シロッコ

Siroccoซิรอคโค

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地上247メートル、世界一高い場所にあるオープンエアーのレストラン&バー。

サワッディーカー、バンコクナビです。
チャオプラヤー河沿いに建つ、金色に輝くドームを冠した5つ星ホテル「lebua(ルブア)」。ドーム部分には8つのレストランやバーが集まり“The DOME”という名のフード&ドリンク・コンプレックスを形成しています。その中でも、世界一高い場所にある屋外レストランとしてその名を轟かせる「SIROCCO(シロッコ)」は、今や外せないバンコクの名所のひとつとなっています。

扉を開ければ……

「SIROCCO」が位置するのは地上63階ですが、まずはエレベーターで64階へ。照明をぐっと落としたシックなバー「distil(ディスティル)」を左に抜けると、「SIROCCO」に通じるガラスの扉があります。ボーイさんに扉を開けてもらってデッキに進み出れば眼下に広がるのは、ダイヤ・真珠・ルビーにアメジスト……小さな色とりどりの宝石をちりばめたようなバンコクの夜景。思わず「ほぅ……」と言葉にならない溜め息が出ます。ただ高さがあるだけでは実現できないダイナミックさの理由は、やはりここが屋外であるからでしょう。しかも「SIROCCO」には視界を遮るものは皆無と言ってよく、言わば断崖に立っているような感覚。ダイレクトに目に飛び込んでくる迫力の景色は、まるで空を飛んでいるような気分にさせてくれます。この光景を目の当たりにして無表情でいられる人はいないのではないでしょうか。特別な人を連れていくときには、扉を抜けた瞬間にその人が見せる顔を見逃してはいけません。

別世界への階段

階段を1階分下りて「SIROCCO」に到着。席に案内されながら来た道を振り返ると、手前に噴水、そして階段、その向こうにはステイトタワーのシンボルである金色のドーム。なるほど、さっきナビはこのドームからここまで降りてきたのですね。ライトアップされた階段は、シンデレラが駆け降りた階段を恋に落ちた王子様の目で見ればかくやと思うほどにロマンティック。この階段が別世界へ足を踏み入れた気分にさせてくれる重要な装置であることに気付きます。階段の上のスペースでは毎日19時半から0時までジャズの生演奏があるのも気分を盛り上げてくれます。

バンコクの街を俯瞰する

地上247メートルにある「SIROCCO」。オープンエアのレストラン・バーとしては世界一の高さです。蛇行しながら流れるチャオプラヤー河をこんなに先まで見渡したのは初めて。ライトアップされた寺院、無数のビル……。下界にいれば煩わしい交通渋滞も、この高さから見れば小指の爪の先ほどの些事。

「SIROCCO」=風

「SIROCCO」はイタリア語で、初夏に地中海の上をアフリカに向けて吹き抜ける季節風のこと。これはまさに言い得て妙のネーミングで、高層でかつ屋外ということで「SIROCCO」は常に風の通り道、時には強めの風が強く吹くことがあります。この風がまた見下ろす景色に臨場感を与えているんですね。150の座席は夕暮れを待たずすぐ埋まってしまうので、予約は必須。オンライン予約も可能です。大人が節度を持って絶景を愉しむ場所ということで7歳以下の子供は入場できません。グループでの来店は20名まで。もちろん雨天時のフォローもしっかりしていて、DOME内のレストランか展望台になっている67階のファンクションルームにテーブルを確保し案内してくれます。

夏のおすすめメニュー

きれいな夜景で胸をいっぱいにした次は、新鮮なシーフードを使ったコンテンポラリー・メディテラニアンでお腹を満たしましょう。メニューの約1/4を2-3ヵ月に一度更新するという「SIROCCO」、夏に向けてのおすすめ料理をいただきました。
Blue fin tuna and avocado tartar, fresh fennel salad and anis favored sauce 930バーツ++
マグロの赤とアボガドの黄緑がきれいな2層をなす一皿。上に乗っているのはフェンネル(和名ウイキョウ)というセリ科の植物。地中海沿岸部が原産で、地中海料理には欠かせないものです。ところでこのマグロ、ただものではありません。日本ではクロマグロや本マグロと呼ばれるBlue fin tuna。通称が「黒ダイヤ」という最高級マグロです。ふわりとまとまった円柱の一角を崩して口に運んでみました。とろけるような舌触りの中に、カリカリと香ばしい歯ごたえが。ん? マグロとアボガドがまったりと絡みあうのは想像通りでしたが、中にクルトンが忍ばせてあったとは。アボガド・マグロ・クルトンの順番でコクを残しながら溶けていくところに、オニオンとポテトピューレがベースの酸味を利かせたソースがよく合います。さらに野菜ともハーブともつかないフェンネルのかすかな苦みが、全体を繊細な味わいに仕上げています。
Maine lobster Thermidor with spaghetti tossed in tarragon scented lobster jus 3,100バーツ++
言わずと知れたロブスターの名産地、アメリカ東海岸のメイン州産のロブスターを使った贅沢な1品。ちなみにこちら、お値段もメニューの中で最高峰。半身にしたロブスターにホワイトソースをかけオーブンで焼くという、テルミドール風の調理法で仕上げています。ソースが魅惑的な赤い色をしているのは、ロブスターの頭の部分からとったスープに加えてミソの部分がたっぷり入っているから。ソースの濃厚さと引き締まったロブスターの歯ごたえが絶妙にマッチ。たとえグーを出しても勝てないであろうハサミの大きく肉厚なこと! 口中をロブスターの風味で満たす幸せは、ちょっと他のものとは比べられません。そして特筆すべきは、付け合わせのパスタ。完璧なアルデンテのゆで加減もさることながら、ロブスターのソースに加えられた、ヨモギのような風味のハーブ・タラゴンの甘いような苦いような風味が後を引くおいしさでした。

天空のBAR

「SIROCCO」のデッキからさらに突出したアメージングな場所にあるのが、スタンディング形式の「SKY BAR」。天空のBARと呼ぶにふさわしい、宙に浮いているかのような気分が味わえるロケーションです。「SIROCCO」での食事の前後酒はここで、もしくは「SKY BAR」のみの利用も可能。「SIROCCO」での写真撮影は、プライバシーへの配慮と撮影に夢中になって階段を踏み外すなどの事故防止という2つの理由で基本的にNG。ただし「SKY BAR」から外に向かっての撮影はOK。みなさんうっとりした表情でシャッターを切っています。「SKY BAR」の料金帯は、グラスワイン630++~、クラシックカクテル410++~、シグネチャーカクテル450++~、ビール320++、コニャック950++~、ウィスキー380++、フルーツネクター390++、コーヒー・紅茶340++~。
7色に色を変えるカウンターの周りでは、世界中から集まった「SIROCCO」ファンが思い思いにグラスを傾けています。週末はパーティーさながらの盛り上がりを見せる「SKY BAR」。じっくり腰を落ち着けて静かに過ごしたい人には、「DOME」内のアジアンシーフード「breeze(ブリーズ/52階)」やイタリアンレストラン「mezzaluna(メザルナ/65階)」もおすすめです。

色んなシチュエーションで訪れたい場所

客層はカップルと旅行客がほとんどかと思っていましたがさにあらず。バンコク在住の外国人やセレブタイ人のリピーターも多く、またビジネスのカンファレンスで使われることもしばしば、いろいろなシチュエーションで選ばれる場所です。旅行情報誌「コンデ・ナスト・トラベラー」の読者アンケートで“ホットテーブル(2005.2007)”“ホットナイト(2005)”や、アメリカンエクスプレス誌の“マイ・フェイバリット・インターナショナル・レストラン(2007)”に選ばれるなど、数々のアワードにも輝いています。

周りに遮断物を作らない大胆なオープンエアーの造り、計算しつくされたライトアップ、風を感じながら頂く地中海料理……。地上247メートルというロケーションを最大限生かした非日常の演出はお見事。「他の追随を許さない」という言葉がぴたりと嵌まる、唯一無二の場所であることを改めて感じました。パノラマが視界いっぱいに迫ってきたときの空を飛んでいるような感覚はしばらく忘れられそうにありません。バンコクナビがお伝えしました。
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記事登録日:2009-06-08

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関連タグ: 夜景 高級レストラン

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-06-08

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