【レシピ】プー パッポン カリー

ほなみ先生の料理教室、第9回目は「プーパッポンカリー(蟹のカレーいため)」です。旅行者にも在住者にも大人気のこの料理をご自宅でどうぞ。

サワディーカー!今年も残すところあと1ヶ月となりました。気温もグッと下がり、外はすっかり冬。それに比べて、バンコクは降水量も非常に少なく、一年の中でもっとも過ごしやすい季節ですね。「あ・・・バンコクへ行きたいな~♪」と日本が寒くなれば寒くなるほど思うのでした。
さて、年末から年始にかけてはクリスマスそしてお正月とイベント続き!
そこで、第9回目はタイ料理の人気メニューでもあり、見た目もゴージャスでおもてなし料理として最適な一品「ワタリガニのカレー炒め とろとろ卵とじ(puu phat phong krarii)」をご紹介します。
カニの旨みに、カレーの風味、そして、とろとろの卵が加わったこの料理はそれぞれの絶妙な味が絡み合い、一度食べ始めると、あまりのおいしさに止まらなくなってしまうほど。もちろん、ごはんとの相性も抜群で、気づくと恐ろしいほどの量を食べていることもしばしば・・・・・・。まるで魔法のような味わいなのです。
ワタリガニは今が旬。また、鍋の季節でもあるので、簡単に手に入れることが出来ますね。今年は、これからご紹介するワタリガニのカレー炒めに、今までこちらで掲載したタイ料理8品の中からいくつかを加えて、タイ料理で楽しいクリスマスやお正月を過ごしてみてはいかがですか!?
それでは、早速、挑戦してみましょう。

○作り方○

1. ワタリガニは食べやすい大きさに切る。

1. ワタリガニは食べやすい大きさに切る。

2. 玉ねぎは串切りにする。

2. 玉ねぎは串切りにする。

3. セロリは斜め薄切りにする。(葉も取っておく。)

3. セロリは斜め薄切りにする。(葉も取っておく。)

4. ニンニクはみじん切りにする。

4. ニンニクはみじん切りにする。

5. 赤唐辛子は輪切りにする。

5. 赤唐辛子は輪切りにする。

6. 卵は割りほぐしておく。

6. 卵は割りほぐしておく。

7. フライパンに油を入れ、ニンニクを香りが出るまで熱したらワタリガニを加えて火を通す。

7. フライパンに油を入れ、ニンニクを香りが出るまで熱したらワタリガニを加えて火を通す。

8. 玉ねぎを加えて炒める。

8. 玉ねぎを加えて炒める。

9. 鶏ガラスープとココナッツミルクを加えてひと煮立ちさせる。

9. 鶏ガラスープとココナッツミルクを加えてひと煮立ちさせる。

10. オイスターソース、シーイウカオ、シーズニングソース、ナムプリックパオ、砂糖、カレー粉を加えて味を整える。

10. オイスターソース、シーイウカオ、シーズニングソース、ナムプリックパオ、砂糖、カレー粉を加えて味を整える。

11. 全体に卵を流し、さっくりと炒める。

11. 全体に卵を流し、さっくりと炒める。

12. セロリ、セロリの葉、赤唐辛子を加えて軽く混ぜたら火を止める。

12. セロリ、セロリの葉、赤唐辛子を加えて軽く混ぜたら火を止める。

13. お皿に盛り付けて出来上がり!お好みでごはんと一緒に食べてもおいしいですよ。

13. お皿に盛り付けて出来上がり!お好みでごはんと一緒に食べてもおいしいですよ。

ナムプリックパオとは焼いた唐辛子にホムデン、ニンニク、砂糖etc色々なものを混ぜ合わせて作ったペーストのこと。トムヤムクンに使われることで有名ですが、この他にも、炒め物などの色々な料理に使われ、ちょっぴり辛めの独特の甘みやコクを出すのには最高の調味料です。色々な種類のナムプリックパオが売られていますが、私の一番のお気に入りは青の蓋が目印のメーパノム。同じナムプリックパオでも、辛さが異なったりなど色々と違いがあるので、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。

○アレンジCOOKING○

とろとろ卵のカニカレー風味パスタ
残ったとろとろ卵に海老やイカなどを加えて、茹でたてのパスタと和えてみましょう。
お皿に盛り付けて、パクチーを添えればカニの旨みがギュッと詰まったカレー風味のカルボナーラの様なパスタの出来上がりです。お好みで粉チーズをかけてもおいしいですよ。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-11-27

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