街中屋台のお惣菜屋さん

タイ人の『お母さんの味』は屋台の味!街なかにあるお惣菜屋さんのメニュー紹介!

サワッディーカー、バンコクナビです。
『犬も歩けば屋台に当たる』と誰が言ったか、屋台や簡易食堂などの外食が盛んなタイ。値段もバリエーションも申し分なく、一人暮らしは勿論のこと、小家族の場合外食の方が安く済むこともしばしば。夫婦共働きである場合は、夕食にお惣菜屋さんで買ってきたものが並ぶのは当たり前のこと。バンコクの子どもにとって、『お母さんの味』は『馴染みの屋台の味』であるといってもあながち言い過ぎではありません。じゃぁそれってどんなメニュー?ということで、今回ナビは、日本でいう『一膳飯屋』、バンコクの屋台風お惣菜屋さんに行ってきました!
【店構え】
お惣菜を売るお店は、タイ語で『ラーン・カーオ・ゲーン』、直訳すれば『汁飯屋』と呼ばれます。おかずの入った銀色のバットが目印です。

■ メニュー紹介

1軒あたりのおかず数は、大体10~15種類。メニューは大体、炒め系と汁物系に大別されます。これをお皿に盛ったごはんの上にかけて食べます。

『ゲーン』カレー系
テーポー\n<br>パックブン(空心菜)を具に使った、ココナツミルクたっぷりのレッドカレー。

テーポー\n
パックブン(空心菜)を具に使った、ココナツミルクたっぷりのレッドカレー。

ゲーンペットガイ\n<br>鶏のつみれと丸ナスのレッドカレー。赤唐辛子がたっぷり入って辛い!

ゲーンペットガイ\n
鶏のつみれと丸ナスのレッドカレー。赤唐辛子がたっぷり入って辛い!

ゲーンキアオワーン\n<br>チキンのグリーンカレー。緑色は、乾燥させた緑唐辛子の色です。唐辛子の辛さとココナツミルクのまろやかさのハーモニー。

ゲーンキアオワーン\n
チキンのグリーンカレー。緑色は、乾燥させた緑唐辛子の色です。唐辛子の辛さとココナツミルクのまろやかさのハーモニー。

ゲーンペットプラーノーマーイ
<br>魚と竹の子のカレー。日本人にはちょっと匂いがキツイかもしれません。

ゲーンペットプラーノーマーイ
魚と竹の子のカレー。日本人にはちょっと匂いがキツイかもしれません。

ゲーンソムホワチャーターオ
<br>大根をタマリンドが入ったすっぱい汁で煮たもの。暑い時にはさっぱりしておすすめ。

ゲーンソムホワチャーターオ
大根をタマリンドが入ったすっぱい汁で煮たもの。暑い時にはさっぱりしておすすめ。


『パット』炒め物系
パットウンセン
<br>春雨を砂糖と白醤油で甘辛く炒めた、日本人にもなじみやすい味。

パットウンセン
春雨を砂糖と白醤油で甘辛く炒めた、日本人にもなじみやすい味。

パットヨートマラメーウ<br>
タイならではの青物。炒めすぎるとえぐくなってしまうので、さっと火を通すのがポイント。

パットヨートマラメーウ
タイならではの青物。炒めすぎるとえぐくなってしまうので、さっと火を通すのがポイント。

トガパオプラームックムーサーブ<br>
ホーリーバジルの炒め物。イカと豚のミンチが入っています。

トガパオプラームックムーサーブ
ホーリーバジルの炒め物。イカと豚のミンチが入っています。

パックファクトーン<br>
かぼちゃと卵を砂糖と白醤油で炒めたもの。ふんわり優しい味です。

パックファクトーン
かぼちゃと卵を砂糖と白醤油で炒めたもの。ふんわり優しい味です。

パットパックカドーン
<br>根菜の漬物で作った酸っぱいスープ。

パットパックカドーン
根菜の漬物で作った酸っぱいスープ。

パットカナナムマンホイ<br>
カイラン菜のオイスターソース炒め。

パットカナナムマンホイ
カイラン菜のオイスターソース炒め。

パットパックルワム
<br>野菜のミックスオイスターソース炒め。シンプルなだけに味付け勝負。

パットパックルワム
野菜のミックスオイスターソース炒め。シンプルなだけに味付け勝負。

ネームパットカイ
<br>北タイの、発酵米で酸味をつけたソーセージと卵を炒めあわせた、酸っぱい料理。

ネームパットカイ
北タイの、発酵米で酸味をつけたソーセージと卵を炒めあわせた、酸っぱい料理。

ノーマーイパットガイプムー<br>
たけのこの炒めもの。しゃきしゃきの歯ごたえが命です。

ノーマーイパットガイプムー
たけのこの炒めもの。しゃきしゃきの歯ごたえが命です。

パットペットムーパー
<br>豚肉の唐辛子炒め。

パットペットムーパー
豚肉の唐辛子炒め。

パットクルアンナイガイ
<br>鶏の内臓の炒め物。

パットクルアンナイガイ
鶏の内臓の炒め物。


煮込み・スープ系
パロー<br>茹でたまごとおあげの漢方煮。おでんに八角をいれたような風味です。\n

パロー
茹でたまごとおあげの漢方煮。おでんに八角をいれたような風味です。\n

ゲーンジュートパックカドーン<br>根菜の漬物をスープの具にしたもの。だしは豚骨です。\n

ゲーンジュートパックカドーン
根菜の漬物をスープの具にしたもの。だしは豚骨です。\n

トムヤムガイ<br>タイ料理の代表格、トムヤム(酸っぱ辛いスープ)も、グン(海老)ではなくガイ(鶏)入りでお惣菜メニューに。\n

トムヤムガイ
タイ料理の代表格、トムヤム(酸っぱ辛いスープ)も、グン(海老)ではなくガイ(鶏)入りでお惣菜メニューに。\n

【調理】
調理は、奥の厨房…と呼ぶにはちょっとせまい、台所のようなスペースで。路上にコンロやまな板を持ち出しての青空キッチンも!

■ 注文する

注文は、いたってシンプル。好きなメニューを指差すだけ。1皿あたりの値段は、選ぶおかずの種類数によって決まります、2種類で25バーツ、3種類で30バーツが相場。タイ人でも、料理名を言わずに指差すだけの人も多数。お持ち帰りするとき、大勢で食べる場合はビニール袋(おかず1袋約25バーツ、ごはん5バーツ)に、1人用のお持ち帰りは、発砲スチロールのボックス(値段は1皿分と同じ)に入れてもらえます。

【食べる】
ではさっそくいただきましょう!
テーブルの上には、唐辛子の輪切りを浮かべたナムプラー・ティッシュ・お水・爪楊枝などが並んでいるのでセルフサービスで。お水や氷は衛生的でない場合があるので避けたほうがベターです。
タイ人は、スプーンを右手に、フォークを左手に持って食べるのが普通。フォークでおかずやごはんを押さえて、スプーンですくって食べます。スプーンは肉を切り分けるナイフ代わりにも。
いかがでしたか?
エアコンの効いたレストランの食事もいいですが、たまには普段着のタイ人と肩をならべてかれらが普段食べているものを食べてみるのも、意外な発見があって面白いかもしれませんね!今回取材させてもらったスリウォン通りの屋台は特に回転が速く朝早くから夜遅くまで、客層も常連さんから観光客まであらゆる人がいるのでチャレンジしやすいと思います。
以上、バンコクナビがお伝えしました!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-01-09

ページTOPへ▲

その他の記事を見る