ラチャダーぶらぶら歩き!MRTタイ文化センター駅~フワイクワン駅編

最近は観光客も増えてきた、通称「フワイクワン」エリアをご紹介!

サワディー・カポム! バンコクナビです。
皆さんは「ラチャダー」と聞いて何を思い浮かべますか?
「庶民の街」、「ディスコ密集エリア」はたまた「男性専科」……。

あまり短期の旅行者が近づかないエリアなのは確かですが、実は奥深い見どころいっぱいのエリアなのです。と言うより、見どころいっぱいのエリアに「なってきた」と言うのが正しいかもしれません。

タイ文化センター駅周辺は日本人居住率高し

最近は日系企業がこのエリアに入居することも多く、このエリアに住む日本人は年々増加しています。というのもこのエリア、生活には意外に便利なエリアなのです。

駅のすぐ南にはエスプラネード。大戸屋やココイチなどで気軽に日本の味を堪能でき、すぐ北側には「ジャスコ」、「カルフール」、「ロビンソン・デパート」とお買い物スポットのトリプルコンボで生活必需品はほとんど揃ってしまいます。

ジャスコで食材を(日本食材やお惣菜が豊富。なんとダイソーもあります)、日用品や生活雑貨はカルフールで、さらにちょっとしたお洒落アイテムならロビンソンデパートで。という感じで徒歩で十分に調達できてしまいます。

いざ、スクムビット方面へ出ようという時には地下鉄でものの10分。路線バスも24時間流れていて、深夜の渋滞さえなければ文句ナシ! というのが住民の正直な感想です。
夕方以降のジャスコ駐車場は、ミニ・ナイトマーケット

ジャスコ・ラチャダー店の駐車場は夜になると、女性向けの衣類系をメインにしたミニ・マーケットに早変わりします。「Tシャツ3枚で100B!」などと、お値段もタイ人向けの値段ですので、ちょっとしたお土産にもいいかもしれませんね。

ミドルクラスのホテルも多く点在

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タイ文化センター駅から次のフワイクワン駅の間には、日本からのツアーなどでも利用されるミドルクラスのホテルが点在。「スイソテル・ル・コンコルド」、「エメラルド・ホテル」、「バンコクチャダー(旧サイアムビバリー)」やナビでも紹介している、「ザ・パラッツォ・バンコク」など、さらに一般のアパートメントも日割で部屋を貸し出していたり(通常は5~800バーツ前後)、数え上げたらキリが無いほどです。

というのもこのエリア、地下鉄の開通と時を同じくして大量に、ホテルやアパート、コンドミニアムなどがオープン。現在も至る所で建築ラッシュが続いています。

主に集まってくる観光客は中華系や西洋人ですが、日本人もチラホラ増えて来ています。バンコク都心部よりもリーズナブルで、交通の便も悪くなく、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットへのアクセスも良好(地下鉄で約15分)なので、週末にもなると大きな袋を両脇に抱えた日本人を良く見かけます。

24時間営業中、眠らないフワイクワン・エリア

フワイクワン駅周辺はこの辺りでも、もっとも賑やかなエリア。男性向けのいわゆる夜の店が多いのが難点ですが、中華系の旅行者も多いためか各種中華系の料理が味わえるエリアでもあります。また、有名なソンブーン・レストランのようなシーフードレストランも数多く点在しています。

ちなみに、24時間、参拝者の耐えないフワイクワン交差点の祠を筆頭に(?)西側、プラチャソンクロー通りはナイトマーケットとして朝まで営業しています。雑貨などは、普通にありきたりのアイテムばかりですが、ここの特徴はなんと言っても食べ物。

シーフードや一般的なタイ料理、タイ東北地方(イサーン)料理のお店や屋台が無数に営業中。美味しいお店の見つけ方はズバリ「お客さんが多いところ」。夜遊びの後の最後の締めに持って来いのエリアです。
MRTフワイクワン駅

MRTフワイクワン駅

駅の正面にソンブーン・シーフード

駅の正面にソンブーン・シーフード

男性専科なのも否めない光景

男性専科なのも否めない光景

深夜1時を過ぎた頃から一層賑わいます

深夜1時を過ぎた頃から一層賑わいます

宵っ張りにも安心

フワイクワンより南のエリアにも、美味しいレストランは数知れず。ソイ10の入り口にあるお粥屋さん「カウトム・ウートーン」はディスコで盛り上がった後の2次会に最適。地元のタイ人も朝まで2次会続行です。
同様にソイ12の入り口にある「クワンシーフード」も、最近徐々にお客さんが増えてきました。それもそのはず、こちらはバンコクの中でもかなり有名なランナム通りの同店と姉妹店。オープン当初は苦戦していましたが、今では観光客や地元のタイ人で賑わっています。

最後に、ナビがオススメしたいのが、ロビンソンデパートの向かいにある「セープワン」。一番の売りはタムスア(タイ風の素麺に近い麺にソムタムをかけたもの)ですが、その他の料理も旨い上に、驚きの安さ! 個人的にはソムタム・プーマー(海のカニを使ったソムタム)がオススメです。

オープンしてれば常にお客さんが一杯でまさに売切御免。20時を回るころには何を頼んでも「売切れ」になります。17時前には入店(と言っても掘っ立て小屋ですが…)してくださいね。ここに入りそびれたお客さんは隣の「アロイ・ネーノーン」へ。「ゼッタイ美味しい」という店名とは裏腹に普通のお味です。不味くはないんですが、商売敵が強力すぎる気がします。
クワンシーフード

クワンシーフード

カウトム・ウートーン

カウトム・ウートーン

セープワン

セープワン

普通にエアコンの効いたレストランで食事がしたければ、ロビンソンラチャダーにもいいお店があります。正面入り口向かって中央からやや右手の「ペキンレストラン」は「老山東」の名で在住日本人には有名なお店。そのラチャダー支店でも名物の羽根つき餃子が味わえます。

また、半地下の向かって右奥にはこの界隈唯一のカントリー・パブ「サンタフェ・ハウス」
名前負けの感もありますが、名物の大きな串焼きBBQは合格点です。入り口を見つけるのが難しいこともあり、知らない人が多い気の毒なお店でもあります。
ロビンソンデパート ラチャダー店

ロビンソンデパート ラチャダー店

ペキンレストラン(老山東)

ペキンレストラン(老山東)

サンタフェハウス

サンタフェハウス

いかがでしたか? 

基本的に通りに面したスポットのみをご紹介しましたが、少し裏通りに入るとさらに下町風情が増してきます。表通りは観光客が相手、裏通りはタイ人のための生活エリア。

少し足を延ばすだけでタイ人の生活ぶりをリアルに垣間見ることができるのがラチャダーエリアと言えるのではないでしょうか。

以上、バンコクナビがお伝えしました。




上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-03-02

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