寺院をめぐってみよう!【ワットポー/ワットアルン編】

バンコクに来たら「マスト」とも言える観光スポットが寺院。今回はバンコクで必見の寺院についてお届けしたいと思います!

バンコク来たら、やっぱり寺院めぐりははずせない!

バンコクに来たら「必ず」と言ってよい程、観光客が足を運ぶのが寺院。古くから仏教国として栄えてきたタイは各地に多くの寺院があります。中でもバンコクには寺院が至る所にあり、世界各地から観光客が訪れます。今回はバンコクで必見の寺院をめぐってみたいと思います!

学問の地として有名なワット・ポー

まず訪れたのはワット・ポー。1793年にアユタヤ時代から存在していた寺院の建物を現在の地に再建したワット・ポーは寺院としての役割と共に、医学や芸術といった学問所としても栄えてきました。現在でも、寺院の一角にはタイ式マッサージの学校があります。そして、ワット・ポーと言って思い浮かぶのは、黄金の巨大な涅槃仏で有名ですね!

涅槃仏の顔が見えた!

さあ、いよいよ礼拝堂にある涅槃仏と対面です!王宮程、服装などに対する制限は厳しくありませんが、本殿の入り口では履物を脱ぎ下駄箱に収納してください。また、帽子も脱いで入ってください。(ワット・ポーの入場料は50バーツ(150円)です)
あ、涅槃仏の顔が見えてきました!実物を目の前にするとその迫力と表情の美しさに感動します。涅槃仏とは、釈迦が悟りを開き、涅槃へと旅立つ前の姿を表現したものと言われています。涅槃仏を拝観する際には、頭部から足(全身)、そして足裏、背後という順路で回って行きます。また、涅槃仏だけでなく、礼拝堂を彩っている美しい天井の模様や壁画にも魅了されます。タイが仏教を古くから信仰していることや、象という動物をいかに大事にして人々と共に生活してきた様子が描かれているのが分かります。

遂に全身を拝む!

遂に涅槃仏の全身を拝みます!全長46m、高さ15mという迫力に圧倒されます。涅槃仏の足元は全身像を写真に収めようと、多くの参拝客が写真撮影の順番待ちをしています。

そして、もう涅槃仏でもう一つの見どころは、涅槃仏の足裏。
足裏には仏教による宇宙観を表した絵が描かれていて、その数は108と言われています。また、この足裏の絵には福をもたらすという言われもあるのです。

あれ?参拝客の人たちが一列に並びながら、壷のような入れ物に何かを入れながら、進んで行きます。
実はこれ、お賽銭用の壷で、この壷に一つ一つ賽銭用のコインを入れて行くと願いが叶うと言われているのです。賽銭用のコインは20バーツ(60円)で買うことができます。

ボートに乗って対岸のワット・アルンへ!

ワット・ポーを後にして、次に向かうのは、ワット・アルン。日本では三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台として、その名の通り、朝焼けを浴びる姿が美しいことでも有名な寺院です。ワット・アルンもバンコクでの寺院めぐりには欠かせないポイント。ワット・アルンはワット・ポーや王宮とはチャオプラヤー川をはさんだ対岸にあるため、ワット・ポーからのアクセスは水上バスを利用します。

水上バスの乗り場(船着き場)へ向かう途中には屋台や土産物店が所せましと軒を連ねています。中には、海産物が店先にずらりと並んだ店も。雑然としながらもどこか素朴で、エネルギッシュな雰囲気を感じることができます。

クメール様式の彫像は必見!

船着場からは、すぐ近くにワット・アルンが見えます。この日は週末とあって、午前中という比較的早い時間でありながら既にたくさんの観光客でにぎわっています。ワット・アルンの魅力は、高さ81mの大仏塔と、その大仏塔を支える台座にほどこされた神話の彫像。精巧な造りは思わず近づいてじっくり見てみたくなってしまいます。

大仏塔に登ってみよう!

ワット・アルンもワット・ポーと同じく入場料は50バーツ。入場料を払ったら、さあ、いよいよワット・アルンの象徴でもある大仏塔に登ります!…と張り切ってみたのはいいものの、かなりの傾斜の厳しさと階段の段数に驚きです。傾斜が激しいため、階段を登る時は一段一段慎重に、手すりにつかまりながら…という感じです。
階段を登りきること100m、やっと塔の上部に着きました!

塔の上からバンコクの景色を楽しもう!

そして、塔の上からはチャオプラヤー川をはじめ、バンコクの町並みを堪能することができますよ!
駆け足で回ったワット・ポーとワット・アルンについてお届けしましたが、いかがでしたか?バンコクに来たら、日本の寺院とは全く違った雰囲気や色合いのタイの寺院の魅力をきっと発見できることと思います。みなさんも、バンコクでの寺院めぐりでのひと時をぜひ楽しんでくださいね!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-09-09

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