秋冬のタイ・バンコクの楽しみ方

バンコクの秋・冬ってどんな感じ?

サワディーカップ、バンコクナビです。
タイでは長い長い雨季が明けて11月から乾季になりました。日本でいうところの秋冬の季節ですが、バンコクでは長袖が必要になるほど冷え込むわけではありません。日差しが穏やかになり小春日和のような快適な日々が続きます。雨もほとんど降らないのでバンコクを観光するにはまさにベストシーズン! この乾季は2月頃まで続きます。
<秋冬のタイの服装と必需品>
乾季のバンコクも他の季節と同じように半袖で快適に過ごせます。が、デパートや長距離バスの中などはエアコンの効き過ぎで少し冷えることもありますので、1枚くらいは長袖の服もあったほうがいいかも。また、紫外線は乾季でもとても強力です。日焼け止めクリーム、帽子、サングラスなどで紫外線対策も忘れずに。

オープンエアでお酒やビールを楽しむ

<ビアガーデン>
タイの乾季の風物詩といえばなんといってもビアガーデン! 屋外でお酒を飲めるという意味では常夏のタイでは一年中ビアガーデンがオープンしているようなものなのですが、大規模で本格的なものは雨の心配のない乾季にもっとも多くなります。ほとんどのビアガーデンにはビールを注いでくれるビアガールという女の子たちがいます。ビールはジョッキやピッチャーでも注文できますが、大人数の場合はタワーサーバーでの注文がおすすめ。真ん中に氷の柱が入っており、キンキンに冷えたビールを自分のテーブルで注いで飲むことができます。
<ムーガタ>
乾季はオープンエアで食べる鍋料理ムーガタもおすすめ。オープンエアといっても屋根は設置されているので乾季でなくとも雨の心配はないのですが、熱々の鍋料理を食べるには夜風の涼しい乾季がいちばん! 鍋はジンギスカンのように盛り上がっており、周囲には溝があります。盛り上がっている部分で肉などを焼き、溝の部分にはだし汁を入れて野菜などを煮ることができるようになっています。食べ放題で100バーツ程度(ドリンク代別)と料金も格安。ムーガタの店の多くは肉や野菜などの鍋の具材の他、グリーンカレー、春巻き、焼きそば、サラダ、デザートなどのサイドメニューも充実しています。

アウトドアスポーツにもベストシーズン

<ゴルフ>
日差しが穏やかで雨もほとんど降らない乾季はアウトドアスポーツをするにもベストの季節です。いちばんのおすすめはゴルフ。暑季は強烈な日差しに晒され、雨季は空模様をうかがいながらのプレイになりますが、乾季はそんなこともなく快適にプレイできます。タイのゴルフ場の数はとても多く、バンコクから日帰りで行けるエリアにもたくさんあります。グリーンフィーやキャディーフィーも日本よりずっと安くなっていす。
<ダイビング>
ダイビングも風の穏やかな乾季がベストシーズン。プーケットやタイ南部の島には日本人経営のダイビングショップも多く、日本語でレクチャーを受けることができます。
<キャンプやトレッキング>
キャンプやトレッキングなどでタイの大自然を満喫するにも乾季がいちばん。トレッキングは本格的に楽しむにはタイ北部のほうまで行かなくてはなりませんが、キャンプはバンコク近郊のサファリパークの中にあるキャンプ・リゾート「エスタテ」などでも楽しめます。

タイの秋冬のイベント

<ローイクラトン>
旧暦12月(新暦で毎年10~11月頃)の満月の日に開催。バナナの葉などで作った灯篭を川に流し、農業の収穫に対する感謝を水の精霊に捧げ、罪や汚れを水に流します。ソンクラーンと並んでタイを代表するお祭りで、特にタイ人のカップルにとってはもっとも大切な年間のイベント。毎年ローイクラトンの日は2人でいっしょに灯篭を流すカップルの姿がとても多く見られます。バンコク市内ではチャオプラヤー川の他、ベンチャシリ公園、ベンチャ・キティ公園などが盛り上がります。
<クリスマス>
欧米や日本ほど盛大に盛り上がるわけではありませんが、バンコクでもクリスマスが近づいてくると街中の景色は徐々にクリスマスカラーに彩られるようになります。「セントラルワールド」の前には毎年巨大なクリスマスツリーが設置されます。
<新年へのカウントダウン>
新年へのカウントダウンイベントはバンコク中で大盛り上がり! いちばんはやはり「セントラルワールド」の前。花火が打ち上げられたり、人気歌手の無料コンサートなどが開かれます。他にカオサン通り、RCAなども盛り上がります。

いかがでしたか?
タイの秋冬である乾季は旅行者だけでなく在住者にとってももっとも過ごしやすい季節。年末年始はやはり他の国と同じように混雑しますが、タイを存分に満喫するならぜひこの時期を狙って遊びに来てください。
以上、バンコクナビでした。
関連タグ:乾季

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記事登録日:2013-12-19

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