【空港】ドンムアン空港再開港

一部の国内線に限りドンムアン空港再稼動!再オープンの様子から利用航空会社情報までをナビがお届け!

サワッディーカー!
バンコクナビです。
2006年9月28日のスワンナプーム新空港オープンから半年、施設の一部不備や混雑を理由に、以前のバンコク国際空港であったドンムアン空港が一部再開港されることとなりました。国際線は今まで通りすべて新スワンナプーム空港の受け持ちで、ドンムアンは国内線担当、つまり、日本における成田空港と羽田空港のような関係になるわけですが、気をつけたいのが、国内線が全てドンムアン空港に移動するわけではない、ということ。
「ドンムアンに移るのは何航空?」「オープニングの様子はどんなだったの?」、みなさんの心にわきあがっているであろうそんなクエスチョンにお答えするべく、再開港当日のドンムアン空港に乗り込んできました!

■ 名称は?

これまで「ドンムアン空港」の正式名称は「バンコク国際空港」でしたが、再開港後は「新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)」と区別するために、正式に「ドンムアン空港」と呼ばれることになります。
空港コードは、スワンナプーム空港がBKK、ドンムアン空港がDMKとなります。
また、ドンムアン空港とスワンナプーム空港の必要乗り継ぎ時間の目安は、最低3時間30分ということです。

■ 航空会社は?

ドンムアン空港に発着するのは、【タイ航空(国際線との接続便ではないフライト)/TG】・
【ノックエア/DD】・【ワントゥーゴー/OX・OG】の3社。
【タイ・エアアジア/FD】や【バンコク・エアウェイズ/PG】は、今まで通りスワンナプーム空港が拠点となります。
タイ航空
タイ航空は、国際線との接続便でないフライトに限りドンムアンへ移行。全10路線のうち、チェンマイ・チェンライ・クラビー・プーケットの4空港へは、ドンムアン・スワンナプームの両空港からの就航があり、利用する際には自分の乗るフライトがどちらから出発するのか注意が必要です。

☆区別の仕方☆
ドンムアン空港発着便は、1で始まる4桁の便名(例:TG1△△△)、スワンナプーム空港発着便はいままで通り3桁の便名(例:TG△△△)という表記で区別されます。

ドンムアン空港からのみ発着するのは、上記以外のピサヌローク・コーンケーン・ウボンラーチャターニー・ウドンターニー・ハートヤイ・スラーターニーの6空港。
ノックエア
・チェンマイ
・ウドンターニー
・プーケット
・ハートヤイ
・ナコンシータマラート
・トラン
・ルーイ
ワントゥーゴー
・チェンマイ
・チェンライ
・ハートヤイ
・プーケット
・スラーターニー
・コンケーン
・クラビー
・ピサヌローク

■ チェックインは?

チェックインと出発は、ドンムアン空港の国内線ターミナルの2階から。
以前の国内線ターミナルをそのまま使っています。
到着するのは、同じく国内線ターミナルの1階です。 到着するのは、同じく国内線ターミナルの1階です。

到着するのは、同じく国内線ターミナルの1階です。

2階のチェックインカウンターの各航空会社ごとの番号は以下の通りです。 2階のチェックインカウンターの各航空会社ごとの番号は以下の通りです。 2階のチェックインカウンターの各航空会社ごとの番号は以下の通りです。

2階のチェックインカウンターの各航空会社ごとの番号は以下の通りです。

タイ航空:15~26番

タイ航空:15~26番

向かって左端には、「ロイヤルシルク」クラス専用のチェックインカウンターがあります。

向かって左端には、「ロイヤルシルク」クラス専用のチェックインカウンターがあります。

ノックエア:27~34番

ノックエア:27~34番

ワントゥーゴー:35~40番

ワントゥーゴー:35~40番

チェックイン前には荷物検査があります。

チェックイン前には荷物検査があります。

■ 施設は?

空港2階にはオープン時点でレストランが3軒。今後の充実に期待します。
公衆電話やATMはすでに設置されていました。エクスチェンジも営業開始済みでした。

■ サービスは?

タイ航空のフライトに限り、地下鉄(MRT)ラートプラ−オ駅にドンムアン空港専用の出張チェックインカウンターが設置され、フライト出発時刻の3時間前までであればここで事前チェックインが可能になります。さらに預ける荷物がない場合は、前日のチェックインもOK。
また、午前4時から午後8時まで、ラートプラーオ駅からドンムアン空港までの無料シャトルバスが運行されます。

■ 交通

タクシー
タクシーは空港から乗る場合空港乗り入れ料の50バーツが加算されます。

エアポートバス 料金:1人100バーツ
【A1】[シーロム通り方面]
空港→高速道路→ディンデン→プラトゥーナム→ラチャダムリ通り→シーロム通り→スリウォン通り
【A2】[カオサン通り方面]
空港→高速道路→ディンデン→戦勝記念塔→ランルアン通り→民主記念塔→カオサン→サナムルアン(王宮前広場)
【A3】[スクンビット通り方面]
空港→高速道路→プルンチット→ナナ→スクンビット通り→トンロー通り→エカマイバスターミナル
【A4】[ラマ4世通り方面]
空港→高速道路→ディンデン→プラトゥーナム→ペチャプリ通り→プルンチット通り→パヤタイ通り→ラマ4世通り→ホアランポーン駅

路線バス
(ウィパワディー・ランシット通りから発着)
29:マーブンクローンセンター
→フアランポーン駅
59:カオサン通り→王宮周辺
504:セントラルワールド・シーロム通り
513:セントラルワールド・スクンビット通り
554・555:スワンナプーム空港

シャトルバス 1人34B
スワンナプーム空港とドンムアン空港を結ぶシャトルバスも運行しています。

■ オープンの様子

それでは、ドンムアン空港再オープンの様子をナビがレポートします!3月25日午前6時、夜明け前の滑走路に活気が戻ってきました。
いよいよ滑走路へ向かってスタンバイ。ノックエアは機体に鳥の絵が描かれていてかわいいですね。
タイ航空第一便
タイ航空第一便は、7時05分発ウボンラチャタニ行き(TG1020)。各メディアの取材班が見守る中、飛び立っていきました。
ノックエアー第一便
ノックエア第一便は、同じく7時05分発のバンコク発ウドンタニ行き(DD9200)でした。

■ マスコット集結

空港内では、AOT(エアポートオブタイランド)の制服を着たマスコット、ミスター&ミスエアポートタイや、白鳥に扮したノックエアーガールなど勢ぞろいし、それぞれ愛嬌を振りまいていました。

■ 乗り入れ便

次はバンコクへの乗り入れ便。一番乗りの予定だった、タイ航空8時25分バンコク着のピサヌロークからの便が遅れたため、ノックエアーのウドンターニからの8時35分バンコク着の便が先に到着しました。
乗客は拍手で迎えられ、ミスター&ミス・エアポートタイや、ノックエアーガールから記念品が贈られました。

ドンムアン空港がオープンしたのは1914年のこと。それからタイ、ひいては東南アジアのハブ空港として機能してきたドンムアン空港だけに、バンコクリピーターにとっては深い思い入れがあり、今回の再開港には思わず「お帰りドンムアン!」という気持ちになった方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか?かく言うナビもそんな中のひとり。
今後、スワンナプーム新空港と役割をきっちり分担し、ぜひとも利用者が混乱しない形で共存していって欲しいと願いました。
以上、バンコクナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-03-26

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