レポ】スコーカルチャラルスパ&ウェルネスリゾート

お医者さんが考案した体にやさしいトリートメント&オーガニックタイフードを豪華なスパ内で堪能して、ゴージャスなヘルシータイムを満喫してきました?。

サワディーカー。(合掌ポーズ付き)カナポーです。今回ワタクシがお邪魔するのは「スコーカルチャラルスパ&ウェルネスリゾート」はプーケットに来たら誰もが一度は耳にするスパ名。ヨーロッパからはるばる遊びに来ていたカナポーのリッチな友人も「とにかく、すっごーく、ゴージャスなんだよ~。」と鼻息荒く興奮気味に話していた大型スパです。話を聞けば、彼女は建物&デコのゴージャスさからロビーでお茶を頂き、その壮大なイメージに圧倒されてメニューも見ずにソコソコと帰ってきたそう。(お金持ちが驚くなんてそっちのほうが驚きですが・・。)そんな、プーケットを代表する豪華スパの実態を今回カナポーは体当たりで生リポートしちゃいます!

■ゴージャスな敷地内

プーケットタウンにあるショッピングセンター「セントラルフェスティバル」と観光客でにぎわう「シャロン寺院」の中間にある「スコーカルチャラルスパ&ウェルネスリゾート」。車なしでは到着できない位置ですが入口から入って右側には大きなスコ時代を彷彿させる建物がドーンと仁王立ちしておりました。「この外観を見ればそりゃだれでも尻ごみするな。」と一人思いながら日本人スタッフのマキさんにお出迎えをしていただき「日本語が通じる!」喜びと同時に困ったことがあったらお任せできる安心感からとりあえず、ホット一息。マキさんを始めスタッフの皆さん全員スコ時代の民族衣装がユニフォームらしく、みなさんお人形さんみたいでかわいかったです。

■タイの伝統的儀式&行事をプチ体験

「カルチャラルスパ」という名前が付いている通り「スパ」だけでなく「タイカルチャー」も体験できちゃうという一風変わったデイスパ。レセプションにたどり着くまでに様々な凝縮した伝統的タイ文化を幾つか体験。なんだか得した気分です。

【ゴングチャイ(銅鑼叩き)】
昔タイの王様が宮殿にお帰りになると必ずこの大きな銅鑼を叩いてお出迎えしていたそうです。それでは、カナポーも勢いよく「ボ~ン」と3回叩かせていただいき、一人勝手に除夜の鐘を連想していました。
インドからやっていた人間の身体と象の頭、4本の腕を持った大衆神。「商売繁盛」「学問の神様」「お金の神様」「開運の神様」「障害を除去してくれる神様」などなど、ある意味効率の良い、マルチな神様はタイでも人気がある神様です。スパを訪れたインド人の中にはその場にひれ伏して礼拝する人もいるのだとか。カナポーは一応「日本人」なので鎌倉の大仏なんぞがいらっしゃったら、ひれ伏してお祈りしてみるかも・・。というのは冗談です。

【ロイカトーン】
「日々の汚れを水に流す。」というタイの代表行事であるロイカトーン。ミニカトーンをロビーへ続く階段わきにある蓮の花が咲き乱れるミニレイクに流します。ここで一応清らかな心になったつもりですっ。
ロイカトーン

ロイカトーン

スコー・カルチャラル・スパ&ウェルネス・リゾート (プーケット) 金箔張り

金箔張り


【金箔張り】
タイの寺院などにいくと神様や僧侶の像に一礼をした最後に金箔張りをするのが通常なのですが、こちらのスパではロビー入口のタイスタイルの高~い戸に「スコーカルチャラルスパ&ウェルネスリゾートに私は訪れました!」という証に金箔を自分の好きな場所へはります。いわゆる、サインブックの代りですね。ちびっこカナポーも背伸びをして誰もまだ貼っていない高めのポジションへ「ぺたっ。」そして、ニンマリ。

★:ロビー&受付
金箔を貼った大きな扉の奥はロビー兼受付。とにかく広い。そしてさっぱりしているのにゴージャス。宮殿なんてもちろん足を踏み入れたことはないけれど、想像からすると、たぶんこんな感じですね。こりゃだれでも驚くわと実体験。

【水かけの儀式】
緊張しつつ、ソファーに腰を下ろしたら伝統的な結婚式やお正月の行事としておこなわれる水かけの儀式に挑戦。ゴールドカラーの伝統的タイスタイル・ボールにはジャスミンの花が浮かんだ水がたっぷり。まずは両手で水をすくい鼻に近づけて、ジャスミンのふんわりとした香りを楽しみます。その後、そのまま濡れた手を顔に付けてクールダウン。清らかで上品な儀式で、ちょっぴり女っぷりも上ったかも。

■プロにおまかせ!

ロビーでお茶とおしぼりをいただきリフレッシュしたら、日本語で書かれた診断書に記入していきます。
メニューもアロマオイルの種類も充実!でも沢山ありすぎてどれも、これも魅力的で選ぶのが難しい。そんな時はプロに相談するのがベストです。最近筋肉痛なカナポーは筋肉通にテキメンというユーカリプタスを配合したマッサージオイルに、メニューはお肌の発色を良くするという「スチーム&ジャグジー+ハーバルソルトスクラブ+アロママッサージがコンビネーションを組んだ人気2時間パッケージの「ゲットグローイング」を選んでいただきました。リクエストがあれば、日焼けなどをしている肌にはスクラブではなく、お肌に負担をかけないアロエベラを利用したパックに変更可能だそう。体調に合わせて臨機応変に対応してくれるのはスパ利用者としてはかなりうれしいサービスです。

■メニュー開始!

ロビーを後にし、これまたビッグなスイミングプールの前を通りすぎと、ひろ~い建物内を誘導されるままにどんどん道を進んでいきまずは、更衣室件スチーム&ジャグジールームへ。外には専用スタッフが待機していて利用時にはテキパキと対応してくれるのでお姫様気分が味わえました。

スチーム&ジャグジー(30分)
まずはロッカーに入っているパレオ&タオル&シャワーキャップを取り出してカーテンで仕切られている脱衣スペースでパレオ&シャワーキャップを装着。軽くシャワーを浴びたらまずはスチームルームへ。さわやかなレモングラスの匂いが鼻から体内に入りすがすがしい気分になりながら実際は汗濁状態。一度外に出てシャワーで汗をながしたらジャグジーへ変更。温泉を彷彿させる大きなジャグジー。ボコボコ噴き出す水圧もちょうどいい塩梅でした気持ち水温がもう少し高かったら更に自分好みと思う寒がりカナポーでしたが、スチームで汗まみれになってクールダウンするのにはこれぐらいの温度がいいのかも。ジャグジーから上がるとスタッフが大判のタオルをバーンと広げてまっていてくれて、クレオパトラのような気分ですが、現実の生活ではけしてありえないテイクケアーに慣れてない庶民派カナポーはテレまくりでした。バスローブに着替えをすませたら荷物はそのままロッカーに残し、担当のセラピストさんの誘導で長―い廊下や階段を上がり、おしゃれ&コンパクトのまとまったお部屋へ。

ハーバルソルトボディスクラブ(30分)
うつ伏せになって足からスタート。手のひらを使ってやさ~しく、なでつけるようにスクラブ。スクラブというよりも軽いマッサージを受けているよう。ターメリックが入ったカレーチックなスパイシーな香りがお部屋中に広がりおもわず、入口にあった象の姿をした「大衆神」を連想してしまいました。ここから背中、腕手と移動して、仰向けに移動。織り込んだタオルで目隠しをしたらまたまた足から。お腹、腕と移動したらスパイス人間完成・・。ではなく、スクラブ終了。
★カナポーここに注目!
スクラブ塗れになった体を室内にあるシャワーで洗い流します。がここでカナポーが注目したのはシャワーを浴びる前にセラピストさんが蛇口を開いて温かいお湯がすぐに出るようにしていてくれたこと。細かい点ですがこういったちょっとしたサービスが行き届いているスパは意外に少ないので、高感度アップです。

アロマセラピーボディーマッサージ(60分)
オーナーはお医者様。モットーは「体に負担をかけないマッサージ」。体に良い、優しいマッサージを受けてみました。

【うつ伏せ足】
オイルをたっぷり手にとって滑りながら圧力をかけていきます。足の裏も無理なく程よい強さで丹念にコリコリと押していきます。動きはとても滑らかな動きです。

【背中】
さあ、メインの背中です。セラピストさんは程よい力が入るようにマッサージ台に乗り、こちらもたっぷりとオイルを手に取りまずは豪快に背中全体に広げてゆきます。「コリ」が密集する肩、首周りも念入りにほぐしてくれます。背中から腕への流れもスムーズです。
タオルの上からキュッ、キユッともみほぐしてくれるのがたまらないです。

【仰向け】
仰向けに移行し、タオルで目隠しをしてもらったら、セラピーは足から。こちらもオイルを足全体にしっかりなじませてすべり押していきます。内臓が集中するお腹部分も優しく圧力をかけてポイントははずしません。手、腕、デコルテ、首筋などの細かい部分も念入りに。意外に凝っているフェイスマッサージの細かい動き凝りにジャストフイット。かなり効いていました。

【フローラルウォーターボディスプレー】
あまりの気持ちよさに睡魔に襲われていた矢先に「プーン」さわやかな香りが。ボディースプレーのおかげで、さわやかに現実世界に戻ることができました。

【仕上げ】
すっかりお目目を覚ました後は、座った状態で頭、首、背中部分のマッサージ。このポジション、体を「シャキッ。」とさせてくれる効果大でした。
♥:めちゃオイシイ。
トリートメント終了後はひろびろとしたスペースで温かいハーバルティーとお土産としても人気のあるオリジナルクッキーを頂きました。甘さ控えめで、ビタミンEが豊富なゴマがたっぷり入っている「ビューティークッキー」。意外にハマりそう。美味です。
トリートメント終了後はちょうどお昼過ぎということを計算に入れ、メニュー選びと同時に敷地内にあるオーガニックタイレストランでのランチメニューも選んでいたある意味、ぬかりがないカナポー。選ばせて頂きました。見晴らしの良い高台にあるオープンエアースタイルのレストランへ。風が吹き抜け冷房ナシでも程よい温度。レストランの下にはセラセラと流れる小川、そしてその終着点には池がありタイの田舎に滞在しているよう。こんな田園風景って小さい頃(いまでも小さいけど。。)、夏休みに祖父母の家へ遊びに行った時を思い出し思わず情緒溢れてしまったセンチメンタルなカナポーですがお料理がいったんだされると目の橋にウルっとしていた涙は一挙に吹っ飛び、ひたすら「食」に一直線。
メニューは、誕生日月ごとに別れるタイ流アユールベーダ式。カナポーのエレメントは「水」ということでオーガニック野菜をたっぷり使った水エレメントメニューをいただきました。オーガニック野菜やタイ料理に欠かせない(?)化学調味料は一切使わないヘルシーフード。お料理の品目も数多く、察するところお金持ちタイ人も顧客に多いようで、味付けは「本格タイ風味」妥協はいっさいしていません。ところで、個人的にメニューの中で一番気に入ったのはバナナの葉っぱに包まれた色鮮やかなご飯。量的には少なそうですが、ヒエやもち米も入っていて体に良いだけではなく食べ応えもバッチリです。
お腹八分目どころか十二分目ぐらいまで食べつくした後は、のんび~りした空間で怠惰な時間をエンジョイさせていただきました。
お食事、トリートメント、そしてオリジナルプロダクツどれをとっても「安心」してボディー&ソウル、さらにはお腹も預けられる上に、伝統的行事をプチアトラクションとして体験でき超ゴキゲン!次回は施設内にある「ジンタラスパ・ビラ」に宿泊し、アクティビティーメニューのヨガやルーシーダットンを体験して内面から徹底的に「タイ流美」を追求してみたいと思う、今だけは、やる気がみなぎっているカナポーがお送りいたしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2009-01-09

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