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投稿者:Lexus

icon旅行情報掲示板[RE] : タイ株式暴落

2006-12-19
本日、タイ株式市場が暴落しました。
歴史的な暴落です。
詳細は下記にて。
バーツ相場にも動きが出てきそうです。

[シンガポール 19日 ロイター] 19日の東南アジア株式市場では、タイ中央銀行がバーツの投機的取引を抑制する厳しい規制を導入したのを受け、バンコク市場のSET指数が約15%急落したことから、全般的に投資家心理が悪化した。

 SET指数の下げ率は14.8%で、1日の下げ幅としては16年ぶり。シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.STI>は2.2%、クアラルンプール市場<.KLSE>は2%、ジャカルタ市場<.JKSE>は3%近く、マニラ市場<.PSI>は1%それぞれ下落した。

 タイ証券取引所はSET指数<.SETI>が10%超下げたため、取引を30分間中断した。しかし再開後も同指数はさらに下げ幅を拡大した。

 タイ中銀は18日遅くに、貿易関連以外のバーツ買い取引で、購入外貨の30%を中央銀行に無利子で預けることを義務付けると発表した。これを受け、この日のバンコク市場では外国人投資家を中心に売りが殺到し、優良株を押し下げた。エネルギー最大手PTT (PTT.BK: 株価, 企業情報 , レポート)は17%、PTTエクスプロレーション(PTTE.BK: 株価, 企業情報 , レポート)も17%安、携帯電話最大手のアドバンスト・インフォ・サービシズ(AIS)(ADVA.BK: 株価, 企業情報 , レポート)は21%それぞれ大幅下落した。

 アナリストらは、タイ中銀の規制の目的は投機的なバーツ買いを抑制することにあるが、実際の投資にも大きな打撃を与える可能性があると指摘している。また現在の投資家は影響を受けないが、バンコク株式市場での大量の売りは、大半の投資家が同市場から資金を逃避することを決定したことを示していると語った。

 野村のショーン・ダービー氏は「われわれは(タイ中銀に対する)資金の預け入れ義務がいずれ緩和されると予想しているが、当面はタイ株へのスタンスを弱気に修正する方向だ」と述べた。