朝限定!おいしい屋台巡り

早起きは三文の得!タイ人の朝のエネルギー源、朝限定の屋台をピックアップ!

ッディーカー!バンコクナビです。
今日もバンコクに朝がやってきました。眠い目をこすりつつ、しっかり栄養補給して今日も元気にがんばらなきゃ!タイ人は朝の渋滞を避けるため、朝早くに家を出ます。そのため、朝ごはんは途中で買って学校や職場で食べるのが一般的。マクドナルドに朝マックがあるように、タイにも朝限定の屋台があります。タイ人は朝ごはんとしてどんなものを食べているの?はーい、ナビがお見せします、ということで、6時ごろから開いて10時頃には閉まってしまう、バンコクの朝限定の屋台のご紹介!

場所はシーロム通り

今回ナビが朝屋台をキャッチしたのは、バンコクきってのオフィス街シーロム通り。シーロム通りは多国籍な企業が集まるエリアなので、OLさんやサラリーマンの朝ごはん向けの屋台が沢山出るんです。スカイトレインBTSサラデーン駅からシーロム通り周辺を500メートルほど歩きました。
ここでひとつ注意!バンコク市の政策で、毎週月曜日は屋台の路上販売が禁止になっているので、屋台散策は月曜以外の曜日に。また、店主のその日の気分でふっと休んだりしてしまうのが屋台の世界、今回ナビがご紹介する屋台が必ずあるとは限りません、あしからず~。

● ナームタオフー(豆乳)
朝の飲み物として定番の豆乳。日本ではパック入りがほとんどですが、タイでは街角で湯気を立てて沸かしています。温かい豆乳に砂糖を入れて甘くするのがタイ流。テイクアウトはビニール袋に入れてくれて、1袋6バーツ程度。
麦・タピオカ・黄色の豆・小豆や寒天などの具を入れると、立派な朝ごはんに。具入りは7バーツ程度。具のバリエーションはお店によって違いますが、ダイエット効果があると言われているバジルシードも豆乳の定番の具のひとつ!
豆腐をしょうがシロップに浮かべて食べる「タオフアイ」を一緒に売っているお店もあります。

● パトンコー(揚げパン)
豆乳の相棒といえば、ちいさな揚げパン、パトンコー。細長いのをふたつくっつけたXのかたちが主流。仲が良くいつも一緒にいる恋人のことを「パトンコーのようだ」という言い回しもあるほど、タイ人にとって一般的な食べ物です。そのまま食べたり、練乳やバンダンリーフ風味のクリームをつけたり。1つ2バーツ。

● 野菜エキス(ナーム・スカパープ)
レアな朝屋台としては、豆乳に黒ごまや小豆をまぜたものや、かぼちゃやムラサキ芋のエキスなどの健康系の飲み物を売るお店。見た目からしてプロテインやカロチン、ビタミンの宝庫!でもやっぱりタイ人はかなり甘くして飲みます。1袋10バーツ程度。

● カーフェー(コーヒー)
コーヒー文化が浸透してきたタイ。“朝はコーヒー”派も増えてきました。少し前まではビニールの袋に直接注ぐスタイルでしたが、見た目重視のタイ人、コーヒーチェーンのようなプラスチックの容器に入れてもらえるお店が登場し、人気を集めています。コーヒー以外にココア・紅茶なども。1杯15バーツ~。

● サンウィッ(サンドイッチ)
コーヒーに合うのはやっぱりサンドイッチ。具として、タマゴやレタス・ハムなどの定番に混じって、豚肉を繊維になるまで煮詰めた「ムー・ヨン」という佃煮のようなものが使われているのがタイ風。クロワッサンにはさんだ、おシャレなディニッシュサンドも!1個12バーツ程度。

● サラッ(サラダ)
ヘルシー志向のOLさんに人気なのが、ミックスサラダ。レタスやトマトプラス、かぼちゃやコーン、ムラサキ芋などの温野菜やゆで卵も入って1袋25バーツはお得!付いてくるマヨネーズが甘すぎるのが玉にキズです。

● カノムパンピン(トースト)
炭火で焼くトーストやパンも。マーガリンやクリーム、タイらしいところでは甘辛いチリペーストを塗って、1個9バーツ。

● サラパオ(肉まん)
キオスクのようなスタンドでは、サラパオ(肉まん)やゆで卵(カイトム)、バナナをもち米で包んで蒸したお菓子などが売られています。肉まん1個8バーツ。

● ムーピン(焼き豚)
焼き豚や揚げた豚をカオニャオ(もち米)と一緒に食べるのも、昔ながらの朝食スタイル。腹持ちの良さでは群を抜いています。焼き豚1本5バーツ、カオニャオ1袋5バーツ程度。

● アメリカン・ブレックファースト
トースト&オムレツ&ソーセージの正統派(?)アメリカン・ブレックファーストも屋台で!もう何でもありですね。ままごとのようにちまちまと盛るのがタイらしい。1箱25バーツ程度。

● ジョーク&カオトム(お粥)
小腹が空いた朝にぴったりなのがお粥。タイでお粥といえば、お米の粒が残った「カオトム」と、とろりと煮崩れた「ジョーク」の2種類があります。

【カオトム】 - カオトムは、塩漬けたまごや魚の干物、菜っ葉のお漬物などのおかずと一緒に食べます。赤米のカオトムはとってもヘルシー!お粥1杯5バーツ。おかず1皿20バーツ程度。
【ジョーク】 - こちらは粒がなくなるまで煮立てたジョーク。豚のミンチの団子や内臓が具として入っています。お好みで卵を入れることもできます。揚げたにんにく油の隠し味にトッピングのしょうがとネギがアクセントになってGOOD。ジョークにパトンコーをいれて食べる人もいます。卵なし20バーツ、卵入り25バーツ。

いかがでしたか?
軽めのもので済ませたい人からしっかりと食べたい人まで、みんなのお腹を満たしてくれる、バンコクの朝の屋台たち。
明日はちょっと早起きして、自分にぴったりの『おめざ』を探してみてはいかがですか?
以上バンコクナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-01-04

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