サワッディー・ピーマイカー(タイ語で「明けましておめでとうございます」)、バンコクナビです!今年も皆様に、役立ててもらえるタイ情報をお伝えしていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします!さて、2016年が幕開けした1月・2月のタイ・バンコクですが、タイの仏歴では「2559年」です。タイは1月1日の新年、2月の中国の旧正月、そして4月のタイの旧正月と、3回お正月を迎える珍しい国。1月と2月は、お正月が2回あるオメデタイ月となります。
そして、熱帯のタイでも最も過ごしやすいシーズンである「乾季」がまだまだ続いています。雨も降らず暑さも和らぐので、世界各国から観光客が大挙して遊びに来る旅行のハイシーズンです。それではさっそく、タイの1月・2月を見ていきましょう!
2016年1月・2月のタイ祝祭日
1月1日(金) お正月 (ワン・ピーマイ)正月は家族と一緒に過ごす人が多く、正月の朝早くから近くの寺院へ出かけ僧侶への托鉢やタンブン(得を積む)を行います。
2月8日(月) 春節祭(中国旧正月)※タイの祝祭日ではありません
2月22日(月) 万仏祭(マカブーチャ) 陰暦3月の満月の夜に、釈迦のもとに弟子1250人が偶然集まった奇跡を祝う祝日。(※酒類の販売禁止)
1月・2月のタイ天気予報
あれ、意外と寒くない?と感じた昨年12月と比べ、最低気温が2~3℃ほど低くなっているバンコク。バンコクでも朝晩は肌寒い日が多いですし、チェンマイなど北部は特に朝晩は冷えます。とはいえ、日中は日差しが強くなる日もあるので、旅行は長袖の上着を用意することをお勧めします。朝晩と昼間の気温の差で体調を崩さないように気を付けて下さいね。また、2月後半頃から「暑季」が始まるため、暑い日々が続くことが予想されます。
【バンコ ク(タイ中部)】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 20 - 22℃
平均湿度: 65 - 75%
平均降水量:0 - 10 mm
降水日数: 1 - 2日
【タイ北部(チェンマイなど)】
最高気温: 31 - 33℃
最低気温: 16 - 18℃
平均湿度: 65 - 75 %
平均降水量:0- 10mm
降水日数: 1 - 2日
【タイ東北部】
最高気温: 31 - 33℃
最低気温: 17 - 19℃
平均湿度: 60 - 70 %
平均降水量:0 - 10mm
降水日数: 1- 2日
【タイ東部(チョンブリなど)】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 21 - 23℃
平均湿度: 65 - 75 %
平均降水量:10 - 20mm
降水日数: 2 - 3日
【タイ南部、東海岸】
最高気温: 30 - 32℃
最低気温: 22 - 24℃
平均湿度: 70 - 80%
平均降水量: 40 - 60 mm
降水日数: 5 - 8日
【南部、西海岸(プーケットなど)】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 22 - 24℃
平均湿度: 65 - 75%
平均降水量: 15 - 30 mm
降水日数: 3 - 5日
1月・2月のおすすめイベント
1回目の正月(1月1日)はタイ式で日本でいう正月の迎え方として、タイの人達は寺院に行ってタンブン(徳を積む)する人が多いようです。元旦の朝は特にタンブンを行う一番大切な日のひとつ、と位置付けられていて、用意しておいた料理や飲料などを托鉢する僧侶に私お供えします。朝が苦手な人も、1年の幸福と健康を祈ってタンブンし、その後は大きな寺院へ出向き僧侶の読経を聞き、再びたぶんをします。この日お供えするのは、綺麗な米を小分けにしたものや、飲料、お菓子やお金など様々。米は前日から手作業で家庭ごとに準備します。朝から晩まで仏事で忙しいのが、仏教国タイの元旦です。旅行中の皆さんも、タイの人達にならってタンブンして正月を迎えてみて下さいね。
2回目の正月(中国の旧正月、2月8日)は中華街へ!タイには中華系のタイ人が多く、中華街だけでなくデパートなど街のあちこちで中国の旧正月「春節祭」を祝うイベントが開催されています。が、中国の旧正月を思いっきり楽しめる場所といえば、やっぱり中華街「ヤワラート」です。実は、バンコクの中華街は世界一の規模を誇るとも言われているくらい大きいんです。旧正月では、ヤワラートが赤い色の装飾で覆われます。数千個の赤い提灯が飾られ、京劇や獅子舞など中国文化を紹介するイベントも開催され、爆竹や花火が街を彩ります。いつもとちょっと違ったタイに触れることが出来て面白いですよ。
※春節を祝う中華街祭りは、2月8日(月)~10日(水)の予定。
※「春節祭」は国の定めた祝休日でないため休みにはなりませんが、中華系の人々はお休みを取ってお祝いすることが多いそうです。
2/14(日)バレンタインデーはタイ式で
日本でもバレンタインデーは一大イベントですが、タイでも盛り上がります。日本と少し違うのが、“男性から女性にバラの花”を贈る日となっています。バレンタインデーが近くなると、デパートやスーパーでバレンタインにちなんだ装飾やイベントが行われるので、バレンタインに関係ない人も街の雰囲気を楽しめます。旅行中のカップルの方は、タイ式でバラをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
1月・2月のおすすめスポット
その(1)中華街
春節祭で盛り上がる中華街ですが、普段の中華街も面白いものに溢れています。シーフード店など美味しいお店も多く活気もありますし、観光スポット「アジアティーク・ザ・リバーフロント」にも近いので、日中は中華街で遊び陽が落ちたらアジアティークに行く、というルートもオススメです。
(写真:タイ国政府観光庁より)
その(2)チェンマイ“北部のバラ”との異名を誇るタイの古都チェンマイで、毎年2月に開催されるフラワー・フェスティバルが今年は2月5日(金)~7日(日)に開催されます。色とりどりの花をあしらった山車やマーチングバンドなど、数十のグループがパレードし、「花の女王」を選ぶミスコンも開催されます。街を上げたお祭りとなっていて、非常に美しいお祭りを楽しむことが出来ます。この機会に、チェンマイに訪れてみるのはいかがでしょうか。
いかがでしたか?まだまだハイシーズンが続くタイ・バンコクの1月・2月。寒くて凍えちゃう日本に疲れたら、南国タイに気軽に遊びに来てくださいね。以上、バンコクナビでした!