【コンビニスウィーツ食べ比べ】1 ヨーグルト・ゼリー編

コンビニで気軽に買えるカップデザートを、一挙に食べ比べ!

サワッディーカー!
バンコクナビです。 ちょっとしたときに、ヨーグルトやゼリーなどの軽いカップデザートが食べたくなることってありますよね?
タイでの滞在中、お出かけ先からホテルへと戻る帰り道に気軽にコンビで買える、〔ヨーグルト〕・〔プリン〕・〔ゼリー〕、そんなお手軽デザートを集めてみました。
買い集めたもの全てを、バンコクナビの日本スタッフとタイ人スタッフで試食して意見を出し合い、最後は勝手にグランプリを決めてしまおうというこの企画、栄光に輝くのはどのカップデザートか、味と結果を予想しながらお楽しみください!

■ ヨーグルト

まずはお手軽デザートの定番、ヨーグルトから。
タイのデザートは相対的に甘めですが、最近ではタイでも健康ブームに乗ってヘルシー系ヨーグルトがぞくぞく登場!
色んな要望に応えてくれる品揃えです。
また、乳製品はにんにくの匂いを押さえる効果があるといわれているので、タイ料理を食べたあとのデザートにはぴったりですね。
~ フルーツ系 ~
◇ イチゴ [MEIJI] 11バーツ

日本人:
「わぁ!すごく大きいイチゴが入ってる。さすが日系メーカー、商品の独自性の出し方を心得てるねー。口に入れた感じもジャムのイチゴほどペーストっぽっくなくてジューシー!」
タイ人:
「イチゴ入りは色んなメーカーが出しているけれど、イチゴの大きさはMEIJIがダントツ一番です。」

◇ ブドウ [DUTCHIE] 11バーツ
日本人:
「ブドウがごろっと入ってるのはいいけど、皮ごとだから後で皮が口に残る~。」
タイ人:
「甘酸っぱくておいしい!ヨーグルトにもむらさきの色がついているのがリッチな感じです。ブドウの皮?そんなの気にしませんよー。」

◇ ココナッツ [Nestle] 11バーツ
日本人:
「具として入ってるのはいわゆるナタデココ、というやつだね。ナタデココのしこしこ感とヨーグルトのとろとろ感はよく合ってる。」
タイ人:
「ウン・マプラーオ・オーン(=ナタデココ)は、タイ式に氷を浮かべたシロップと一緒に食べた方がおいしいです。」

◇ ミックスフルーツ [Nestle] 11バーツ
日本人:
「こういう“いろいろ入ってます系”は、パッケージに騙されてがっかりすることが多いけど、これはわりと忠実にパインもパパイヤも入ってる。トロピカルさはダントツだね。難点を言えば、カットがもう少し大きかったらいいのになー。」
タイ人:
「色んな味がいちどに楽しめて得した気持ちになります。」

~ ヘルシー系 ~
◇ プレーン [DUTCHIE] 12バーツ
日本人:
「出た!無脂肪ヨーグルト!これで甘さももっとしぼってくれたら言うことないね。」
タイ人:
「無脂肪なのに味がうすくなくて食べやすい。パッケージもおしゃれだし、毎日食べても飽きません。」

◇ コンニャク [DUTCHIE] 12バーツ
日本人:
「無脂肪ヨーグルトにこんにゃくゼリーが入って食べ応えがアップ。歯ごたえがしっかりしてる!」
タイ人:
「(タイ語発音で)コンニャキーってなんですか?味が無くて変な感じです。」

◇ メロン [DUTCHIE] 12バーツ
日本人:
「味がうすくてメロンぽくないねー。強いて例えると枇杷みたい。」
タイ人:
「可も無く、不可も無く、といったところです。」

◇ アロエ [foremost] 12バーツ
日本人:
「カルシウム強化を謳ってるけど具はアロエだよ。これもさりげなく無脂肪だけど、その分甘いからヘルシー度は減点だー。」
タイ人:
「味はともかく、パッケージのモデルさんがすごくきれいだからつい買っちゃいそう。」

~ 穀物・シリアル系 ~
◇ 穀物 [DUTCHIE] 11バーツ
日本人:
「底からコーン・小豆・麦がざくざく出てくる!コーンをデザートに使うのはタイの常識だね。栄養満点で、朝ごはんに食べたい。」
タイ人:
「これは小さい頃体にいいからってお母さんによく食べさせられました。本当はアイスが食べたかったのに…。」

◇ サツマイモ [DUTCHIE] 11バーツ
日本人:
「サツマイモ×ヨーグルトってどうなの!?あ、でも細かくダイスカットされてて芋っぽくない。ほろっと崩れる食感が新しいね。」
タイ人:
「これはお年寄りが好きそうな味。若い人はあまり食べないかな。」

◇ ツートーン [DUTCHIE] 12バーツ
日本人:
「“ツートーン”って、ヨーグルト部分と具の部分が分かれてるってことなんだね。シリアルの他にひまわりの種やドライフルーツも入って本格仕様。これで12バーツは安い!」
タイ人:
「量が多いなー!固いものがたくさん入っていてちょっと食べにくい。」

■ プリン・寒天

次はぷりぷり系、プリンと寒天です。
寒天はもともとタイにもあったスウィーツでもあり、コンビニに並ぶカップデザートとしてもなかなか健闘していますが、プリンはまだまだ知名度・人気ともに低いようです。

◇ カスタード 8バーツ
日本人:
「容器にぎりぎりまでびっちり入ってて、まずお皿に出すのに苦労するね。タイ人はこうやってカラメル部分を上にひっくり返った状態で食べるものって知ってるのかな?(スプーンを入れて、)…固い。圧倒的にぷるぷる感が足りない。卵が多すぎるのかな?カラメルソースまでしっかり固まってるよ。残念だけど合格点はあげられないな。」
タイ人:
「(お皿に出そうと奮闘している日本人を横目に)何してるんですか?(お皿に乗ったプリンを見て)あ、富士山みたいですね。初めて食べます。卵豆腐みたい。上のソースが苦くてあまり好きじゃないです。」

◇ ジャオジュック [NNCプロダクト] 20バーツ
日本人:
「ミルク味の寒天にフルーツがどっさり乗ってる。パイナップルはシロップ漬けだけど、ぶどうなんかは今さっき房からもぎとりましたっていう感じ。寒天も固すぎないし、甘酸っぱいフルーツとよく絡んでるね。」
タイ人:
「まず見ただけでお腹一杯になりそう。特に女の人が好きなデザートです。この組み合わせを考えた人は偉いですね。」

■ ゼリー

日本ではコンビニデザートの王様的存在であるカップ入りのゼリー、タイではあまり人気がないのかコンビにではあまり見かけません。
代わりに置いてあるのが、ミニカップゼリーの「ピーポー」。これは何十年も前からある定番商品。

◇ ピーポー [ユーロ] 13バーツ
日本人:
「ふたが開けにくい!わー!すこしめくれたところからシロップがこぼれる。思ったより弾力はないなー。色はきれいだね。でも味は似たり寄ったりで、眼をつぶってたべたら違いがわからない(笑)。凍らせて食べてもおいしいかも。」
タイ人:
「懐かしいー。子供のときによく食べてました。あぁ、この味、変わってない!」

ベスト発表

それではベスト発表です!!

日本人
日本人は全員一致でMEIJIのイチゴ。ヨーグルトの酸味には、なんといってもイチゴの甘酸っぱさが一番よく合います!このイチゴの大きさと歯ごたえは他の追随をゆるしませんでした。
イチゴばんざい!

タイ人
タイ人スタッフの間で一番人気だったのは、意外や意外、もっともシンプルな無脂肪ヨーグルトのプレーン味でした。理由はやはり「太りたくない」からだそう。タイ人の女の子のスリムさは、やはりこうした努力で保たれているんですね!


いかがでしたか?
コンビニで気軽に買えるカップデザート。昼下がりのオフィスで、10バーツちょっとで買えるちいさな幸せをかみ締めるバンコクナビスタッフなのでした。
以上、バンコクナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-03-01

ページTOPへ▲

その他の記事を見る