アイサワン レジデンシャル スパ&クラブ
i.sawan Residential Spa & Clubไอยสวรรค์ เรสซิเดนท์เชียล สปา แอนด์ คลั&
【サヤチックの体験レポ】アイサワン レジデンシャル スパ&クラブ
憧れのホテルスパ!指圧・タイ古式・アロマセラピーを融合させたマッサージの心地よさの波間で漂ってきました(サヤチック)
サワッディーカー!サヤチックです。
一度は行ってみたい、ホテルのスパ。今回サヤチックがやってきたのは、アイサワン・レジデンシャルスパ。「グランドハイアット・エラワン・バンコク」にあるスパで、“天国”という名のスパなんです。
エレベーターの中で、ボーイさんに行き先階数を聞かれたサヤチック、「天国へ行ってくださいな」と言って(もちろん心の中で、ですよー)、グランドハイアットエラワンの5階へ降り立ちました。
アイサワンスパのスペースは堂々面積700平米に緑がいっぱいという、ちょっとした公園並みの広さと爽やかさ。全てのファシリティ間の移動が数歩で事足りる、というホテル内施設のコンパクトなイメージは、エレベーターを降りた瞬間くつがえされます。
●空間移動を満喫しながらお部屋へ
[ウェルカムカウンターを過ぎて] ⇒⇒ [レセプションを過ぎて] ⇒⇒ [カフェ「ブリーズウェイ」を過ぎて]
スパエリアへ。クリーム色×白の雲の上のような内装の室内空間から緑のエリアへ。なるほど、この演出なら、“天国”を自称するのも頷けます。
●緑の一本道を進む
今回はバンガロータイプのお部屋でトリートメントを受けることに。セラピストさんが、お部屋まで日傘をさしかけて案内してくれます。もちろん50:50の相合傘ではなく、サヤチックに100パーセント影がいくように、という配慮にすこしどきどき。緑の一本道をそろそろ進むと、バンコクにいながらにしてリゾート気分が味わえます。
エッセンス・オブ・アイサワン 90分
今回受けるのは、アイサワンスパ自慢のシグネチャーマッサージ「エッセンス・オブ・アイサワン」90分のコース。内容は、ポイント勝負の“指圧”・ライン命の“タイ古式”・そして心にも効く“アロマセラピー”の要素を融合させたというユニークなオイルマッサージ。マッサージの技法に、独自のテクニックが散りばめられているということで楽しみです~!
まずはあたたかいお湯でゆるゆると足を洗ってもらいます。
【オイル】
マッサージに使われるオイルには、リラックス効果の高いエッセンシャルオイルが入っています。自然な甘さのいい香りがしました。
【タオルの上から】
トリートメントベッドにうつぶせに寝ると、一流スパの醍醐味、最高級のファシリティ。ベッドも体の曲線にぴたりと合うもので、それだけでリラックス。
オイルを体に垂らす前に、まずはタオルの上からぎゅうっと軽めにマッサージしたり、筋を伸ばしたりしてくれます。
余分な力をぶ厚いホテルのタオルが吸収してくれて、「ふわっ」でもなく「ずしっ」でもなくほどよい刺激になって第一段階のリラックスへ導いてくれます。ウォーミングアップとしては満点。
【うつぶせ 足】
いよいよマッサージの始まりです。まずはうつぶせになって足から。はじまってすぐ「おおお」と思うほど結構力強いストロークなのですが、力の込め方が上手いのか、セラピストさんの手の動きではなく「あぁ血が巡っている」というからだの内部の動きのほうをより強く感じます。途中で、ふくらはぎをまずは手のひらで、次にこぶしを使ってでとんとんと叩くテクニックが絶妙でした。
【背中】
次は、背中と腰。背中は特に「指圧」の要素が生きていたように思います。
指をなにやら複雑なかたちにして、めくるめく感じで次々にツボをたどっていってくれる動きがいつの間にかラインをなぞるタイ式のマッサージなっていたり、とにかくバリエーション豊かな動きに、リラックス度はうなぎ昇り。
【仰向け 足】
次は仰向けになって足の甲とすねをマッサージ。足の裏までオイルが満遍なく行き渡っているのを感じます。90分のマッサージって、歌で言えば「サビ繰り返し」みたいな感じで「あ、この動き2周目だ」とマンネリ化した動きに途中で飽きてしまうこともあるんです。でもエッセンス・オブ・アイサワンは、時間にマッサージの内容を合わせるのではなくてはじめから終わりまでの流れを大事にしているので、途中でふと醒めるということなくノンストップでリラックスできました。
最後にタオルの上からぎゅー
【お腹】
いよいよ終盤、お腹のマッサージ。ここにきても流れるようなマッサージは変わりません。おへその下のツボをぐーっと押すと、お通じが良くなるらしいです。
【腕】
腕もすみずみまで。半そでやノースリーブで出かけることが多いので、腕は顔よりもむしろ日光に直にさらされる部分。「枯れ木に花を」よろしく、「乾燥した腕にオイルの潤いを…」。マッサージにあらためて身を任せると、力が抜けていくようなよみがえるような、不思議な感じです。
【デコルテ】
肩も、おざなりではなく本気の揉みが入ります。気になるデコルテもすみずみまで。これで全身揃った!という充実感と、(マッサージしてもらう立場にありながら、なぜか)達成感が沸いてきました。
【頭】
クライマックスは頭のマッサージ。眉毛や生え際には特別な血管や神経が通っているのか?と思うほど、またたびで酩酊したネコの気持ちが分かる、骨抜きの心地よさ。思考の海にとめどなく沈んでいくような感覚で、サヤチックの天国は地下にあるのだろうか~?と記憶の片隅で考えていました。
【お茶】
最後にお部屋でジャスミンティーをいただきました。ほっとする香り高いお茶でした。
世のメンズへ
メンズトリートメントにも力を入れているアイサワンスパ。コスメメーカー「コンフォートゾーン」プロデュースの男性用ホームスパプロダクツは、2007年の「メンズスパトリートメントオブイヤー」を受賞しました。トロフィーは、女性が「オトコがワタシよりキレイなんて」と泣いている面白いデザイン。シェイビングクリーム1,800バーツ(150ml)、トラベルキット2,500バーツと、いろいろ揃っています。
いかがでしたか?
とにかく「濃い時間を過ごせた」という印象が残った、アイサワンスパのトリートメント。常連さんにはなれそうもありませんが、たまに奮発するならここで過ごすのもひとつの正解だなぁと感じました。以上、サヤチックがお送りしました~。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2008-04-22
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