2019年はタイも新たな時代に!
サワッディーカー、バンコクナビです!2019年は、日本では平成から元号が変わり新時代が始まりますが、タイでも、総選挙による民政移管と、延期されていたワチラロンコン新国王の戴冠式が予定されています。新時代を迎えるタイの2019年は、イベントや行事、楽しい事が盛り沢山です。では、早速ご紹介していきます!
2019年の年間カレンダー
王族関連や仏教関連の祝休日の他、休日にはなりませんが、タイの人々が大切にしている特別な祝いの日(ロイクラトン、教師の日、中秋節、オークパンサーなど)も多くあります。突然変更になることや急に新たな祝日が決まることもあります。特に2019年はワチラロンコン国王の戴冠式が予定されているので、祝日が増える可能性もあります。気になる方は、旅行前にバンコクナビをチェックしてみて下さいね。以下は、2018年末に発表された祝休日です。
1月1日(火) お正月 (ワン・ピーマイ)正月は家族と一緒に過ごす人が多く、正月の朝早くから近くの寺院へ出かけ僧侶への托鉢やタンブン(得を積む)を行います。
2月5日(火) 春節祭(中国旧正月)※休日にはなりません
2月19日(火) 万仏祭(マカブーチャ)陰暦3月の満月の夜に、釈迦のもとに弟子1250人が偶然集まった奇跡を祝う祝日。※酒類の販売は禁止されます。
4月8日(月)チャックリー王朝記念日 の振替休日現ラタナーコーシン王朝を築いたラーマ一世の即位記念日(4月6日土曜日)の振替休日です。
4月15日(月)~16日(火)ソンクラーン(水掛祭り:タイの旧正月) タイの新年で、全土で「水掛け祭り」が盛大に行われます。
5月1日(水) レイバーデイ いわゆるメーデーで、労働者がお休みを頂ける日です。
5月20日(月) 仏誕節(ヴィサカブーチャ) の振替休日お釈迦様が『生誕』『大悟』『入滅』した日(5月18日土曜日)の振替休日です。3つの奇跡が重なったこの日は仏教上、最も聖なる日と言われています。※酒類の販売は禁止されます。
7月16日(火) 三宝節(アサラハブーチャ)お釈迦さまが悟りを開いてから7週間後、修行時代の友人5人に初めての説法を行い、その5人が僧侶になったことから、「仏・法・僧」の三宝が成立しました。※酒類の販売は禁止されます。
7月29日(月)ワチラロンコン国王誕生日の振替休日ラーマ10世・ワチラロンコン国王のご生誕記念日(7月28日土曜日)の振替休日です。
8月12日(月) シリキット王妃誕生日シリキット王妃のご生誕記念日。タイでは「母の日」でもあります。
10月14日(月)プミポン前国王記念日の振替休日ラーマ9世・プミポン前国王が逝去された日(10月13日日曜日)の振替休日です
10月23日(水) チュラローンコーン大王記念日 (ワン・ピヤマハラート)タイの近代化に多くの功績を残したラーマ5世チュラローンコーン大王の逝去日です。
11月11日(月)ロイクラトン陰暦12月の満月の夜に、川に小舟を浮かべて流すタイの伝統行事です。農作物の収穫を水の精霊に感謝します。※休日にはなりません
12月5日(火) プミポン前国王誕生日故プミポン前国王のご生誕の記念日。タイでは「父の日」でもあります。
12月10日(火) 民主憲法記念日 (ラッタタマヌーン)タイで初めての恒久憲法が公布された記年日です。
12月31日(火) 大晦日(ワン・シン・ピー)家族と共に新年を迎えるために、多くのタイ人が故郷に帰ります。バンコク市内ではカウントダウンイベントが各所で行われ賑わいます
2019年の天気
10月~2月:乾季雨が少なく暑さも和らぎ、さわやかな天候が続く1年で最も過ごしやすい“ハイシーズン”です。朝晩冷え込むこともあるので長袖の上着は必須です。タイ人の多くはこの過ごしやすい時期を利用してタイ国内旅行に出掛ける人が多いようです。また、屋外での行事も多く、期間限定のナイトマーケットなどが各地で盛り上がるのもこの時期です。ちなみに最近は、乾季といえどもシトシト雨が降る日や最高気温30度超えの日もあるので、要注意です。
2月中旬~5月:暑季一年を通して最も暑く、日本の夏のように"タイの夏"とされる季節です。朝から強烈な暑さと日差しが続き、夜になっても気温が下がらずまさに熱帯夜が続きます。日中の気温が30~40度になることもよくあるので、熱射病の注意が必要です。長時間屋外にいることは身体にもダメージが強いので、屋内と屋外を交互に上手く行き来すると良いでしょう。毎年4月にはタイの旧正月として有名な「ソンクラーン(水掛祭り)」が行われる ため、タイ人と一緒に祭りを盛り上がるために大勢の外国人旅行者がタイを訪れます。
5月中旬~10月:雨季かなりの暑さに疲れてきた頃に少しずつ訪れるのが、雨や曇りが多い雨季です。南国特有の激しいスコールが短時間降ったり、シトシト雨が1日中降る日もあったりします。スコールの場合は、雨の前後はカラっと晴れているので、突然降り始める大粒のスコールや雷を含んだ豪雨に対応するためなるべく折り畳み傘や雨具を持っていると便利ですが、タイ人の多くはマイペースに雨が止むのを待つことが多いようです。雨季の終わりごろには連日大雨が降り続くこともあります。雨で足を滑らせないよう、お気を付けください!
2019年の注目イベント日程
2月5日(火):春節(中国の旧正月)タイには中華系の人が多く、中華街だけでなくデパートなど街のあちこちで中国の旧正月「春節祭」に向けて祝賀イベントが開催されます。盛大に祝われる場所は、中華街「ヤワラート」!バンコクの中華街は世界一とも言われるくらい大規模です。旧正月は、ヤワラートが赤い色の装飾で覆われ、数千個の赤い提灯が飾られ京劇や獅子舞など中国文化を紹介するイベントも開催されます。
3月24日(日):総選挙実は、2014年から軍事政権が続いているタイ。民政復帰に向けた総選挙が2月24日に予定されています(※3月24日(日)への延期が決定しました)。選挙が近づくと反政府系デモなどが頻繁に行われることも予想されるので、騒動や衝突に巻き込まれないようにデモには近づかないよう、若干の注意が必要です。大規模なデモの予定などが分かったらバンコクナビでも[ニュース&イベント]でお知らせするので、旅行前にチェックしてみて下さい。
(※ワチラロンコン新国王の戴冠式は、選挙以降に予定されていますが、日程は未定です)。
4月15日(月)~16日(火):ソンクラーン(タイの旧正月)タイの旧正月で、「水かけ祭り」の名前で知られる通り、町のいたる所で見知らぬ人同士もお構いナシに水をかけまくります。サトーンやカオサンなどでの水かけイベントには、世界中からお祭り好きの観光客が集まり大盛り上がり。それ以外にも、街の通りでバケツやホースで水を掛けあったり、水桶を積んだピックアップトラックが街中を走り、通行人に水をかけまくるカオスなお祭りです。タイの人達は水かけに参加したり、田舎に帰ったり、家族と共に過ごしたりするので、ソンクラーン連休の前後は渋滞が予想されます。
11月13日(水):ロイクラトン陰暦12月の満月の夜に、川に小舟を浮かべて流すタイの伝統行事です。農作物を育んでくれる水の精霊に感謝をささげ、罪や汚れを水に流して魂を鎮めます。クラトンと呼ばれるバナナの葉や紙で作った灯籠を、ロウソクや線香、花で飾り、満月を水面に映す川に流します。ロウソクの火がいつまでも消えずに流れていくと願い事が叶うといわれています。光のともった灯籠が次々と川を流れていく光景はとても幻想的。一年に一度のこの機会に、ぜひ大事な人と一緒にロマンティックな伝統行事に参加してみてくださいね。
2019年の注目スポット:アイコンサイアム
2018年11月にオープンしたばかりのタイ最大規模の複合施設「アイコンサイアム(Icon Siam)」。日本人的には高島屋も入っている、ということも気になりますが、特筆すべきはその立地!チャオプラヤー川沿いにあるので、川沿いの観光(ワットポー、エメラルド寺院、ワットアルンなど)の前後に訪れることが出来ます。さらに、店内は水上マーケットを模した売り場など、観光客にも嬉しい体験&撮影スポットが盛り沢山。新たな観光マストスポットになること間違いなしです。
いかがでしたか?新しい時代を迎えるタイ・バンコクの2019年は、驚きと楽しさが一杯です。ナビでは、タイの最新情報や新たな楽しみ方をどんどん発信していきたいと思います。タイ・ビギナーの方から、リピーターの方、マニアの方など皆さんのお越しをお待ちしています!以上、バンコクナビでした。
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記事登録日:2018-12-29