プレジデント パーク バンコク

President Park Bangkok

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プレジデント パーク バンコクはファミリー向けホテルで、バンコクのクローントゥーイ周辺に位置し、近隣にはハンガリー大使館、エンポリアム ショッピング コンプレックス、ターミナル 21 ショッピングモールがあります。その他の近隣の見所にはゲイトウェイ エカマイ モール、J アベニュー トンローもあります。

サワッディーカー、バンコクナビです。
旅先での滞在先、豪華なところでどきどきもしたい、でもリラックスもしたい。ホテル並み、いやそれ以上に充実した設備に、家にいるような居心地の良さをプラス、極めつけは、リーズナブルな料金…。そんな理想的な滞在先があるの? はい、あるんです、それが、最近俄然注目を集めつつある、サービスアパートへの滞在。長期滞在者の立場で設計してあるために、居心地のよさは抜群、それを短期滞在でおいしいとこ取りできちゃうと聞けば、もう利用しない手はない!ですよね。
今回ナビがおじゃましたのは、スクンビット24番路地にある、プレジデントパーク・サービスアパートメント。この何をかくそう、ナビが借りているアパートは、ここの目と鼻の先。前を通るたびに、中の様子が気になっていました。これは良い機会、ということで、猫の額のようなつつましい我が部屋との違いをこの目でしっかり見てきました。
◆ 便利なロケーション&駅からの送迎サービスあり
プレジデントパークのあるスクンビットプロンポン駅周辺は、駅前のエンポリアムデパートなどのショッピングスポットや、アジアハーブアソシエイションなどのスパ・マッサージ店も豊富なので、観光を楽しむには最高のロケーション。
アクセスは、BTSプロンポン駅で下車後4番出口を出てください。そして、駅のすぐそばにあるエンポリアムデパートの、向かって左側にあるスクンビット24番路地をひたすら真っ直ぐ、1kmほど歩いてください。スクンビット24番路地とパラポンパニット通りが交差する辺り、左手にキャンプデイビスホテル[CAMP DAVIS]を見たはす向かいに、プレジデントパークはあります。
えー、1キロも歩くの?と思ったあなた、ご心配は要りません、プレジデントパークには、スクンビット24番路地の入り口から、3輪自動車トゥクトゥクの無料送迎サービスがあるのです。このプレジデントパーク専用のトゥクトゥク、純白でなんとも上品な代物。白馬、ならぬ白トゥクトゥクのお迎え、これを使わない手はありません。BTSプロンポン駅に着いた後、ホテルに電話をすると、お迎えがやって来ます。
◆ ゆったりロビー
トゥクトゥクに揺られて、あっという間に到着。それでは早速中に入ってみましょう。
やはり、その空間の印象の決め手は色使い。プレジデントパークのロビーの内装に使われている色たちはどうでしょう、とぐるりと見渡してみると、頑丈そうな濃い目の木のブラウン×白の壁、ベージュの床、そしてスモーキーピンクのソファにはパステルカラーのクッションが行儀よく並び…、うーん、暖色系のやさしい色遣いで、ふぅーっと心が和みます。そしてレセプションでは、椅子に座ってらくらくチェックイン・アウト。こじんまりとしてアットホームな雰囲気と、ほんわかした色のセレクトが良く合っています。
プレジデントパークから、プロンポン駅(エンポリアムデパート)までのトゥクトゥクサービス(無料・午前8時~午後8時)は、1時間に一本。午前8時から11時は、30分に一本の割合で運行しています。利用の際には、ベルマンに一声かけてもらえればOK。

お部屋紹介

プレジデントパークは、メイフロアータワーとメイプルタワーの2つのタワーに分かれています。メイフロアータワーのお部屋は、大理石の床、バスタブはなし。一方メイプルタワーの部屋はフローリングの床で、バスタブ付き。日本人に人気があるのは、やはりバスタブのあるメイプルタワーということで、今回ナビが見せてもらったのは、こちらのタイプのお部屋。

◆ デラックススタジオ
それではお部屋をご拝見。はじめにおじゃましたのは、デラックススタジオ(43平方メートル )。まずドアの前に立って、その木製のがっしりしたドアからそこはかとなく漂うプライベート感に、思わず心の襟を正したナビ。普段、他のホテルの取材の時にはドアを開けて何気なくすっと入るナビですが、コンコンコンと、きちんとノックをしてから入りたくなりました。
中は、ウッドベースの温かみのある内装。そうそう、この引き出しの取っ手がしっくりと手になじんで…って、あれ?さっき入ったばかりなのにもうこの部屋に愛着を感じ始めている自分にびっくりです。
個人的にも料理好きなナビにとっては、キッチンが付いているのがうれしい。用具や食器は一通り揃っていますが、たとえ本格的な料理はしなくても、まるごと買ってきた果物を切って食べたり、タイのインスタントラーメンを味見してみたり、もしナビならあれもしたい、これもしたいと、想像が膨らみます。
浴槽があるタイプのこのお部屋ですが、浴槽とは別にシャワールームもあり、外出先から戻ってきて、汗をさっと流すだけの時に便利です。バスアメニティは、プレジデントパーク内に入っているスパ、アナンダスパのプロダクトで品質二重◎。

◆ オーキッドスイート
お次は、オーキッドスイート、80平方メートル。入ってまず目に入るのが、木製の間仕切り。格子状になっているので圧迫感はゼロ。お洒落で機能的に空間を隔てています。
そして、部屋を歩き回ってしみじみ感じるのは、やっぱり広い…ということ。自分のワンルームの部屋がウサギ小屋に思えるほど広く感じたナビでした。やはりこの広さはサービスアパート最大の魅力、普通のホテルではこうはいきません。
リビングスペースに置かれているソファは、下の部分を引き出せばベッドにもなる優れもの。そして洗濯機もDVDプレイヤーもアイロンも付いているなんて、これで自分の家のようにくつろぐなという方が無理な話。さすが『生活』に照準を合わせているだけあって、書斎コーナーも設けられています。
このお部屋も、もちろん浴槽とシャワールームのダブル完備。明るく清潔なタイル張りのバスルームで、のびのびと思う存分リフレッシュできそうです。

◆ 客室共通アメニティ
セーフティボックス・カードキー・電話・目覚まし時計
冷蔵庫・ポット・お茶セット・ミニバー・電子レンジ・食器・電磁調理器・消化器
ドレッサー・テレビ・DVDプレイヤー・インターネット接続
無料のミネラルウォーターのサービス(1日2本)があります。
インターネット使用料は、1日220バーツです。
スイートルームには洗濯機と洗剤が付きます。

◆ 浴室共通アメニティ
スリッパ・バスローブ・アイロン・アイロン台
バスタオル・フェイスタオル・ハンドタオル
石けん・ボディソープ・シャンプー・乳液・シャワーキャップ
コットン・綿棒・つめやすり・くし・歯ブラシ・拡大鏡
バスアメニティは、アナンダスパのものです。

付帯施設

◆ プール 09:00-19:00
プールのある『The Capitol Club』は、隣のコンドミニアムと共有のため、館内を少し歩く必要がありますが、黄色い案内ラインを辿っていけばすんなりOK。
プールは、大人用、子ども用、ジャグジーと3種類。プールサイドにはレストランもあります。
プールと同じ敷地内には子ども用のプレイスペースがあり、地面には緩衝材が敷かれているので、安心して元気いっぱい遊ばせてあげることができます。

◆ フィットネス 06:00-22:00
別棟になっている“The Fitness Dome”は、通常のマシンに加えて、ボクシングのサンドバッグ、ロッククライミング用の壁まで完備の、一大スポーツ空間。もちろん、ホテル宿泊者は無料で使用できます。その名の通り、ドーム型の天井からさんさんと太陽光の降り注ぐ明るい空間で流す汗はさぞかし爽やかだろうなぁと想像するナビ。
更に、館内で売られているアイスクリームがローファットだったり、フィットネスの使用には年齢制限(15歳以上)があることからも、その本格さがうかがい知れます。じゃぁこどもたちはその間どうしてればいいの!はい、1時間60バーツ、30分40バーツでプレイステーションが使えるコーナーがちゃんとあるんです。いやはや、ぬかりなし、ですね。

◆ 『ANANDA SPA』 09:00-22:00
プレジデントパークには、アナンダスパが入っています。アナンダスパで一番人気のコースは、温めた石を使ったマッサージで体内にはびこる毒素の排出を促進させる、ホットストーンセピー(90分250バーツ/税サ別)。このトリートメント目当てで通ってくるお客さんも多いんだそう。ナビも興味津々でしたが、試してみるのは次の機会におあずけ。

◆ 『BAAN PRESIDENT』 05:00-23:00
ロビー脇には、タイ&コンチネンタル料理のレストラン『BAAN PRESIDENT』があります。ブッフェ形式の朝食を頂くのも、こちらのレストラン。
通常メニューには、辛い料理やベジタリアンメニュー、シェフのおすすめにはそれを示すマークが、さらに日本語訳までもがついていて至れり尽くせり、スタイルや好みに合わせてスムーズにオーダーできるように工夫されています。午前中の日差しが柔らかいうちは、テラス席に座って、シェフのおすすめ、ロースとダックとパイナップル入りレッドカレー(130バーツ)などいかがですか。

◆ 『牡丹亭』 11:00-22:00
プレジデントパークに隣接する日本食レストラン『牡丹亭』には、【帆立きのこ天ぷら(250バーツ)】や、【鮭と鮭の皮を使った巻き寿司(180バーツ)】、さらに在住日本人の間で“幻の焼酎”と呼ばれて話題の的となった『南蛮古酒』(1本800バーツ)など、日本人の心を芯からくすぐるメニューが豊富に揃っています。

いかがでしたか?サービスアパートの良さは、実際にそこで生活する人の視点で設計やサービスの提供がされていること。それは、部屋の広さやDVDプレイヤーなど、必要不可欠“プラスアルファ”の設備に表れています。その“プラスアルファ”の快適さを、短期でも十分享受できるサービスアパートメントへの滞在は、よりリーズナブルに、より快適にと進化を続ける旅の滞在スタイルの鍵を握っているのではないでしょうか?
と、そのコンセプトのすばらしさで久しぶりにナビの頭を活性化させてくれた、プレジデントパーク探訪でした。

記事登録日:2006-08-29

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2006-08-29

スポット更新日:2019-04-17

利用日
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