旅のプロフェッショナル JTBとナビの共同企画
水上市場と線路市場 面白市場めぐり

DAMNOEN & MAEKLONG

閉店・移転、情報の修正などの報告

旅のプロフェッショナル JTB(タイ支店)とバンコクナビの共同企画により催行される面白市場めぐり 水上市場と線路の上に市場が広がるメークロン市場を1日で廻ります

サワディカップ バンコクナビです。現地でオプショナルツアーに参加する場合、一番大切なものとは何でしょう? ナビが考えるにそれは安全とガイドの質ではないでしょうか。
どんなに良いツアーでも最後まで安全に終了することが第一、次に親切で丁寧なガイド力、これに尽きると思います。ガイドの中にはあまり日本語が判らず適当な案内やいい加減な説明をする不届き者がいるのも事実、今回ご紹介するツアーは旅のプロフェッショナルJTB(タイ支店)とバンコクナビのコラボ企画、ツアー車両にはGPSを搭載し、走っているコースの把握は勿論速度まで管理して安全運行に最大限の注意を払っています。そしてガイドですが勿論国家試験を優秀な成績で合格した選りすぐりのベテランガイドのみを採用、お客様のリクエストに出来るだけ答えるべく訓練を受けた熟練ガイドばかりですので、朝の水上マーケット、午後のメークロン市場、面白市場2箇所の観光を十二分にお楽しみ頂けます、それでは早速ツアーの中身をご覧頂きます。

集合場所は4箇所限定

ナライホテル(シーロム通り)

ナライホテル(シーロム通り)

JTBが他社と異なるのは集合場所が以下の4箇所に限定されていること、「え~っ! 私のホテルまで迎えに来てくれないの~?」という方、申し訳ないのですが、その通りです。では何故そのようにしているか、一般のツアーは極力お客様をピックアップするために色々なホテルを回りますが、それには順番があります。つまり早いピックアップになった方は最後の一人が車に乗るまで全員のピックアップに付き合わなければなりません。
スケジュールでは7時出発なのに、ピックアップは6時15分なんてことがあるのはそのためです。ところがJTBの場合はエリア毎に集合場所が決まっているので、あちこちのホテルを回るなんて面倒なことは無く、集合次第出発になります。お客様にご足労をお掛けするのも結局はお客様のためということになります。時間は厳守でお願いしますね。
ウェスティングランデホテル BTSアソーク駅/地下鉄スクンビット駅前

ウェスティングランデホテル BTSアソーク駅/地下鉄スクンビット駅前

ツインタワーズホテル

ツインタワーズホテル

バンコクマリオットマーキス クイーンズパーク(旧インペリアルクイーンズパーク)

バンコクマリオットマーキス クイーンズパーク(旧インペリアルクイーンズパーク)

催行スケジュール

細かいスケジュールですが、当日の混雑状況、道路の渋滞状況などによって変更せざるを得ない場合もありますので、ご了承下さい。
7:00頃 指定ホテルに集合・出発(集合時間厳守)
8:45  ココナッツファーム見学 
9:30 ロングテールボート(エンジンボート)で水上マーケットへ移動
9:50-10:40 水上マーケットで自由行動
11:00 テレビで有名な傘を折り畳むメークロン市場観光
    (11時10分到着電車、11時30分出発電車を見学)
13:00 ランチ(タイ料理)
15:30頃 ご出発地ホテルにて解散

ダムヌンサドアク水上マーケット

日本にはまず無い水上マーケット

日本にはまず無い水上マーケット

ここバンコクには日本にはまず無いような様々な形態の市場=マーケットがあります。夜になってから開催されるナイトマーケット、週末だけ開かれるウィークエンドマーケットなどなど。そんな中でもひと際異色を放つマーケットが水上マーケットです。
運河の岸べりに連なるお店は勿論のこと、物を売る人も船、買い物に来る人も船、手漕ぎの船もあれば豪快なエンジン音を出すスピードボートなどなど混沌とした川の上で繰り広げられる商品の売り買い、こんな光景、日本ではまず見ることができませんよね。スタートはこの水上マーケットからです。

最初はココナッツファーム

ココナッツは日本語で言えば椰子の実、椰子の実と言えば飲料水が手に入らない場合、水の代わりに飲めるジュースが中に一杯詰まったとても硬い実で、木から落ちた椰子の実が直撃すれば怪我ではすまないことで知られています。それはそれで間違いではありませんが、実はこの椰子、水代わりに飲むだけでなく色々な利用方法があるんです。水が入っていた部分の内側には白い果肉がたっぷり張り付いていて、これを掻き出したものが胚乳(はいにゅう)と呼ばれるココナッツの実です。このまま食べることも出来るのですが、一般的にはこの胚乳を絞って油分だけを抽出したものがココナッツオイル、水に溶かしたものがココナッツミルク、煮汁を煮詰めたものがパームシュガーというように姿かたちは変わりますが様々な用途で広く用いられています。更に硬い殻は木材のようにお皿やカップなどの製品へ加工されます。木よりも柔らかい感触で肌触りも良く、知らずに使っていたなんていう方も多いのではないでしょうか。このココナッツの加工風景を全てご覧頂きます。
ココナッツの実の中 白い部分が胚乳

ココナッツの実の中 白い部分が胚乳

胚乳をこそぎ落とすように実を採ります

胚乳をこそぎ落とすように実を採ります

胚乳を煮詰めて出来るパームシュガー

胚乳を煮詰めて出来るパームシュガー

殻から作られた製品も多数

殻から作られた製品も多数

水上マーケットの由来

続いて訪問するのがダムヌンサドアク水上マーケット、その昔バンコクは東洋のベニスと呼ばれていました。これはイタリアのベニスと同様、バンコクでは道路網よりも運河網が発達し、交通や運送の要として機能していた時代があったということを意味しています。
バンコク市内は時の経過と共に道路や鉄道といった社会インフラが整備され、運河はかなり姿を消してしまいましたが、80kmほど南に下ったダムヌンサドアクの辺りはその頃の様子を今に残しています。
朝、魚市場に上がった新鮮な魚や、朝採りした野菜や果物を船で運ぶ行商人、子供が学校へ行くのを船で送っていった帰りにその日の食材を買って帰る地元の人々、ダムヌンサドアク水上マーケットは、本来は観光地ではなく庶民の生活の一部だったのですが、失われつつある伝統を守っているうちに知名度があがり、現在では超有名な観光地になったという場所です。また市場が活況を呈するのはこのような理由から早朝から10時ころまでの時間帯で、行商人、地元タイ人、観光客などでごった返すこともあり、運河が車ではなく船で渋滞してしまうほどの人気があります。
最も活況なのは朝8時から10時くらいまで

最も活況なのは朝8時から10時くらいまで

船が何隻も並びます

船が何隻も並びます

スピードボート

この水上マーケットエリアは道路が細く、駐車場を探す車で渋滞もしばしば。このためツアーではかなり手前でバスを停め、スピードボートに乗船し水上マーケットの中心部へ向かいます。
このスピードボート、自動車のエンジンを搭載しているため、かなり大きな爆音を放ちます。船体は細い流線型でエンジンの回転が上がれば結構なスピードで走りますが、運河は細いところもあるため、船同士がすれ違う際はお互いにスピードをゆるめ波が立たないよう静かにすれ違います。また運河沿いに建つ高床式の住居を眺めたり、船に商品を満載した物売りのおばちゃんに手を振ることも出来るちょっとしたボートツアーのような雰囲気です。
スピードボート

スピードボート

細い運河を走るときはゆっくり

細い運河を走るときはゆっくり

行商のおばちゃんを見かけたら手を振ってみよう

行商のおばちゃんを見かけたら手を振ってみよう

高床式住宅

高床式住宅

市場の中心

何でも売っています

何でも売っています

市場の中心に着くと船を降り、運河の両脇にある商店街のような場所に向かいます。ここも市場の一角ですので、色々なものが販売されています。船の上で作るタイ風ラーメンや豚の串焼き、お菓子など食べ物も沢山ありますので、色々トライしてみて下さい。
船の上で作るタイ風ラーメン「クエッティオ ルア」

船の上で作るタイ風ラーメン「クエッティオ ルア」

これはタイの甘いお菓子

これはタイの甘いお菓子

メークロン市場

タイを紹介するテレビの情報番組などで見られた事のある方は大勢いらっしゃるでしょう。
タイ語で「タラート・ロム・フープ」と呼ばれるこの市場は直訳すると「傘を閉じる市場」という意味。タイ国鉄のメークロン駅前の踏切を越えると線路の両脇はテントの屋根に覆われた市場となっています。しかもこの市場、あろうことか線路の上にまで商品が置かれており、列車が来たらいったいどうなるのか心配に成るほど混雑した状態で普通に地元の人が買い物をしている、これだけでも非常に珍しい、ある意味不思議な光景なんですが、列車が近づいて来ると傘をたたむように一斉にテントの屋根を片付け始めあっと言う間に商品も引っ込めて電車をやり過ごし、列車が通過した後は屋根を素早く元に戻し、何事もなかったかのように再び商売を始めます。そんな日本ではありえない面白市場を見て回ります。
タイの国鉄「メークロン線」の始発駅

タイの国鉄「メークロン線」の始発駅

市場が開かれているのは線路の上 皆さん普通に買い物

市場が開かれているのは線路の上 皆さん普通に買い物

電車が来ると一斉にテントを片付け始めます

電車が来ると一斉にテントを片付け始めます

電車が通れるだけのスペースがあっと言う間に出来上がり

電車が通れるだけのスペースがあっと言う間に出来上がり

電車がギリギリを通過

電車がギリギリを通過

さあ 電車が来ますよ~

さあ 電車が来ますよ~


日本ではまず見ることの出来ない水上マーケットと折り畳み市場、どちらもちょっと不思議でとっても面白い市場です。ベテランガイドの案内で二箇所の面白市場を制覇しちゃいましょう。

記事登録日:2016-06-02

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集合場所

ピックアップ指定ホテル(確定は予約完了時)

集合場所は以下の3箇所となります。ご予約完了時に集合時間と集合場所が確定となります。
ウェスティングランデ(BTSアソーク駅/地下鉄スクンビット駅前)
ドゥシタニホテル(BTSサラデーン駅/地下鉄シーロム駅前)
ツインタワーズ・ホテル

スケジュール

おおよその時間 内容
7:00頃  指定ホテルに集合・出発(集合時間厳守)
8:45    ココナッツファーム見学
9:30 ロングテールボート(エンジンボート)で水上マーケットへ移動
9:50-10:40 水上マーケットで自由行動
11:00  テレビで有名な傘を折り畳むメークロン市場観光
13:00  昼食(タイ料理)
15:30頃  ご出発地ホテルにて解散

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2016-06-02

利用日
大人 子供

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2016年4月17日よりメークロン駅構内の改修工事も終了し内容も一新したツアーを再開致しました。是非ご利用下さい。

ダムヌンサドアク水上マーケット

ダムヌンサドアク水上マーケット

左右に熱帯の木々が茂る水路を、野菜や果物を載せた小船が行き来する水上マーケット。売る側も買う側も声高らかに交渉し、活気溢れるマーケット。