ラオス正月(ピーマイラーオ)の第1日はムーサンカーンと呼ばれ、タイのソンクラーンと同じ。この日は実は旧年の最後の日。日本でいえば大晦日ということだ。
朝早くからルアンパバーンのナンプー広場周辺で朝市(タラートサオ)が開催され、大勢の人で賑わう。
ラオス風の干支が描かれた旗はトープンと呼ばれ、川の洲に作った砂山に差して飾るのである。
売っているものはふだんとあまり変わり映えしない、食べ物や衣類。水かけで使うおもちゃなど。
噴水(ナンプー)広場の中心、トラニー像の周囲は記念撮影する人で混雑。
サイアムではメー・トラニーと呼ぶが、北タイやラオスではナーン・トラニーと呼ぶ。
こどもむけの風船売りもたくさん出ている。
蜂蜜の方に関心があって撮らせてもらったが、ドジョウのような淡水魚を買わないかと言われて困った。いらないよお。
午後になると本格的に水かけが始まるが、その前にプーシーの裏山を散歩する。
竹むらに小鳥の巣のようなのがくっついている。
ふだんは静かな道だが、下からブンブンとディスコサウンドのような低音が響いてきた。
丘の中腹に寺院があって、いくつかの仏像や仏足石などがある。
今日はトラニー像の黒髪の先端から水が出ていた。
小坊主たちが小さな砂山を作っていた。須弥山を模したものらしい。
仏足石の近くの展望台からカーン川を見下ろす。
今日は春がすみがかかって、ぼんやりしているね。
下界に降りると水かけ合戦が始まっていた。えいやっ。可愛いね。
この時間、宿に戻るまでに濡れ濡れになるのはやむを得ない。