パラダイス・タイ・スパ (プーケット)

Paradaise Thai Spaพาราไดส์ ไทย สปา

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【カナポーの体験レポ】パラダイスタイスパ

低刺激のボディスクラブでお肌にうるおいを与え、ココナッツオイルをタップリ使ったヘッドマッサージで疲れた脳を癒してきました。

こんにちわ。カナポー@プーケットナビです。本日はパトンビーチエリアのど真ん中にある「ザ ロイヤル パラダイス」ホテル内にあるスパ「パラダイスタイスパ」へ来ています。タイの伝統的なプロダクトをメインに利用してホテル同様リーズナブルプライスが売りのスパですが実際のトリートメントはどんなスペシャルな驚きを見せてくれるのか楽しみです。ということで早速お手前拝見といきましょう。

「パラダイスコンプレックス」を過ぎてホテル正面左側、一番奥

パトンビーチエリアの中央を通る「ラットユーティソンロイピーロード」に面しているホテル正面の道路までインターネットカフェや日系ツアー会社などが並ぶ「パラダイス・ コンプレックス」という一角を通り抜け一番奥にある「ザ ロイヤルパラダイスホテル」の正面玄関を前にして左側一番奥にある新館「ロイヤルウイング」1階に位置するのが「パラダイスタイスパ」。けっして見つけにくい場所にはありませんがスパ入口前はホテルの駐車場スペースになっているので場合によっては入口が見えにくくなっているかもしれません。

冷たいウェルカムドリンクでお出迎え

スパ入口を入るとすぐ左側が受付です。まずはメニューを紹介していただきながら冷たいおしぼりとパンダンの葉を使った甘さ控えめのハーバルティをいただきます。観光客のメッカであるパトンビーチエリアは日中もバイクや車がビュン、ビュンと走り太陽の日差しとホコリで外を歩くとすぐにバテ気味になってしまいます。ということでこの冷たいおしぼり&ハーブティのサービスはまさに救いの救世主。おしぼりには殺菌作用のあるカリプタスの匂いもほのかに香りリフレッシュ感抜群でした。

日本人好みのメニュー

ホテルの宿泊客が最も多いパーセンテージを占めるスパだけあってメニューも日本語メニュー。マッサージの内容も明確に記載されているので分かりやすく、タイマッサージに並んで日本で一時ブームになったハワイアンマッサージなんかもあってかなり日本の流行を意識したメニュー作りをしているようでした。

メニュー開始

本日カナポーが受けるコースはサウナ&スチームと4種類のマッサージから選べるボディマッサージ(60分)&メニュー上のお好みスクラブ(60分)をチョイスできるスパの人気パッケージ「トラベラーズ・リカバリーパック(120分)」。日本語で書かれた問診表を記入して細長い廊下を歩きウナ&スチームスペースにもなっているロッカールームに案内していただきまずは、着替えをして荷物をロッカーに入れます。

【スチーム&サウナ】

スクラブ&マッサージ前に全身の毛穴を開かせ皮膚をリラックさせてあげる効果大のスチームバスと疲労回復の促進があるといわれるサウナをトータルで30分程利用。どちらも広さこそありませんが清潔でそれぞれ隣り合わせなので身軽に切り替え可能。特にスチームバスは心地の良いハーブの匂いが立ち込めかなりの量の汗をかいてもスッキリ感が残ります。それでも最後はドライ系のサウナで締めさせていただいたカナポーでした。
シャワーを軽く浴びてバスローブに着替えたら簡素な細長い廊下を歩いてトリートメントルームに移動します。それにしてもバスローブで廊下を歩くのは温泉街を浴衣で歩くような感覚で恥ずかしいような、なつかしいような不思議な気分を味わいました。

【サンド・ルル・スクラブ(60分)】

お部屋に移動したらまずはスクラブから開始。ミルク、ターメリック、ライスフラワーなどを混ぜてスクラブとして利用するサンド・ルル・スクラブをチョイス。うやうやしくお盆に乗ったナチュラルヨーグルト、ターメリック、ミルクなどの食材、いやスクラブ剤は見たからにナチュラルムード満点です。

■まずはうつ伏せ足からスタート
セラピストさんは手の中で素材を混ぜ合わせなでるように優しくスクラブを塗っていきます。カレーに入っているスパイスの代表格でもあるアンチエイジング効果が期待できるターメリックとこれまたカレーのお供にさいてきなモイスチャーライジング効果バッチリのヨーグルトで気分はなぜかインディアン♪さらにフレッシュミルクで伸ばしているのでリキッド感もたっぷりです。

■背中、腕、手も
隅から隅まで
背中のパーツも中央から全体にゆっくりとした動きで優しくスクラブ。腕、手も隅々まで延ばし古い角質を取り除いて行きます。適度に圧力もかけてくれるので軽めのマッサージ効果もありそうでした。

■仰向けポジションも足から
足から始まり、腕、手そしてお腹、デコルテとトリートメントは続き超低刺激のスクラブで古い角質さんに別れを告げました。トリートメントが終わったパーツは寒さを感じないように厚めのタオルをすっぽりとかぶせてくれるので安心です。最後は座った状態で再度背中部分にたっぷりとスクラブを擦り込んで完了。黄色人間に変身した体をシャワーでしっかり洗い流しプルプルの肌に生まれ変わったら第二ラウンドのマッサージに突入です。

【インド・ヘッド・マッサージ(60分)】

マッサージは日本人のお客様に大人気というインディアンヘッドマッサージを選んでみました。

■瞑想からスタート
それではカナポー初体験のインドの伝統医学アーユルヴェーダに基づいたヘッドマッサージ「インド・ヘッド・マッサージ」部門へ突入。まずは軽いメディテーションからということでマッサージ台の上に正座をしてセラピストさんと向かい合い「目を閉じてください。」という声とともにゆっくりと瞼を閉じます。セラピストさんはミストをシュッシュッと空間に吹きかけてフンワリとした優しい香りが安らぎ効果高めてくれます。セラピストさんが第三の目部分に温かい手を置きエネルギーを与えてくれます。たった1分ほどの短い時間の瞑想ですが日常の生活の中で「メディテーション」なんて時間を作ることはほとんどなかったので目を開けた時には心の奥がスッキリとしたそんな神秘的な体験でした。

うつ伏せ背中部分から
アロマポットで温めたココナッツオイルを髪の先までたっぷりつけて頭部分だけではなく背中、肩、首部分、特につぼが集中する肩甲骨周辺を重点的に適度な圧力をかけてマッサージしてもらえて肩コリも解消。

■髪に優しく頭皮の奥までスッキリ
メインのヘッド部分に入りました。両手指腹を使い頭皮に適度な刺激を与えてマッサージ。日ごろコリに気がつかない脳までほぐされ頭が軽くなっていく気がしました。うつ伏せ状態の最後は背骨に沿った背中部分。一度タオルを体にスッリかけたら一度体の上部から足までゆっくりと両手で圧力をかけて押していきます。

■プチ「シロダーラ」も体験
特別のオイルを垂らす器具を使ってひと肌程度に温めたオイルを眉間に垂らし続ける「シロダーラ」というアーユルヴェーダを代表するマッサージをご存知ですか?スパ好きならば一度はイメージ写真をどこかで見かけたことがあると思いますが今回受けたマッサージの後半はセラピストさんの指からおでこにオイルを垂らすプチ「シロダーラ」からスタート。緊張や不安の強い人を癒す効果大のテクニックだけあってちょっぴり癖になりそうな気持ちよさでした。ここでリラックス効果を盛り上げたらそのままこめかみ周辺を深くゆっくりと押していき首、肩、デコルテ周辺へ移行。その後またまたヘッド部分へ逆戻りして左右の頭部分をマッサージ。

■髪にも優しく、刺激的?
頭皮だけではなく髪にも優しいトリートメント。ココナッツオイルをたっぷり吸い込んだ髪の毛を子束にわけてキュッ、キュッとひっぱります。脳に刺激を与えそうな額の部分を手のひらで包みこみ押すのはなかなかの気持ちよさ。耳たぶもきっちり揉み解してくれました。

■フイニッシュは座った状態で
マッサージの最後は体育座り状態で首頭を更にマッサージ。座った状態が一番圧力をかけやすいポジションなのかもしれません。マッサージ終了後はスッキリ爽やか感が広がり見えない脳も実は凝っていたことを認識しました。
髪に良いというココナッツオイルを日中外出しないのならばそのまま2、3時間置いておくのがベストだそうですが、残念ながらおひさまが照り返す時間にやってきたカナポーは残念ながらそうはいかず、お部屋の中にあるシャワーで備え付けのシャンプーを使い洗い流しました。それでもパサパサの乾燥髪はしっとりツヤツヤ。「南国ココナッツオイルはやっぱり髪に良い!」ということを短時間で実証しました。
大満足!
最後はロッカールームにもどり着替えを済ませ、スパ内の美容室で髪を整えさせていただきロビーにて温かいジンジャーティ&お絞りをいただきました。それにしてもココナッツオイルパワー&マッサージでトリートメント後も髪のしっとり、うるおい感は1週間以上続き気になっていた抜け毛も激減しました。現在、次回プライベートで行くときは夕方に行って2、3時間さらにオイルを髪に浸透させたいと真剣に考えている最中のカナポーがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2008-09-05

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