ザ・フーディー

The Foodieเดอะฟู้ดดี้

閉店・移転、情報の修正などの報告

シーロムエリアでのランチ、ナビのイチオシ

サワディーカップ バンコクナビです。
先日お伝えした、BTSチョンノンシー駅近くのホテル「グロウ トリニティ・シーロム」の取材のあとに立ち寄った同館内のレストラン、「The Foodie(ザ・フーディー)」。
一般的なタイ料理のレストランと見せかけて、これがなかなか小技の効いた美味しくて手ごろなレストラン。
ということで、ナビで紹介することにしました。

意外に古い歴史

こちらの「フーディー」の創業は1996年、その頃はスクムビット通りに店を構えていたそうですが借地権などの問題で、プラチャチューン通りへ。その後2007年に現在の場所、ホテル「グロウ トリニティ・シーロム」の1階にもオープンしました。

程よい広さと活気のある店内

広すぎず狭すぎず、丁度よい店内にはテーブルが約20、思いのほか広々と感じる店内です。大き目のガラス窓と、キッチンを見渡せるカウンター。どちらもとても綺麗に整然としていて、思いのほか心地よい空間です。そして、隣接するオフィス・ビル兼コンドミニアム、「トリニティ・コンプレックス」をはじめとして、周囲のオフィスで働くビジネスマンやOLさんがお昼時になると一気に集まってくることもあり、とても賑やか。あっという間に満席になってしまう、ランチタイムの人気店でもあります。

タイのランチタイムを満喫

折りしもランチタイムに訪れることとなったナビ。店内は、どのテーブルもシーロム界隈で働くビジネスマンやOLさんで埋まって、とても賑やか。ホテルに宿泊している外国人の姿も見かけます。どこをとっても、いかにもタイらしい雰囲気で寛げます。
その料理はというと……、おかずを複数頼んでご飯は一人一皿。みんなでおかずを突きつつ、わいわいお喋りしながら食べるのがタイスタイル。おかずはスープ、ヤム(和え物)、野菜系、肉系などまんべんなくオーダーするのがタイでは一般的。この日は同行したタイ人の友人にお任せしちゃいました。
写真つきのメニュー

写真つきのメニュー

本日のオススメ

本日のオススメ

これがプロの味? 絶妙な味加減と火加減

ごはんはスタッフがお皿によそってくれます

ごはんはスタッフがお皿によそってくれます

どの料理もタイ料理らしくしっかり、甘さ・塩辛さが際立つドッシリとした味付けとハーブやコショウ、ガーリックの風味などが利いていて思わずご飯が進んでしまうものばかり。
そして、何より感心したのが素材への絶妙な火加減。心地よい歯ざわりや瑞々しさをのこしていながら、決して生焼けではない丁度よい火加減は、そう易々とはお目にかかれないもの。個人的には「ちょっと濃いかな?」と思う味付けですが、それを補って余りある熟練の技のように思えます。
それでは、料理をご紹介しましょう。

1. プリック・キン・プラードゥック・フゥー(พริกขิง ปลาดุกฟู) 100バーツ+
ナマズの身をこんがりと炒り揚げた、ふりかけ風のおかず。しょうがの風味と甘さは日本人にも受けそうです。

2. ムーサームチャン・トート・ナムプラー(หมูสามชั้นทอดน้ำปลา) 85バーツ+
豚の三枚肉をじっくり上げてナンプラーで味付けしたもの。脂が落ちきった豚バラ肉は香ばしくてサクサクとしています、揚げ物のバラエティが豊富なタイならではの料理。

3. ゲーンペッド・ペッドヤーン(แกงเผ็ดเป็ดย่าง) 150バーツ+
炙ったアヒルの肉がたくさん入ったゲーン(タイ風カレー)。一見辛そうですが、タマリンドなどフルーツの甘さがいいアクセントになっていて、それほど辛さは気になりません。

4. カーウ・タン・ナー・タン(ข้าวตังหน้าตั้ง) 75バーツ+
ちょっとしたおやつにも最適。サクサクに揚げたご飯と甘めの粕汁っぽいディップの組み合わせ。ナッツの風味が利いています。

5. ドーク・カジョン・パッド・クンサップ(ดอกขจรผัดกุ้งสด) 110バーツ+
カジョンという花のつぼみと粗く刻んだ海老の炒め物。カジョンの何ともいえない山菜っぽさとニンニクの風味が利いています。

6. タッブ・ムー・トート・グラティアム(ตับหมูทอดกระเทียม) 80バーツ+
豚レバーのニンニクの炒め物。レバーはプリプリで臭みも皆無。山盛りのパクチーとニンニクで、なんとなく元気が出そうです。

7. ルークターン・ローイケーオ(ลูกตาลลอยแก้ว) 55バーツ+
熟した砂糖椰子の実から作ったタイ風スイーツ。クラッシュアイスと一緒にいただきます。

タイのというよりバンコクのお昼時の料理、いかがでしたか?
お昼時になると、オフィスビルから人々が街へ繰り出し、思い思いの店で仲のよい同僚と楽しく語り合いながら食事をするのがタイの一般的な光景です。
ぜひみなさんもタイ人に混ざって、「フーディー」でのランチタイムを体験してみてください。
以上、バンコクナビがお伝えしました。

記事登録日:2010-01-08

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-01-07

利用日
女性 男性

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