5月6月のタイ・バンコク【2020年】

ポスト・コロナ?



サワッディーカー!バンコクナビです。日本ではまだまだ新型コロナの影響で緊急事態宣言の延長で不要不急の外出自粛が求められていますが、新規感染者数が10人未満の一桁代が続いているタイでは、閉鎖命令を徐々に解除していっています。感染の様子を見ながらではありますが、5月9日(土)からはチャトチャック市場が再開。5月17日(日)からのデパート再開も検討する、という流れになっています。
とはいえ、マスクの着用が義務付けられていたり、レストランやカフェでもテーブルを離して客同士の距離を確保したり、様々な新型コロナ対策をしながらの生活となっています。まだまだタイ旅行が楽しめるようになるには時間がかかりそうですが、5月・6月のタイ・バンコクをご紹介します!

5月・6月のタイ祝祭日


5月1日(金) レイバーデイ
いわゆるメーデーで、労働者がお休みを頂ける日です。

5月4日(月)ワチラロンコーン国王戴冠記念日
ラマ10世ことワチラロンコーン国王の戴冠式典が行われた日です。

5月6日(水) 仏誕節(ヴィサカブーチャ)
お釈迦様が『生誕』『大悟』『入滅』した日です。3つの奇跡が重なったこの日は仏教上、最も聖なる日と言われています。※酒類の販売は禁止されます。

6月3日(水)スティダー王妃誕生日
現ラマ10世の王妃の誕生日です。

5月・6月のタイ天気予報


タイの5月は1年で一番暑い「暑季」が終わる月で、6月は「雨季」が始まる月。残暑のような厳しい暑さで強烈な太陽光が特徴ですが、雨の降る回数が徐々に増えてきます。そして、今年の5月はとにかく暑い!屋台の食事など、食中毒に要注意な季節でもあります。以下の気象情報は6月の予想です。

【バンコ ク(タイ中部)】
最高気温: 34 - 36℃ 
最低気温: 25 - 27℃
平均湿度: 80 - 85%
平均降水量:140 - 180 mm
降水日数: 14 - 17日


【タイ北部(チェンマイなど)】
最高気温: 33 - 35℃
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 80 - 85 %
平均降水量:150- 190mm
降水日数: 16 - 19日

【タイ東北部】
最高気温: 33 - 35℃ 
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 80 - 85 %
平均降水量:160 - 200mm
降水日数: 15 - 18日

【タイ東部(チョンブリなど)】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 25 - 27℃
平均湿度: 85 - 90 %
平均降水量:250 - 300mm
降水日数: 15 - 18日

【タイ南部、東海岸】
最高気温: 33 - 35℃ 
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 75 - 80%
平均降水量: 100 - 140 mm
降水日数: 12 - 15日

【南部、西海岸(プーケットなど)】
最高気温: 31 - 33℃ 
最低気温: 24 - 26℃
平均湿度: 85 - 90%
平均降水量: 270 - 320 mm
降水日数: 17 - 20日

気になるポイント:観光できるの?

デパートはまだ閉まっています。

デパートはまだ閉まっています。


タイでは、5月31日まで一般旅客機の乗り入れが禁止されています(5月10日時点)。つまり、タイに旅行に来るのは難しい状況です。労働許可証を持っている外国人がタイに入国する際には、タイ大使館・総領事館が発行する入国許可書が義務付けられています。
また、非常事態宣言が5月31日まで延長されているので、デパートやマッサージ店、バーなど経済活動が制限されており、夜間外出禁止令(22時~翌朝4時)も発出されています。
新型コロナの状況が落ち着くまでは、タイ旅行は難しいのが現状です。

注目トピックス:布マスク

コンビニ入店の際のマスク着用を呼びかける張り紙。

コンビニ入店の際のマスク着用を呼びかける張り紙。


タイでは、BTSやMRTなどの公共交通機関を利用する場合や、スーパーやコンビニなどお店に入る場合、マスクの着用が義務付けられています。マスクをしていないと、中に入れてもらえません。
タイでは、使い捨てマスクはタイ政府が買い上げて、4枚10バーツ(約35円)という安値で販売しています。ただ、それも数が少ないので、販売に出会える機会が減っています。
そこで、街中では「布マスク」がよく売られているのですが、嬉しいのが、タイの有名ブランドがデザイン性の高いマスクを販売しているのです。しかも、そんなに値段が高くないのも特徴。そして、収益の一部をコロナで大変な医療機関に寄付するという社会貢献できるブランドもあります。
以下、一例をご紹介します。
60バーツの布マスク。

60バーツの布マスク。

FILAのフェイスシールド。

FILAのフェイスシールド。

タイ政府が各世帯に配布した布マスク。

タイ政府が各世帯に配布した布マスク。



▼タイ随一のシルクブランド『ジムトンプソン』


▼レトロガーリーで芸能人に人気の『Kloset(クロセット)』


▼シンプルさが人気の『JASPAL(ジャスパル)』


▼ヴィンテージ系の『Rotsaniyom(ロッサニヨム)』


▼勢いのある若手デザイナーのメンズブランド『Leisure Projects(レジャー プロジェクト)』


他にも、マスク部分とゴム紐の色を自由に組み合わせられるマスクや、マスクをしまえるポケットバックとのセットや、帽子とおそろいのマスクをセットで売り出すブランドもあります。




そして、タイっぽいなと思うのが、企業が会社名入りの布マスクを顧客に配っているところ。顧客にも喜ばれる販促グッズとして布マスクを利用するのは、さすが!と思えるアイディアです。



いかがでしたか?なんだか、大量にマスクを紹介する記事になってしまいました。。
新型コロナが落ち着いて旅行を楽しめる世界が来ることを願って、将来のタイ旅行の計画を練ってみてはいかがでしょうか。以上、バンコクナビでした!


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2020-05-10

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