【体験レポ】サイアム・ヘルス・カルチャーセンター

血流を正常化し、腰痛、不眠症、痩身、ストレス解消などに効果があると言われているルーシーダットンに挑戦!

タイ式ヨガ・ルーシーダットン体験レポート

「息を吸ってー・・・、止めてー・・・・・、吐いてー・・・」
鼻で息を吸い込み、お腹に空気を送り込む。その空気を肺に持ち上げる、そして、身体に染み渡った空気を再び鼻から吐き出す。
こんな風にゆったりと、一呼吸を大切にできていますか?

サワディーカー、バンコクナビです。最近日本で話題になっているという人気のルーシーダットン、いわゆるタイ式ヨガをご存知ですか?
その「ルーシーダットン」という名前の持つ意味は、なんと『仙人の体操』。タイマッサージを行う前に、マッサージ師たちが自らの体を温めるために、またマッサージを受けた際の効果を高めるためにこのルーシーダットンを行い体に流れる「セン」を刺激していたと言われています。

血液の流れを正常化し、腰痛、不眠症、痩身、ストレス解消などに効果があると言われているこのルーシーダットン、早速バンコクナビが挑戦してみました!

【関連リンク】
サイアム・ヘルス カルチャーセンター

場所は朝から賑やかなスティサン通りの一角

この度バンコクナビは、少人数制で、また日本語で丁寧にルーシーダットンを教えてくださっているというサイアム・ヘルス・カルチャー・センター(SHCC)にて『仙人の体操』を体験することにしました。

場所はMRT(地下鉄)スティサン駅3番出口から出て、出口の裏の商店街を抜け、最初の十字路を左に曲がってすぐのビルの5階にあります。駅からは歩いて3分!ちょっとローカルな商店街を抜けて、さわやかに一日が始まります。
学校は上の建物の6階にあります

学校は上の建物の6階にあります

MRTスティサン駅3番出口

MRTスティサン駅3番出口


呼吸法を重点的にマスター

「呼吸法に始まり、呼吸法に終わる」とも言われるルーシーダットンの基礎の基礎である腹式呼吸を重点的に学びます。

まずは座禅を組み、「吸ってー、止めてー、吐いてー」の呼吸を3回行うことで、精神と身体を落ち着かせます。「息を止める」というとどうしても「苦しいんじゃないの?!」という印象がありそうですが、「止めて」の時も呼吸を止めているわけではありません。吸い込んでお腹にためた空気の中の酸素を身体に行き渡らせているというイメージで空気を肺に送り込むのです。最初はこの腹式呼吸が難しいのですが、慣れてくるとお腹を自由自在に動かすことができるくらいに呼吸できるようになり、またより長くゆっくりとした呼吸ができるようになりました。

まずは顔や首筋のリンパの流れをよくします。そして手や腕のストレッチ。一つ一つの動きは呼吸を止めている時に行われるので、どちらかというとじっくり動くという感じ。だからこそ身体の筋が無理なく気持ちよく伸び、血液が流れ出すという感覚を感じることができます

ストレッチと呼吸法の組み合わせ

それから足のストレッチに移っていき、次に座位から寝位の体勢へ移ります。寝位の体勢は、両手両足をぐーんと伸ばすということがメインです。最後に、立って行うストレッチ。背中をまっすぐに伸ばして足腰を鍛えながらストレッチをするというイメージです。

たとえば片足で立って、挙げているほうの足の先を両手で持ちそのつま先を前に伸ばすというポーズ。一見「ありえない!」とビックリするのですが、呼吸法を正しく整え、ゆっくり集中して行うと、以外とできちゃうものでした。

ルーシーダットン、その効果のほどは?

基礎コースは3日間、この呼吸法と座位・寝位・立位を繰り返し行い、身体でルーシーダットンを理解します。上級コースはさらに4日間。どのポーズが身体のどこに効いているのか、ということまで理解しながらルーシーダットンを行います。実際、一つ一つの動きが身体のどこに効いているのかということを意識しながらポーズを行うと、さらに効果があるのです!

実際、ナビはルーシーダットンを行う前からひざの裏の筋から腰にかけて痛みを持っていたのですが、第一日目ですでに効果あり! 身体の左右のバランスが整い、指先にまで血液が通い、筋が丁寧に伸びていくのが自分でもわかり、また痛みがかなり軽減されました! 身体が軽く感じます! 姿勢が正しくなっていくという変化、身体を適度に動かすのできちんとお腹がすき、きちんと眠たくなるという変化。
嬉しい変化ばかりで大満足でした!

毎朝行うと仙人に近づけるかしら? これからバンコクナビも、ルーシーダットンの呼吸と体操を続けていって、ルーシーダットン美人仙人を目指したいと思います。

以上、バンコクナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2009-03-12

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