スパ アテネ (プラザアテネホテル)
Spa Ath?n?e(Plaza Athenee)สปาแอทธินี(โรงแรมพลาซ่า แอททินี)
【サヤチックの体験レポ】スパアテネ
バンコク最高峰!憧れの高級スパの蜜の味を味わってきました。
サワッディーカー!サヤチックです。
宝石にせよシルクにせよキャビアにせよ、すべからくモノにはピンからキリまでのレベルというものが存在します。“高級品”とされるものならなおさら。ならばトップレベルを知りたいと思うのは、ごく自然な欲求。
かのエベレスト山初登頂に成功したマロリー氏にチャレンジの理由を尋ねて返ってきた答えは「そこに山があったから」。というのは、あまりにも有名な話。くぅ~!格好いい!
ところ変わって、ここはスパ乱立気味のバンコク。ナビからのお達しを受け、連なる“スパ山脈”の最高峰に位置する「スパアテネ」に向かうことになったサヤチック。その理由はもちろん、「そこにスパがあったから」と、クールに言いたいところですが、アツい本音はただただ「キレイになりたいから!」「ゴージャスな気分に浸りたいから!」に他なりません。
それでは、高級スパの蜜の味、とくと味わわせて頂きましょう。
◎ メニュー選び
人間やはり見かけが大事、姫級の扱いを受けるには、それにふさわしいバージョンで…、ということで、普段着より2割り増しのお洒落をしてやってきましたスパアテネ。まずはウェルカムティーを頂きながらのメニュー選び。次にカルテを書いて、マッサージの好みを伝えます。まるで万年雪のように背中に張り付く肩こりに悩むサヤチックは、万年凝りを溶かしてくださ~いとばかりに、肩の部分にしっかりとマルをつけました。
◎ プロダクツ
吟味の末にサヤチックが選んだのは、「アテネスパトリート」。〔フットリチュアル〕→〔エキゾチックジンジャーボディポリッシュ〕→〔エキゾチックジンジャーバス〕→〔シャワー〕→〔アロマティックマッサージ〕に、お風呂の後のブレイクタイム用にお茶とお菓子がついた130分のコースです。
このコースに使われるアロマオイルは、「タイスパイシー・ミックス」。レモングラス・ジンジャー・クローブ・シナモンを独自の割合で配合。皮膚を活性化させ、体を温める作用があるのだそう。
スクラブは「エキゾチックジンジャー」。しょうがには古い角質をやさしく取り除き、皮膚をなめらかにし、新陳代謝のサイクルを促進する効果があります。というセラピストさんの説明を「ふむふむ、とにかくスパイシーでエキゾチックなトリートメントなのね」と要約し、トリートメントに備えて意気込むサヤチック。
◎ スタート
ジャグジーを使うトリートメントを受ける場合に案内されるのは、スパアテネで一番豪華なスイートルーム。バスローブに着替えたら、セラピストさんに伝えるために鐘をゴーンと鳴らします。ぐわ~んと響く余韻が、荘厳な気分にさせてくれます。
【フットリチュアル】
ブロンズのボウルに張ったお湯にミルクプロダクツを垂らし、まずは足を洗います。お湯の純白とバラの花びらの赤とのコントラストをきれいだなーと眺めているうちに、セラピストさんがソルトを手に乗せ足をくまなくクレンジング。汚れと一緒に、蒸れて発生してしまったにおいまで取れるのだそうです。
【エキゾチックジンジャーボディポリッシュ】
スクラブの前に、まず大きくて熱い蒸しタオルで全身を拭いてくれるのですが、これが気持ちいい。庶民派トークになってしまいますが、よくお寿司屋さんなんかで、出されたおしぼりで手を拭いた後に、そのまま顔やおでこを拭いてしまう年配の男性、あれを「いやだよね~」と言いつつ、内心「…でも気持ちよさそうだな」と思っていたサヤチック、皮膚の表面が蒸気で一瞬ふわっと温まってさっと蒸発する、あのサッパリさがこれだったのかと納得です。
あせらずあわてず、きちんとステップを踏むトリートメントのきめの細かさを早くも実感。
ではいよいよスクラブの開始。フット用の枕を足の下にひいてくれるので、足に血がたまってかえって疲れるということがありません。ジンジャーの香りがほのかにするプロダクツをたっぷりと手に取り、きゅっきゅっとリズミカルにスクラブ。
【シャワー】
スイートルームのシャワーは、いくつもの噴出し口からお湯が噴出すタイプ!豪華なファシリティを独り占めできることが、高級スパを利用する醍醐味です。
【エキゾチックジンジャーバス】
ここで、ジンジャーエッセンスを垂らしたジャグジーへ、しずしずと足を踏み入れます。お湯の温かさとジンジャーの効果でほかほか。テンションが上がってきたので、ジャグジーのジェットで散ったバラの花びらをかき集めてはらり!
【ブレイクタイム】
お風呂あがりのブレイクタイム。内容はクッキーとお茶。今回サヤチックが頂いたのは、マカダミアナッツがごろごろ入った甘さ控えめほっこりクッキーと、熱い中国茶。
【アロマティックマッサージ】
アロママッサージへと突入。はじめに記入したカルテの絵の肩の部分にマルをつけた甲斐あって、肩の部分は特に念入りに揉んでくれたのですが、それがいかにも「ほらほら肩揉んでますよー」的アピールがあるものではなく、あくまでも濃淡グラデ−ション的な差だったので、ここでも高級スパの上品さを感じた次第です。
最後の仕上げに頭をマッサージして終了。スパの印象って、セラピストさんの腕だけではなく施術前後の接客の物腰も大切なのですが、そこはさすがのスパアテネ、心得たもので、フレンドリーさという名のずうずうしさもなく、上品で控えめな態度に満足でした。
最後は、評価とコメントを書いて終了。
いかがでしたか?
「惜しい!」と思えるところが何もない、丁寧に段階を踏んだ余韻を感じるトリートメントでした。
以上、スパ山脈の頂から、サヤチックがお送りしましたー。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2007-08-02
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