ナビ吉のウタイタニ訪問

千の仏の眠る寺 ワットジャンタラーム(ワット・タースン)。心の癒しの旅へ・・・。

サワディカップ バンコクナビのナビ吉です。
今日は皆さんを千の仏と即身仏が眠る寺、ワットジャンタラーラームにご案内します。
日ごろ 騒がしいバンコクで仕事をしているナビは、体も心もお疲れ状態、体だけならSPAやマッサージで回復できるのですが、心となると簡単にはいかない。どっか癒されるとこないかなーっと思っていると友達が、「ちょっと田舎のお寺に行くけど行く?」と聞かれ、迷わずOK.。バンコクから約200キロ、車に揺られること約3時間半、ドンムアン空港を過ぎ、アユッタヤーを超え、ウタイタニにやってきました。
ここウタイタニには本当に数多くのお寺があるんです。その中でも特に地元の人の信仰も深く、曜日を問わず訪問者の絶えない寺ワットジャンタラーラム。
では早速入ってみましょう。
「いきなりビックリ」
車を駐車してまずビックリ!金色に輝く3体の像が見下ろしています。高さは約5メートル、しかも金色。いきなり圧倒されてしまいます。この像は歴代のタイの王様だそうで、
威厳を感じます。ここではナビ吉素直に手を合わせつついざ中へ。
 「中もスゴイ!」
中に入ってまたビックリ!豪華絢爛というか、派手というか?どれもこれもキンピカなんです。しかもビューティフル!ナビ吉が来たのは土曜日、本当にたくさんの人がお参りしています。普段ろくに神様や仏様を拝んだことのないナビ吉もここでは素直にワイ(合掌)してしまいます。どの仏様もみんな顔が優しくて、しかも自分を見つめているように思えてきちゃって、心がおだやーかになる感じ。普段はどっぷり俗世間に生きているナビにはなんかまぶしく見えちゃいました。
「特別なわけ」
このワット・ジャンタラーラム、他のお寺とはちょっと違うんです。えっ 何が違うって?
じつはここには本当の神様、いわゆるミイラが安置されているのです。この神様は生前、ポー・ルーシリンダムというえらーいお坊様。今から約13年ほど前他界されたましたが、現在も神様として地元の方に尊敬されていて、そんなにえらい神様ならご利益が無いわけはない!ってな感じで皆さんと一緒に熱心に拝んじゃいました。
「本物?」
隣の本堂に移動するナビ。なんとそこにはお坊さんがガラス張りの中、やさしーい顔で
座ってらっしゃる、さすが徳の高いお坊様、ピクッとも動かない。あれー本当に動かないな?疲れないのかなー?ガラスの中からじっと人々を見つめています。あっ目があった。でもこんなガラスの中、暑くないのかなー?汗かかないの?と思っていたら、実はこれ人形なんです。ウッソーっていう感じ。今にも立ち上がりそう。マジ驚きました。
東京ディズニーには10数回、東京タワーのロウ人形館にも数回、豊島園、後楽園は何十回と通ったナビ吉もこんなに良くできた人形みたのは初めて。さっきまで絶対に本当のお坊さんだと信じていたのに、まさか人形だったとは。イヤーホントによくできています。
実はこの方が先ほどのポー・ルーシリンダムというお坊様の生前の姿。(でもさっき目が合ったよなー?)本当にたくさんの方が拝んでいました。
「いたるところに」
お寺の中、いたるところに仏様がおいてあります。さすが仏教王国タイ。きっとそれだけたくさんの方がお参りに来るのと、信仰心が強いからなんでしょう。回廊の壁には絵画、またまた人形のお坊様、またこれが良くできてるんです。タイの人って本当に手先が器用というか、スゴイ!
「自然の宝庫」
お寺の裏手には川が流れています。この川の中、いるわいるわお魚さん。これは日本でいうナマズですね。タイの人にとっての貴重な蛋白源。日本のように透明な水ではありませんが、餌のパンを買って川に投げるともう大変。何十匹何百匹と集まってきちゃって、餌のうばいあい。ナビはカメラのレンズキャップを落として食べられちゃいました。(食べないって)。じつはこの餌をあげるということ自体、功徳を積むためとか。でもこんなにたくさんの魚、誰も取らないのかなー?聞きましたら、お寺の境内の中では捕らないそうです。といってもちょっと離れたところでは、やっぱり捕るんでしょう。でもこんなにいたら、いくら捕っても減らないんじゃない?と思えてしまいます。
ふと見上げれば立派なバナナがぶら下がっています。まさに自然がそのままなんですね。
「上からみた風景」
帰り際、町の入り口にある小山に上ってみました。(もちろん車でです。)
ウタイタニの町が一望できます。緑が一杯あって空気もバンコクとは全然違います。ビルが一個もない。やっぱ田舎だなーと思いつつ、そうそうここはお寺の町。
山の上にも中国の神様のお寺があるんです。見て下さい、このお腹。おへそのところには大きな穴があいています。(何で穴?)みんな触るんだなー。金箔がはげてる。これはナビもさわるっきゃない。(ゴシゴシ、ペタペタ)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-09-21

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