マハナガー

Mahanagaมหานาก้า

閉店・移転、情報の修正などの報告

多国籍のインテリアに囲まれた至極の空間の中で頂く、スクンビットに佇むタイ・フュージョン料理レストラン。

サワッディーカー!バンコクナビです。
一人で食事なら屋台や大衆食堂で満足のナビですが、大切な知人やお客様とお食事となるとそれなりに場所を考える場合、お店選びをするのに少々(かなりの場合も)気を使い、せっかくだから素敵な雰囲気で、且つ料理の内容も満足するものでなくては・・・と色々悩むナビ。今回そんなお悩みも一気に解決、「行って良かった、今日はありがとう~」と言ってもらえるお店「マハナガー」を紹介致します。
場所はスクンビット・ソイ29
「マハナガー」の場所はスクンビット・ソイ29です。BTS「アソーク」駅と「プロンポン駅」の丁度中間点で、どちらの駅からも約400メートルと余裕の徒歩圏内。スクンビット大通りからソイ29へ入ってすぐの所にありますが、コンドミニアムが多く並ぶ閑静な住宅街の中とあって、落ち着いた環境の中にゆったりと、そして堂々とした風格を持って佇んでいます。敷地が広く、周りの建物との距離がある為に外界の日常から切り離されたような独特なオーラを放っています。
サロン風のバー
クメール遺跡を思わせるかのような石仏のオブジェのエントランスを通り抜けてお店の入り口扉へ。お店の名前となるマハナガー、竜王の像が神々しく出迎えてくれています。ギーっと木の扉を開けると柔らかな照明の中に浮かび上がる店内にハッと息を呑みました。80年以上前に建てられたというコロニアル調の建物には古き良き時代の映画のワンシーンの中に出てくるようなクラシカルなカウンター、そして貴族の社交場のような耽美なサロン風のバー。ここで飲むお酒は格別の味となるでしょう。入り口からすぐのこの場所は主にお酒を楽しむ場所として毎晩多くの人が来店しています。レストランへはこのバーを通った奥のエリアとなっています。
マハナガーカクテル 180バーツ
バーでお店オリジナルカクテルを一杯。ルビーのような妖艶な輝きのカクテルはお店の雰囲気と同じような、落ち着いた優しい口当たりです。
多国籍のインテリアが融合
食事がメインとなるレストランは多くの柱が支える高い天井の下に置かれた装飾品の数々に豪華絢爛という言葉が似合います。南欧の明るい日差しを思わせる壁やインドのタージマハルのごとくキラキラとした光りものをはめ込み、イスラム建築の代表とも言える幾何学模様を施した格子、アラビアンナイトに出てくるような座席やその他民芸置物等目に入るもの全てが珍しいものばかりで興味が尽きません。まるでシルクロードを旅しているような幻想的な気分も味わえます。注文した料理を待つ間で見るにはあまりにも時間が足りません。
ここはどこ?の麗しのお手洗い
お店の方が「お手洗いどうぞ」と強く勧められたので、きっと手を洗って清潔な手で食事をしてもらう為なのだろう、と考えて向かいました。あ、ココかな~と入ったところあまりの煌びやかさにワァ・・・とため息。レストランのお手洗いにしては広過ぎるスペース。アロマの香りが漂いモンゴル遊牧民の住居を模したソファ、リラックス効果が高まる長居したくなるスペース。豪華なお手洗いって人に笑顔を与えてくれますね。
「マハナガー」の料理はタイ料理をベースに西洋風を取り混ぜた美味しさを追求したタイフュージョン料理。そして人気メニューを教えていただき注文しました。味わいはもちろん、食器や盛り付けも堪能して下さいね。

トムヤム・エビワンタン 180バーツ  Tom Yam Giew Goong
タイ料理と言えばトムヤムスープですよね。だけどナビが今まで食べて来たトムヤムスープとはかなり違う様相を呈しています。普通はエビを始めハーブ等の具材がギッシリと詰まったスープですが、マハナガーオリジナルのトムヤムは何とも見た目がシンプル。そして上品な酸味と辛さで万人が好む味付けとなっています。エビワンタンはエビそのもののすり身が入っており、まったりとしたエビ味噌も含まれています。他の食事の邪魔をしないアッサリ目のトムヤムは高感度の高い一品です。

ソフトシェルクラブのタマリンドソース炒め 260バーツ PooNim Nam Makham Prung
丸ごとがぶりと殻ごと食べることが出来るカニをタマリンドの果実の甘さを含んだソースで香ばしく調理された一品は、しっかりとした味付けながらカラっと炒められてサクサクと軽い感触で味わえる為、口当たりの良いスナック感覚で頂けて口へと運ぶ手が止まりません。どのお酒とも相性が良さそうです。

ホーモック・ロブスター 1000バーツ Lobster Hoh Mok
ロブスターが丸ごと蒸し物となって登場しました。ロブスターをココナッツと魚肉をカレー粉と共に調理されたこの料理はプリプリのロブスターの身とホロホロっと口の中でとろける魚肉の部分両方の食感が楽しめる何とも豪華で欲張りなメニュー。栄養のバランスを考えて甲殻類の一品だけでなく、炭水化物も摂取出来るようにと付け合せにパスタが添えられた一工夫なメニューとなっています。

マンゴーのもち米添え 150バーツ Mango&Sticky Rice
最後はやっぱりデザートで締めなきゃ、ですね。タイデザートとして人気のマンゴーにココナッツミルクを掛けたもち米と一緒に食べるものですが、このマハナガーでは一口サイズでパクリととても食べやすい大きさの、焼オニギリのような愛らしい3角形をしたもち米が添えられています。

マハナガースムージー
ドリンクはお店オリジナルのパッションフルーツのスムージーを注文しました。のど越し爽やかな酸味と甘さ控えめのビタミンたっぷり美容効果抜群のフルーティなドリンクです。
いかがでしたか? ただ食事するだけでなく、雰囲気も存分に楽しめるマハナガー。全ての場所で楽しめる造りなので、じっくりと腰を落ち着けてお店の雰囲気に呑まれながら心地良く素敵な時間が過ごせます。良いお店を知っているのね、とセンスの良さを買われること間違い無しのマハナガー、以上バンコクナビがお伝えしました。

行き方
BTS「プロンポン」駅5番出口を出てそのままスクンビット通りを進み、400メートル程でソイ29となります。もしくはBTS「アソーク」駅、地下鉄「スクンビット」駅からプロンポン方面(エンポリアム側)へ向かうと約400メートルでソイ29に着きます。ソイ29を入ってすぐの右手側にレストラン「マハナガー」があります。

記事登録日:2009-01-05

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-01-05

利用日
女性 男性