インダス

Indusร้านอาหารอินดัส

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カフェ、レストラン、バー、ガーデン。様々な表情を持つ、時空を超えた異国情緒を味わえるインド料理レストラン。

サワディーカ、バンコクナビです。
バンコクに来たら是非食べていただきたいのが、タイ料理以外のエスニック料理。 芳醇なフレーバーや豊かなスパイスの類は、日本ではなかなか味わえないもの。 今回は、駐在日本人の多いスクンビットエリアの中で完璧なる異国情緒を味わえるインディアンダイニング「インダス」をご紹介します。
■ こだわりのインテリア
小さな扉をたたいて、奥に続く広く長い空間へ。 落とした照明の中キャンドルのライトに照らされるのは、インドやモロッコから取り寄せたアンティークの数々。 非常に貴重なものもさりげなく置かれています。 ちなみに入り口の扉は110年以上も昔のもの。 褐色のレンガが積まれた壁は歴史を感じさせる温かみで、ちょっとしたギャラリーに来たような気持ちになります。
■ 二人の色男、いやいや、若くしてオーナーです
インダスの若きオーナーは、26歳のお兄さん(右)と22歳の弟さん(左)。お兄様はインダスのマネージメントの要、弟さんは月に2回のパーティーを完全取り仕切る華やいだセレブボーイ。 若いながらも、それぞれが個性を活かした経営でオープンから早2年で幅広いゲストを迎える洗練されたレストラン作りに成功しています。 道楽息子のサイドビジネスではない証に、この2年で雑誌やテレビから7つの賞の受賞を果たしています。 エントランスに掲げられているので是非一度目を通してみてください。
■ コンセプト
1960年代に建てられたアールデコ調の木造建築を改装した、歴史とモダンな空気が流れるインダス。 レストランの中はメインダイニングの他、モロッコのアンティークを取り揃えたバー、日当たりのよいカフェ、そして南国の開放感に溢れるムディーなガーデンと、どこで何をしても異国情緒とインダス文明の歴史を感じられるスタイリッシュな造りになっています。

■ ダイニング

お食事をするダイニングは大、小のテーブルセットが並ぶメインホールと、プライベートな空間を演出する窓際の席、また2階に上がると完全なるプライベート空間を確保できるVIPルームによる構成。 デート、会食、ビジネス、パーティーとどんな要素にも利用できます。 また、テラス席でのお食事も可能。イベントなどでは前もってバンケットサービスを利用すれば、VIPルーム65席、ガーデンテラス80席、バー50席の確保も可能です。 手前に写っているやかんのようなものは、昔の王族が入浴時に使っていたものだそうです。 では早速お料理をいただきましょう。

1. チキンカティロール 180バーツ
日本人にお勧めアパタイザーのひとつ。 卵と小麦粉で出来たシンプルな薄い皮に、鶏肉とカニ、たまねぎ、ハーブ、レタスが巻かれたラップは、マイルドで食べやすくしかも後引く味。 冷めるとナイフで切り分けにくいので、温かいうちに召し上がれ。 気心知れた仲間たちとの食事ならそのままかぶりつくのもアリです。

2. ケバブ イーマライ 290バーツ
柔らかい鶏肉をヨーグルト、チーズにつけてより柔らかくしてからコリアンダーライムを添えてバーベキューにした、インダスで最も人気のある一品。 ケバブってこんなに柔らかいのか!と驚いたナビでした。 ポイントのソースは、緑のガーリックが利いたスパイシーなソース、オレンジのたまねぎの食感が残る甘い辛いソースに、茶色いチャツネの濃厚で甘いソースの3種類です。 どれも、柔らかなチキンの味を引き立てます。 ナビのお気に入りはスパイシーなグリーンのソース。

3. インディーフライ 120バーツ
裂いたオクラとヒヨコ豆のバター揚げ。…といわれても、なんだか想像できませんよね。 食い意地のままに生きてきたナビもさすがに想像できなかったインディーフライのいでたちは、細長いチップス。 気取らず食べるとこれが、も~ビールに合うんだわ! 思わず「ぷはー」と言ってしまいそうな最高のおつまみ。 乾杯と同時にオーダーしたい絶品スナックでした。

4. ロガンジョシュ 790バーツ
オーナーの弟さんの一番のお気に入りだという、カシミールスタイルのスパイシーなカレー。 骨付きのラム肉から出るエキスと複雑なスパイスのハーモニー。 これを味わわずして、インダスに来た意味は無いというくらい一押しの一品でした。 日本人のナビにはすこーし辛くて刺激が強すぎる節もありましたが、リッチな味わいはしっかり堪能できました。 ガーリックナンとの組み合わせがたまらないです。

5. マトンブリヤニ 220バーツ
日本のインド料理レストランでもおなじみのブリヤニ。 高級なサフランを使って少々お高いお米料理です。 しかし、ここはケチってはいけません。 その昔、金よりも高いと言われていたサフランの香りは甘く、ジューシーなカシューナッツと、パリパリしていて甘みが香ばしいフライドオニオンの香りとの相性が抜群。 是非すべての具をワンスプーンに盛って味のハーモニーを味わっていただきたい一品です。

6. ガーリックナン 95バーツ
ナビはナンを好きでない人を見たことありませんが、皆さんはお好きですか? インダスのナンの種類は豊富、プレーン、バター、ガーリック、たまねぎ、ジャガイモと、是非ともウェイターさんのアドバイスをあおぎながら、あなたのテーブルにぴったりのナンをチョイスしてください。 ナビがいただいたガーリンクナンは、隠し味のゴマが大変香ばしいナンでした。

■ バー

砂漠のような廊下をまっすぐ進むと、モロッコ風のインテリアに囲まれた大きなガラス窓からガーデンを望むバーにたどり着きます。 クリケットの中継が流れるテレビをみながら、自慢のオリジナルカクテルをいただけます。 食前酒にも、食後の一杯にも立ち寄りたくなるインド風インテリアとはまた違った空間。 カウンターの奥には焼酎までそろっていて、お酒メニューの広がりは無限大のインダス。 リクエストしてみれば大抵の願いは叶います。

1. キウイグリーンアップルマティーニ 240バーツ
ビタミンCたっぷりの爽やかな組み合わせのインダスオリジナルマティーニは、日が沈む前に緑が生い茂るガーデンを眺めながらいただきたいカクテル。 こちらはお兄様考案の一杯。まるで起き抜けにくいっといけそうなくらいに飲みやすい!と思いきや、後からしっかり酔わせます。

2. バニラスカイ 240バーツ
甘くこっくりして、甘いもの好きはついつい飲みすぎてしまいそうです。 食前よりも食後にデザートとしていただきたいとナビは感じました。

3. ブラックダイアモンド 240バーツ
大人な雰囲気のこちらもオリジナルカクテル。 女の子に大人気の一杯だとか。 ポイントはかき混ぜずに、上澄みのさっぱりした味から徐々に味のグラデーションを楽しんで、濃厚な甘さを後味に感じること。 ナビも例に漏れずに、その甘さがだんだんくせになりました。

4. ウォーターメロンモヒート 240バーツ
普通のカクテルなんかじゃつまらない、ならばちょっとしたひねりを加えて酔わせましょう。 という意図があるのかないのかはわかりませんが、スイカとミントのモヒートというのもまた大胆です。 タイの代表的ドリンク、テンモーパン(スイカのアイスシェーク)がお好きな方に是非飲んでいただきたいグラスでした。 ミントとスイカの青い香りがティオペペを思わせる独特な風味で、食前にも食後にもおいしくいただけます。

それにしても、ほろ酔いになるほどに美しく感じるバーのアートなインテリア。 オーナーのお母様のコレクションだということですが足元がふらついてうっかり傷をつけてしまうなんて事がないようにご注意くださいね~。
■ カフェ
入ってすぐ右手にはワインセラーとカフェコーナー。 昼間は太陽が降り注ぐ、爽やかな空間ではWIFIが設置されインターネットにアクセスできます。 また、プレミアムイタリアコーヒーの代名詞illyもいただくことができます。

■ ガーデン

ナビが一番気に入ったのはガーデンテラスの席。 小さな入り口からは予想もつかない広々とした芝生と生い茂る竹。 ボックス席でシシャと呼ばれる水タバコをふかせばマハラジャの気分?! 記念写真も取りたくなります。 立食パーティーでは500名を収容できるという規模のガーデン。
夜は熱帯の風とキャンドルライトで幻想的にゆらめきます。

1. シシャ(水タバコ) 100バーツ
水タバコってご存知ですか? 中東では非常にポピュラーな社交のツールとしていろいろなフレーバーが親しまれているそうです。 インダスのガーデンでは、ミックスフレーバーで楽しめます。 キャラメルのフレーバーにアップル、グレープにミントとお勧めはどれもオリジナル。 異国情緒のなかで甘い煙に巻かれてみては?
微量のニコチンが含まれていますが、大人の楽しみとして、ライトで楽しいリラックスした夜にたしなむなんていかがでしょう?

■ さりげないサービスいろいろ
インダスが提案するのは、基本レシピををアイディアと遊び心を持ってスパイスアップするフュージョンスタイル。 その心意気は、食事メニューだけではなく内装にも、バーのドリンクのバリエーションにも見られます。 そして、もうひとつのフュージョンが、さりげなくお勧めされるワインとインド料理の組み合わせ。 取り揃えた銘柄の数99種類、定期的に変わるハウスワインを足して全部で100種のワイン。 あなたの好みとウェイターさんのアドバイスをミックスして新感覚ディナーをどうぞ。
オイルとスパイスで胃への負担が重過ぎると思われがちなインド料理ですが、インダスがこだわるのは全ての料理に使う油。 お米から抽出したオイルは消化がよく、コレステロールを下げる作用もあるのだとか。
バンケットサービスも充実したインダス。 各国大使館や企業のパーティーから個人的なパーティーまで、人数と予算でスタイリッシュなパーティーをサポートしてくれます。 詳しくはお問い合わせをしてみてください。
■ アクセス
インダスがあるのは、スクンビットソイ26の奥。 スクンビット側から入ると、ところどころ日本語や韓国語の看板が見える閑静な住宅街を抜けて左手側にあります。 BTSプロンポン駅の4番出口から出て、ソイ26からタクシーでワンメーターの距離。 目印はさほど大きくはありませんが黒と金のゴージャスな看板です。 駐車場が大きめなので車でのアクセスも心配ありません。
いかがでしたか? お茶して、食べて、飲んで、水タバコをふかしながらおしゃべりして、千一夜を味わえるインディアンダイニング、インダス。 夜も深まりその歴史と文明に思いを馳せながら、バンコクナビがお送りいたしました。

記事登録日:2008-03-03

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スポット登録日:2008-03-03

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