ルンピニナイトバザール~食事編 ※現在閉鎖

買い物欲に引き続き満たされるべきは食欲!

サワッディーカー!バンコクナビです。
夜のとばりを押し分け進むスワンルムナイトバザール。太陽が沈んだ後のバンコクの、いくぶん落ち着いた空気の中で、サバーイサバーイ(気楽)にお買い物。通りを歩けば、可愛いもの、面白いものが沢山あって、あれも買った♪ついでにこれも買っちゃった~♪と思わず鼻歌が出る楽しさ。 これでもう思い残すことはない…っと、ん?ふと気が付けば、ごはん食べるの忘れてた!!それに気づいた途端、ナビのお腹は「グー(お腹空いた~っ)!グー(何か食べたい~っ)!」とマイク要らずの大絶叫。ということで、スワンルムナイトバザールの特集の最後を締めくくるのは、『フード編』!!

フードエリア

庶民派フードエリア
まずご紹介するのは、地下鉄3番出口を降りてすぐ、ニューゾーンの裏にあるフードエリア。ここには、パパイヤサラダのソムタムや焼き鳥、それにタイ風ラーメンクイッティアオ、パッタイ、各種フルーツなど、タイ人が普段屋台で食べている手軽な料理を売るお店が並びます。ここの魅力は、溢れる活気と、何といっても飲み物を含めて一人100バーツ以下でお腹いっぱい食べられるというリーズナブルさ。
今回ナビが食べたのは、イサーン料理のソムタムとムーナムトックとカノムチーン。同行したカメラマンは、麺料理バミーをご注文。焼き豚や揚げワンタンなど、具だくさんのバミーは、1杯30バーツ。唐辛子などの香辛料を、お好みで足して、「いただきまーす!」 美味しそうに食べるカメラマン。それを横目で見るナビ。でも!ナビの食卓も負けてませんよー。シャキシャキのパパイヤを、ナンプラーやライムのすっぱ辛いタレで和えたソムタムに、甘めのタレがしみこんだ豚肉を香味野菜と食べるムーナムトック。イサーン料理好きのナビのお眼鏡にも適う、かなりレベルの高い味でした。値段は、ソムタムとムーナムトックはそれぞれ30バーツ、カノムチーンは5バーツのにっこり価格で、お腹もお財布も大満足。

おやつもおまかせ
小腹が空いたときに立ち寄ったなら、ココナッツジュースに、同じくココナッツを使ったお菓子のカノムクロックなどいかがでしょうか? 果肉を浮かべた、すっきりフレッシュココナッツジュースは10バーツ、外はかりかり、中はとろとろのカノムクロックは1箱25バーツです。カノムクロックの中身はいろいろ。コーン、タロいも、そして何とねぎ(!)から選べます。

ビアガーデン

ビッグなビアガーデン
南国タイの夜、屋外でぐいっと飲みたいお酒といえば、何といってもビールですよね。そんな買い物客の望みを満たすべく、ゾーンAの西側に広々としたビアガーデンがあります。ハイネケンやビアチャンなど、タイで普通に飲めるメーカーの中できらり☆、ドイツはミュンヘンのメーカー“パウラーナー”の生ビールを見つけました。本場の味が、ジョッキ1杯100バーツで飲めるなんて嬉しい!ドイツソーセージなど、ビールのお供も充実しています。ステージでは、歌手やダンサーによる本格的なショーが楽しめ、タイポップスや洋楽のメドレーで、ほろ酔い気分を盛り上げてくれます。

アイスハウス

アイスハウス
散策の途中で、こんなに可愛い1軒家アイス屋さんを見つけました☆ 前にずらりと並んでいるのは、トッピングの入ったケース。ココナッツミルクのアイスをベースに、フルーツのシロップ煮やナタデココ、蓮の実などから3種類を選んでのせてくれるんです。ナビは、バナナとマンゴーのシロップ煮、ルークチット(砂糖椰子から作る、グミみたいな弾力があるスイーツ)をセレクト。フルーツの甘ずっぱさと、ココナツの濃厚な風味がぴったりマッチして、思わず口元がほころびます。これで1カップ20バーツは断然お得!

コーヒー

ドイトゥンコーヒー
ごはんの後や歩き疲れたときには、コーヒーで一息つきたくなりますよね。そんな時ふらりと立ち寄りたいのが、ドイトゥンコーヒー。ここは、現国王のお母様がタイ北部少数民族の生活向上を目的に始められた“The Doi Tung Development Project”プロジェクトの一環として栽培されたコーヒー豆を使っているので、その品質はまさに、王室お墨付き。
ナビはマカダミアフレーバーのフラペチーノをオーダー。苦味と酸味がベストマッチのコーヒーに漂う、マカデミアナッツの香ばしさが、歩き通しでちょっとご機嫌ななめだったナビを笑顔にしてくれました♪ 85バーツで、美味しいコーヒープラス、エアコンの効いた空気とゆったりした雰囲気を買ったと思えば、安いものです。
ドイトゥンコーヒーの歴史やメニューについて詳しく知りたい方は、下記バンコクナビの取材記事をクリックして下さい。

レストラン

レストラン密集地
Cゾーンには、『THE TANK PUB』や『SAFARISTAKE』など、気楽に入って軽くビールを一杯飲めるようなお店や、ちょっと気取って入りたい、ジョールイスシアター内にあるその名も『ジョールイスレストラン』などが軒を連ねています。うーん、どこに入ればいいのか迷ってしまいますね。

イタリアンだって
スワンルンナイトバザールには、イタリアンレストランもあります。それがここ、『DELIZIE』本格的なピザやパスタが200バーツ前後で食べられるとあって、欧米人で賑わっていました。

シーフードの殿堂
本格中華に舌鼓を打ちたいなら、サボーイレストランへどうぞ。ここは押しも押されぬシーフード料理の大御所、知らない人はいない有名店です。『サボーイ』とは、王室用語で“召し上がる”というだけあって、味はもちろんのこと、お店の雰囲気の端々にも上品さが漂います。一番人気の、プー・パッポン・カリー(蟹のカレー炒め)は100グラム100バーツ
サボーイレストランについて詳しく見たい方は、下記バンコクナビの取材記事をご覧下さい。

穴場のレストラン
今回ナビが特にお勧めしたいのがここ、Eゾーンにあるレストラン『MEHANG』です。お店の外には水や緑が溢れ、店内には何と本物の木が植わっているという、癒されモード満点の雰囲気。さらに生演奏も聞けて、ついつい長居したくなるお店です。お買い物のついでに寄っても良いですが、ここで食事をするためにスワンルムへ来るのも良し、その価値は十分にあります。
ナビが注文したのは、トムヤム味のチャーハン(80バーツ)と、牛肉入りグリーンカレー(120バーツ)、そしてエビのバジル炒め(120バーツ)の3品。トムヤムチャーハンは、トムヤムクンスープに使う香辛料を使って味付けされています。スープとして食べるよりもまろやかなピリ辛コク味に、ナビはすっかり病みつき!グリーンカレーやバジル炒めも、ご飯によく合う濃いめの味付け。
勢い付いたナビは、えぇい食べちゃえ!と、気になっていたエビのブラックペッパー&ガーリック炒めと甘酢がけの2品(各100グラム85バーツ)も、追加でオーダー。ガーリック炒めは、香ばしい中に胡椒の辛さがぴりりと効いて、思わずビールを飲みたくなる味。一方甘酢がけの方は、まずはトマトを切って鳳凰を形つくるという繊細な技にうっとり。そしておもむろにフォークを刺して口に運んだぷりぷりのエビは、椎茸の風味がたっぷり出たタレに包まれた、とっても上品なお味でした。

■ BECTEROHALL前
TEL: 02-251-2707~8

★ おまけ ★

タイのローカルお菓子
スワンルムナイトバザールのあちこちでは、こんなタイならではのお菓子が売られています。値段もローカル価格。タイ人が大好きな“のしイカ”が150バーツ、ドリアンキャンディ1袋50バーツ、ドリアンチップス1袋60バーツです。生のドリアンが苦手だという人も、クセのないドリアンチップスなら、パリパリいけるはず。日持ちがするものばかりなので、お土産用、自分用と、いくつか買ってみてはいかが? 電車で乗り合わせたタイ人にすすめてみたら、人気者になれること間違いなし!?
さて、ぐるっと一周、スワンルムナイトバザール食事編はいかがでしたか?
圧倒的なお店の数を誇るチャトゥチャックウイークエンドマーケットも良いけれど、いかんせん土日、しかも昼間だけのオープン。それに引き換えここスワンルムナイトバザールは、規模的にもこじんまりしていて、迷うことなく全部のお店を回ることができるし、何より毎日開いているというのがいいですよね。思い立ったらその日にGO!スワンルムナイトバザールの、?法では測ることができない広~い広~い懐で、食べて、遊んで、買い物して、元気いっぱいな夜を過ごしましょう!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-05-09

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