テンフェイス バンコク

タイの古典がテーマ

「テンフェイス」のテーマは、タイの古典『ラーマキエン物語』。そこに登場するのが、10の顔を持つ魔王「トサカン」。その20の眼で、常人には見えないものを見通す力を持つという知と智の象徴として描かれています。そんなトサカンにインスピレーションを受けて造られたのが、ここ「テンフェイス」。曰く、「斬新と言われるもののヒントは、必ず伝統あるものに中にある」。温故知新というやつですね。
ホテル内は、「テンフェイス」的古典の解釈が元になったデザインで隅から隅まで統一されています。あえて照明を落としたフロントはとても親密な雰囲気を漂わせていて、自分だけが知っている特別な場所に来たような気分にさせてくれます。

選べます1、枕

ベッドは天蓋付き。落ち着いた雰囲気にしっくりと馴染んで、厭味のない高級感を醸し出しています。うれしいのは、枕の種類がリクエストできること。しっかりと首を支えてくれる固めのFIRM BALL FIBER、弾力のあるクッションのCOUNTOR MASSAGE、通気性に優れていてムレないBACKWHEAT HULLS、形状記憶材質のCONTOUR PILLOWから選ぶことができます。
ちなみにオーダーシートのＺは、寝息の“Ｚｚｚz”です。あなたの安眠のために、というわけですね。

選べます2、バスアメニティ

シンプルでベーシックなデザインの浴室は全室バスタブ付き。バスタブ用のコックに加えて、シャワーが2つついています。オリジナルのタイハーブを使ったバスアメニティ（シャンプー・コンディショナー・バスジェル・ボディローション）は、「ロータス（蓮）」「レモングラス」「マンゴスチン」「チリ」の4種類からリクエストできます。

TWO-BEDROOM PREMIER SUITE　Room1708

11部屋ある2ベッドルームプレミアスイートは125平米。面積が増えた分、キッチンスペースが独立し、リビングのスペースが広くとられています。大胆さと繊細さが同時に存在するデザインに、高揚感とリラックス感の両方を感じます。
1部屋だけというTENFACE SUITEは、お客様がいらっしゃるので……とのことで残念ながら見せてもらえませんでした。142平米のペントハウスタイプのお部屋、どんな方がお泊りなのでしょうか。うらやましいです。

無料サービス＆アメニティ

ルームアメニティの他に、BTSカードの1日乗り放題パス、オリジナルバンコクマップ、Wi-Fiインターネット接続、国内通話、プルンチット駅までのトゥクトゥク送迎が無料でサービスされます。ユニークなのが、オリジナルセレクトの楽曲が入ったiPod nanoの貸し出し。チェックアウト時に要返却です。

ルームアメニティ

バスアメニティ

THE SITA BAR　11:00－25:00
トサカンが恋したシーダ妃の名をとったバー。エキゾチックな雰囲気です。バンコクのファッションや出版業界の会社のパーティーがよく行われています。

いかがでしたか？　国外のメディアからも注目されている「テンフェイス」。
ナビが取材にうかがった日も、タイのテレビ番組の取材が入っていました。
廊下やエレベーターの中など、どこに目をやっても隙のないデザインの完成度の高さが印象的でした。
お洒落度とサービス度が同じくらい高いので、カップルも友達同士も年配の方も、年代を問わずくつろげるホテルです。
以上バンコクナビがお送りしました。