ゴールドシャンハイ 小籠包

Gold Shanghai Xiaolongpaoร้าน โกลด์ ซั่งไห่ เสี่ยวหลงเปา

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小籠包好き必見、肉汁ジュワ~!の本場上海の小籠包や、オリジナル・トムヤムクン小籠包が味わえます。

サワッディカー!バンコクナビです。
小籠包・・・その名を聞いただけでヨダレを垂らしてしまう、パブロフの犬状態のナビ。熱々のコクのあるスープと豚ミンチが、薄くて滑らかな皮に包まれた至極の料理、小籠包。中華料理店で食事をする際にメニューに小籠包があれば必ずチェックするナビです。
小籠包大好きという声は良く聞きますが、苦手という人はナビの周りではまだ一度も遭遇した事が無いくらいの人気メニューです。あぁー美味しい小籠包食べたい、とナビが小籠包アンテナを張っていた所、セントラルワールドプラザに専門店が有るという情報をキャッチ。その名も「ゴールド・シャンハイ・ショウロンポウ」。それは早速調査せねば、と行ってきました。
シックでお洒落な店内
ナビが目指すお店「ゴールド・シャンハイ・ショウロンポウ」はセントラルワールドプラザの6階、レストラン街の中に有りました。
お店は一面ピカピカのガラス張り。外から店内の様子が伺えるので、店の感じが良く掴めて敷居の高さを感じない、とても入りやすい雰囲気。入り口は閉開ドアが無く、円形に縁取られたオープンなスタイルで、スーっと吸い寄せられる様にお店に入りました。

小籠包店と聞いて、高く積まれたせいろからモクモクと蒸気が立ち込める店内を想像していましたが、この「ゴールド・シャンハイ・ショウロンポウ」はシックな色調でスッキリとした印象のお店。照明器具が見えないようになっているなど、工夫が凝らされたモダンな内装です。入り口から見える正面の壁が一面ガラス張りとなっているので、さらに奥行きを感じさせて開放感のある店作りとなっています。
中国色の赤が、アクセントとして嫌味なくクッションや一部の壁にポイント使いされています。名前にもある上品なゴールド色はさりげなく取り入れられており、優雅さを感じさせます。お洒落で落ち着いた中でゆったりとお食事、というコンセプトが伺い知れます。
ゴールドの意味
このお店、「シャンハイ・ショウロンポウ」としてバンコクに9支店展開していますが、「ゴールド」と名の着いたお店は、このセントラルワールドプラザ店のみ。より高級感を出し、他の支店と差をつける為にゴールドと銘打ったとの事です。
何が他店と違うのかと質問すると、内装云々より何より、シェフが上海人との事でした。「ゴールド・シャンハイ・ショウロンポウ」は、本場の味を知り尽くした上海人シェフが作る本当に美味しい上海料理を出せるお店ですよ、と自信満々に語って頂きました。というのも、バンコクには中国料理店が数多くありますが、その殆どが広東料理。他店の広東スタイルとは一線を画す上海料理が味わえる「ゴールド・シャンハイ・ショウロンポウ」。一口に中国料理と言ってもスタイルは様々、何とも奥深い料理ですね。
それともう一つ、このお店には他店に無いオリジナルメニューが存在します。そのメニューとは「トムヤムクン小籠包」です。トムヤムクンが小籠包に??? それではメニューを紹介しましょう。

小籠包
Steamed Pork Dumplings 
50バーツ
まずは何と言ってもお店の看板メニューでもある小籠包。せいろの蓋を開けた瞬間、モワ~っと湯気が上がり、出来立て熱々の小籠包がお目見えしました。
艶のあるしっとりとしたモチモチ半透明の白い皮から薄っすらと透ける、中の具と肉汁。皮が破れないように、そーっと箸でつまんでレンゲの上に乗せて、素早く頬張ろうとしました・・・がストップ。慌ててはいけません。何も考えずに口の中に入れるとヤケドする程、中のスープはものすごく熱いのです。ここは慎重を期してゆっくりと食す事にしましょう。

【お店の方のアドバイス】
「中のスープがこぼれ落ちない様にレンゲに乗せて、皮の上の部分を少しかじって小さな穴を開け、そこから少しずつ中のスープを吸ってから食べればヤケドする事なく美味しく食べる事が出来ますよ」

その通りに食べてみたナビ。プチっと皮をかじってスープをすすり、そしてパクっと口の中に入れてみると・・・豚肉のゼラチン質から染み出た芳醇でコクのあるスープが口の中一杯に広がり、その美味しさは頭のてっぺんから足のつま先まで駆け巡りました。もぐもぐ噛み締めてそしてゴクリと飲み込み、口から出た感想は「幸せ~」でした。酢と醤油を合せたショウガと一緒に食べるとより味に深みが増します。
小籠包も鮮度が命。作り置きをせずに常に新しくこしらえているとこ事。皮作りから全て、お店にて一つ一つ丹精込めて手作りされています。そしてこの小籠包、上の部分のヒダが24本入っています。美味しさの秘密の一つにこの24本のヒダが関係しているそうです。一つの大きさがこんなに小さいのに均等に24本のヒダが入っているなんて、まさに職人の芸術技。

トムヤムクン小籠包
Steamed TomYumKung Dumpling 65バーツ
さて、気になるオリジナルメニューのトムヤムクン小籠包です。トムヤムクンの酸っぱくて辛い味が、一体どういった形で小籠包となって登場するのだろう?と不思議に思いながら食べてみる事にしました。
豚肉の小籠包との見た目の違いは、上にちょこんと乗せられた海老のミンチ。これが目印です。もっと赤い色をしているのかと想像していましたが、特に見た目的には違い無し。あまり期待せずに口に運んでみると・・・ビックリ!意外とどころかかなりイケル。クリーミーでとてもまろやかなトムヤムクンスープが中の具とマッチ。酸味と辛味は抑え気味なので、小籠包の香ばしさが十分に引き出されています。
上海料理と言えど場所はタイ。せっかくだからタイらしさも出したメニューを、との事で考え出された一品で、今やお店で1,2を争う人気メニューなのだそうです。

◎小籠包以外にも、約60種類のメニューが用意されています。

銀杏入りエビのチリソース
Stir-Fried Prawns with Hot&Spycy Sauce 270バーツ
銀杏入りのエビチリです。甘さ、辛さ、酸味味がバランス良く取れたチリソースがプリプリ海老にたっぷりと絡んだ、見た目にも華やかな一品。一見辛そう、と思いましたが、味は思った程辛くも濃くもなく、さっぱりと頂けました。

揚げしいたけのバジル炒め
Stir-Fried Manchurian Mushrooms with Crispy Holy Basil 90バーツ
揚げたしいたけのバジル炒めです。衣がカラッと揚がった肉厚のしいたけが甘辛ソースで味付けされています。少しピリッと効いた唐辛子も入っており、ご飯が欲しくなる、食の進む一品。もちろんお酒にも良く合う料理です。

上海ヌードル
Shanghai Noodle 50バーツ
上海ソバです。粉臭さの無い、コシの有るそうめんのような細麺に油で炒めた干し海老とネギをトッピング。醤油ベースのシンプルな優しい味付けなのでツルツルっとノドを通りました。付け合せとして海苔が入った中華スープがセットです。麺は店内にて手打ちされた出来立て麺です。

ホットウーロン茶
Hot Wu-Long Tea 50バーツ
中華を食べていて欲しくなるのがウーロン茶。渋みの抑えたお茶なので飲みやすく、口の中の脂分をさっぱりと流してくれます。

コーンとタロイモのフライ
Pan Fried Corn&Taro Cake 70バーツ
締めのデザートはタロイモフライを注文しました。サクサクの薄い衣の中に、裏ごしされたトロトロ・ふわふわのタロイモと細かくカットされたトウモロコシが入ったフライ。甘さ控えめのアジアンデザートです。甘い物ってやっぱり別腹ですね~。いくらお腹一杯に食べた後でもデザートはすんなり入ります。
全体的に薄めの味付けの上海料理は、日本人の口に良く合う料理だとよく言われます。辛い・甘い・酸っぱいとはっきりとした味付けを好むタイ人にとっては少し物足りないと感じるお客さんも居ると、お店の方はおっしゃっていました。
ですが薄味の中から風味の違いを感じとる舌を持つ中国人や日本人にとっては深く頷ける味、十分堪能出来ました。美味しい小籠包を食べたい時はぜひこの「ゴールド・シャンハイ・ショウロンポウ」へどうぞ。以上バンコクナビがお伝えしました。

【場所】
BTS「チットロム」駅1番出口を出てスカイウォークを渡るとセントラルワールドプラザへと繋がっています。お店は6階のA(Atrium)ゾーンのレストラン街内、ZENデパート側に有ります。

記事登録日:2008-05-15

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-05-15

利用日
女性 男性