2018年のタイ・バンコク

2018年はタイの新時代のスタート!


サワッディーカー、バンコクナビです!2018年は、新国王であるラーマ10世ことワチラロンコン国王の戴冠式が予定されており、新たにワチラロンコン国王の肖像画のバーツ紙幣も発行される予定です。新時代の幕開けとなるタイの2018年は、イベントや行事、楽しい事が盛り沢山です。では、早速ご紹介していきます!

2018年の年間カレンダー


2017年末に発表された祝休日です。新たに、プミポン前国王のご逝去日と、ワチラロンコン国王の生誕日が祝日となっています。王族関連や仏教関連の祝休日の他、休日にはなりませんが、タイの人々が大切にしている特別な祝いの日(ロイクラトン、教師の日、中秋節、オークパンサーなど)も多くあります。タイの祝休日は予告なく突然変更になる場合や、急に新たな祝日が決まることもあります。特に2018年はワチラロンコン国王の戴冠式が予定されており、祝日が増えそうな予感です。祝日が気になる方は、旅行前にバンコクナビをチェックしてみて下さいね。



1月1日(月) お正月 (ワン・ピーマイ)
正月は家族と一緒に過ごす人が多く、正月の朝早くから近くの寺院へ出かけ僧侶への托鉢やタンブン(得を積む)を行います。

1月2日(火)お正月の振替休日

2月16日(金) 春節祭(中国旧正月)

※タイの祝祭日ではありません

3月1日(木) 万仏祭(マカブーチャ)

陰暦3月の満月の夜に、釈迦のもとに弟子1250人が偶然集まった奇跡を祝う祝日。※酒類の販売は禁止されます

4月6日(金)チャックリー王朝記念日
現ラタナーコーシン王朝を築いたラーマ一世の即位記念日

4月13日(金)~16日(月)ソンクラーン(水掛祭り:タイの旧正月)
タイの新年で、全土で「水掛け祭り」が盛大に行われます

5月1日(月) レイバーデイ
いわゆるメーデーで、労働者がお休みを頂ける日です

5月29日(火) 仏誕節(ヴィサカブーチャ)
お釈迦様が『生誕』『大悟』『入滅』した日です。3つの奇跡が重なったこの日は仏教上、最も聖なる日と言われています。※酒類の販売は禁止されます

7月27日(金) 三宝節(アサラハブーチャ)
お釈迦さまが悟りを開いてから7週間後、修行時代の友人5人に初めての説法を行い、その5人が僧侶になったことから、「仏・法・僧」の三宝が成立しました。※酒類の販売は禁止されます

7月30日(月)ワチラロンコン国王誕生日(7/28土)の振替休日
ラーマ10世・ワチラロンコン国王のご生誕記念日です

8月13日(月) シリキット王妃誕生日(8/12土)の振替休日
シリキット王妃のご生誕記念日です

10月15日(月)プミポン前国王記念日(10/13土)の振替休日
ラーマ9世・プミポン前国王が逝去された日です

10月23日(火) チュラローンコーン大王記念日 (ワン・ピヤマハラート)
タイの近代化に多くの功績を残したラーマ5世チュラローンコーン大王の逝去日です

11月23日(金)ロイクラトン
陰暦12月の満月の夜に、川に小舟を浮かべて流すタイの伝統行事です。農作物の収穫を水の精霊に感謝します。※休日にはなりません

12月5日(水) プミポン前国王誕生日・父の日
故プミポン前国王のご生誕の記念日です

12月10日(月) 民主憲法記念日 (ラッタタマヌーン)
タイで初めての恒久憲法が公布された記年日です

12月31日(月) 大晦日(ワン・シン・ピー)
家族と共に新年を迎えるために、多くのタイ人が故郷に帰ります。バンコク市内ではカウントダウンイベントが各所で行われ賑わいます

2018年の天気


10月~2月:乾季
雨が少なく暑さも和らぎ、さわやかな天候が続く1年で最も過ごしやすい“ハイシーズン”です。朝晩冷え込むこともあるので長袖の上着は必須です。タイ人の多くはこの過ごしやすい時期を利用してタイ国内旅行に出掛ける人が多いようです。また、屋外での行事も多く、期間限定のナイトマーケットなどが各地で盛り上がるのもこの時期です。ちなみに最近は、乾季といえどもシトシト雨が降る日や最高気温30度超えの日もあるので、要注意です。



2月中旬~5月:暑季
一年を通して最も暑く、日本の夏のように"タイの夏"とされる季節です。朝から強烈な暑さと日差しが続き、夜になっても気温が下がらずまさに熱帯夜が続きます。日中の気温が30~40度になることもよくあるので、熱射病の注意が必要です。長時間屋外にいることは身体にもダメージが強いので、屋内と屋外を交互に上手く行き来すると良いでしょう。毎年4月にはタイの旧正月として有名な「ソンクラーン(水掛祭り)」が行われる ため、タイ人と一緒に祭りを盛り上がるために大勢の外国人旅行者がタイを訪れます。



5月中旬~10月:雨季
かなりの暑さに疲れてきた頃に少しずつ訪れるのが、雨や曇りが多い雨季です。南国特有の激しいスコールが短時間降ったり、シトシト雨が1日中降る日もあったりします。スコールの場合は、雨の前後はカラっと晴れているので、突然降り始める大粒のスコールや雷を含んだ豪雨に対応するためなるべく折り畳み傘や雨具を持っていると便利ですが、タイ人の多くはマイペースに雨が止むのを待つことが多いようです。雨季の終わりごろには連日大雨が降り続くこともあります。雨で足を滑らせないよう、お気を付けください!

2018年の注意点


その①:戴冠式(日程未定)
ワチラロンコン国王の戴冠式が予定されています(2017年12月末現在、日程は発表されていません)。戴冠式の当日や前後は、王宮付近の交通規制や観光規制が敷かれると思われます。ワットプラケオやワットポーなどの観光を予定されている方は、戴冠式のスケジュールに注意してください。タイ政府から日程等の詳細が発表され次第、ナビでもお知らせしていきます。

その②:総選挙(11月予定)
また、11月には総選挙が予定されています。タイではこれまで、政治の季節を迎えると大規模なデモや衝突などが多発してきました。11月の総選挙がどうなるかは分かりませんが、その頃にタイ旅行を計画している方は、治安情報などに注意を払った方がいいかと思います。

2018年の注目スポット:ミシュランスターの美食巡り!


タイ初となる「ミシュランガイド・バンコク」が発表されたのが2017年12月。惜しくも3つ星を獲得したレストランはありませんでしたが、2つ星が3店、1つ星が14店でした。その他、1000バーツ以下でコスパの良いグルメを楽しめるビブグルマンは全35店。タイならではの屋台や食堂もランクインしています。せっかくのタイ旅行なので、ミシュランガイドで格付けされたお店で、世界に認められたグルメを制覇するのも楽しそうです。以下、お店情報です。



★2つ星
Le Normandie(フランス料理)
チャオプラヤー川沿いにあるタイの老舗フレンチレストラン。マンダリン・オリエンタル・ホテルにあり、記念日などに訪れたい名店です。ディナーはお値段が張りますが、ランチコースはお値打ちで、本帰国が決まった駐妻さん達が必ず訪れる場所の一つでもあります。ナビも送別会や記念日ランチによく利用しています。ちなみに最新のランチコースの価格は1600バーツ++と2000バーツ++の2種類のようです。予約は必須。タイ旅行の計画と同時に予約しておきたいお店です。



★2つ星
Gaggan(プログレッシブ・インド料理)
「世界一予約が取れないレストラン」と呼ばれたスペインの伝説のレストラン「エル・ブジ」で修行経験のあるインド人シェフが、ランスアン(プルンチット駅近く)に開いたお店が「Gaggan(ガガン)」です。エル・ブジの分子料理「モラキュラー・キュイジーヌ」を駆使して多彩なスパイスを使ったインド料理を再構築します。ナビはオープン当初に行ったことがありますが、アート作品のような料理は驚きの連続で、本当に楽しい未体験の食を経験できるので、オススメです。メニューはコース料理のみで、1人5000バーツ++です。予約は必須です。



★2つ星
Mezzaluna(ヨーロピアン料理)
タイで最も有名な老舗ルーフトップバー「シロッコ」がある「Tower Club at Lebua」の最上階の位置するのが、「Mezzaluna(メッツァルーナ)」です。落ち着いた雰囲気のインテリアの中、チャオプラヤー川とライトアップしたバンコクの街を見下ろしながら食事を楽しめます。ここ、なんと日本人のシェフが率いているんです。日本とフランスからの旬の食材を使った繊細な味が楽しめます。スマートカジュアルの服装規定があります。ディナーのセットは4,900~5,900バーツです。もちろん予約必須です。


★1つ星
BO.LAN:地産地消のタイ料理。ゼローカボン・フットプリントを目指す環境配慮レストラン。セットランチ1,200バーツの他、アラカルトも。スクンビット・ソイ53。

CHIM BY SIAM WISDOM:伝統的なタイ料理。セットランチは400バーツ。スクンビット・ソイ31。

ELEMENTS:オークラ・プレステージ・ホテル25階にあるコンテンポラリー・フレンチのレストラン。フレンチと和食が融合した繊細な料理が特徴。BTSプルンチット駅直結。

銀座 鮨一:東京・銀座の極上寿司店のバンコク支店。タイ人富裕層に人気が高い。ランチセットは1,800バーツ~。BTSチットロム駅直結のErawanモールLG階。

J’AIME BY JEAN-MICHEL LORAIN:Uサトーン・ホテルにあるフレンチレストラン。有名シェフJean-Michel Lorainが監修したメニューが楽しめる。ランチセットは1,100バーツ~。サトーン。

L’ATELIER DE JOEL ROBUCHON:タイで最も高層の話題のビル「マハナコン」の敷地にある「キューブ」の5階にあるスタイリッシュなフレンチレストラン。あのジョエル・ロブションの神髄が味わえます。ランチセットは1,450バーツ~。BTSチョンノンシー駅すぐ。

NAHM:オーストラリア生まれのシェフが繰り出すモダンタイ料理。セットランチ1,600バーツの他、アラカルトも。サトーンのCOMOメトロポリタン・ホテル内。

PASTE:オーストラリア人とタイ人のシェフカップルによるモダンタイ料理。独創的でオリジナリティあふれるタイ料理で、外国人に人気が高い。BTSチットロム駅直結のゲイソン・ショッピング・センターの3階。

SANEH JAAN:タイ王家を魅了した昔ながらのレシピを再現したタイ料理。伝統的なタイデザートも人気の秘密。セットランチは345バーツが3種。ウィタユ通り。

SAVELBERG:オランダ発の高級フレンチ。タスマニアやオランダなど世界中から選りすぐった厳選素材を使用。ウィタユ通り。

SRA BUA BY KIIN KIIN:高級5つ星ホテル「サイアム・ケンピンスキー・ホテル」のモダンタイ料理のファインダイニング。デンマークにあるミシュラン一つ星タイ料理レストラン「Kiin Kiin」の姉妹店。BTSサイアム駅。

SUHRING:ベルリン出身の双子シェフによるモダンヨーロピアン・レストラン。三ツ星店で修業を積んだシェフならではの趣向を凝らした味を楽しめるガーデンレストラン。コースは2,900バーツ~。シーロム。

UPSTAIRS AT MIKKELLER:世界中のクラフトビールが楽しめるレストラン。3,300バーツのコースのみ。料理とマッチングさせたクラフトビール6種も込です。エカマイ。

JAY FAI:屋台で唯一、一つ星を獲得した70年の歴史あるお店。蟹肉を贅沢に使ったオムレツや蟹カレーが名物。予算は屋台にしては少し高めの400バーツ~。72才の女性オーナーが腕を振っていますが、ミシュラン効果で客が押し寄せ過ぎて星を返上したいとも。ラッタナーコシン。

他にも、ビブグルマンやプレートの格付けを得たお店がたくさんあります。ミシュランのHPでも情報がチェックできるので参考にしてみて下さいね。ナビでも紹介していきます。



いかがでしたか?新しい時代を迎え、楽しさ盛り沢山のタイ・バンコクの2018年も、驚きと楽しみが一杯です。ナビでは、タイの最新情報や新たな楽しみ方をどんどん発信していきたいと思います。タイ・ビギナーの方から、リピーターの方、マニアの方など皆さんのお越しをお待ちしています!以上、バンコクナビでした。


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-12-31

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