【レシピ】ムール貝のバジル蒸し

ほなみ先生のタイ料理教室、今回は貝の旨みとバジルの香りが出会った1品、ムール貝のバジル蒸し。

サワディーカー!外の空気もすっかり冷たくなり、冬の気配が感じられる季節となりましたが、みなさん体調など崩されていませんか?
先月ご紹介した「タイ風蟹チャーハン」はいかがでしたでしょうか?上手に作れましたか?やさしい味にビックリ、おいしかった・・・などと、多数の感想メールを読者の方からいだだき、とても嬉しかったです。ありがとうございます。
さて、第18回目のお料理教室はムール貝を使ったメニューをご紹介したいと思います。「タイにムール貝ってあるんですか?」と聞かれることがよくありますが、タイにもムール貝はありますよ~!一般的にムール貝料理と言うとブイヤベースや、ワイン蒸し、パスタなどのイメージが強いですが、タイでも、焼いたり、サラダにしたり、お好み焼きに入れたりなどと調理法は様々。今回はそんな数あるムール貝を使った料理の中から、バジルのさわやかな香りに、ニンニク、ムール貝の旨みがギュっと濃縮された「ムール貝のバジル蒸し」をご紹介します。これは、ムール貝料理の中で私が一番好きなメニュー。ムール貝のバジル蒸しとシンハービールの組み合わせ、これは本当に最高なんです♪もし、ムール貝が手に入りにくい場合はあさりで作ってみてくださいね。
それでは早速挑戦してみましょう。

○作り方○

1. ニンニクはみじん切りにする。

1. ニンニクはみじん切りにする。

2. ホームデーンはみじん切りにする
☆ホームデーンがない場合は紫玉ねぎ1/4個で代用

2. ホームデーンはみじん切りにする ☆ホームデーンがない場合は紫玉ねぎ1/4個で代用

3. 唐辛子は小口切りにする。

3. 唐辛子は小口切りにする。

4. バジルは葉を摘んでおく。
☆ホーリーバジルがない場合はスイートバジルでOK

4. バジルは葉を摘んでおく。 ☆ホーリーバジルがない場合はスイートバジルでOK

5. 鍋に少量の油を熱したら、ニンニクとホームデーンを香りが出るまで炒める。

5. 鍋に少量の油を熱したら、ニンニクとホームデーンを香りが出るまで炒める。

6. ムール貝を加えて軽く炒める。

6. ムール貝を加えて軽く炒める。

7. 唐辛子とバジルの葉を散らす。

7. 唐辛子とバジルの葉を散らす。

8. 水を加えて、貝が開き、火が通るまで蒸し煮にする。

8. 水を加えて、貝が開き、火が通るまで蒸し煮にする。

<タレ>
9. ニンニクと唐辛子をクロック(タイ臼)で叩く。
☆クロックがない場合はすり鉢で代用

9. ニンニクと唐辛子をクロック(タイ臼)で叩く。 ☆クロックがない場合はすり鉢で代用

10. 塩、砂糖、ライムの絞り汁をよく混ぜ合わせたら、9.を加える。

10. 塩、砂糖、ライムの絞り汁をよく混ぜ合わせたら、9.を加える。

11. ムール貝をお皿に盛り付け、タレを添える。

11. ムール貝をお皿に盛り付け、タレを添える。

※ホームデーンとはネギとシャロットの雑種で、玉ねぎと同じユリ科ではありますが、全くの別物です。「ない場合は紫玉ねぎで代用」と今回は書きましたが、ホームデーンを使った場合と、紫玉ねぎを使った場合の仕上がりの味はやはり多少異なってきます。アジア食材店で購入出来ますので、みつけたら、ぜひ、ホームデーンを使って作ってみて下さいね。

○アレンジクッキング○

ムール貝のハーブスープ
ムール貝のバジル蒸しを食べ終わるとお皿に、旨みのギュっと濃縮されたスープが残ります。そこにお湯を足して、ナムプラーで味を整え、パクチーをのせれば、旨みたっぷり贅沢なスープの出来上がり!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-10-30

ページTOPへ▲

その他の記事を見る