ラ ヴー

La Vueลา วู

閉店・移転、情報の修正などの報告

お洒落度に定評ありのサイアム@サイアム25階。本格料理と種々のワインが楽しめる高級フレンチ&地中海レストラン。

サワッディーカー、バンコクナビです。
バンコクは世界中の料理が楽しめ、日本ではなかなか食することのできない料理に出会える可能性も大いにある国際色豊かな都市です。タイに来たからにはタイ料理!なのはもちろんですが、この機会に各国の料理を楽しんでみませんか?
その斬新なデザインで話題を呼んだサイアム@サイアムホテルが、最高の眺めを楽しむことのできる最上階の25階にバー1店とレストラン2店を含む『スカイデザイン・オン25』を新たにオープンしました。今回は、そのレストランの一つ『ラ・ヴー』という名のお洒落なフレンチ&地中海レストランをご紹介します。
店内へ
赤を基調にした色合いの中、真っ白なテーブルクロスの上にピカピカのワイングラスと真っ赤なバラが載せられ、シックでアダルトな雰囲気を醸し出しています。夜になると点けられるテーブル真上の青いランプで、よりいっそう上品でロマンチックな気分に浸れます。
インテリアデザインは大学教授
タイの東大といわれているチュラロンコーン大学の教授であるスティサック氏がインテリアデザインを手掛けています。他では見られないオリジナリティー溢れるデザインで、その斬新さはもう感心しきり。とてもアーティスティックですので、アートを愛する方なら惚れ惚れとしてしまう雰囲気を持っています。聞けば、こちらのレストランだけではなく『サイアム@サイアム』ホテル全体が氏によってデザインされているそうです。

斬新なデザインの数々
天井の至る所に「目」をクローズアップした写真や絵が飾られています。「いつでもお客様に目を配っていますよ」という意味が込められているそうです。天井に絵画や写真を飾るという発想がなんとも素晴らしい。また、壁や扉などには小さく切った額縁のフレーム部分がはめ込まれています。ありきたりなインテリアではなく、ここでしかない個性的なデザインが本当に魅力的です。
レストラン外での25階部分のインテリアデザインです。 
レストラン外での25階部分のインテリアデザインです。
レストラン外での25階部分のインテリアデザインです。 
レストラン外での25階部分のインテリアデザインです。

レストラン外での25階部分のインテリアデザインです。

お手洗いにも力が入っています!
こちらは男性用お手洗いです。

こちらは男性用お手洗いです。

見晴らし最高!
『La Vue』という店名はフランス語で、英語の「The View」つまり眺めや視界といった意味になります。そしてその名の通り、全面ガラス窓からはうっとりしてしまう綺麗な夕焼けや夜景を見ることができるのです。夜景を楽しむのなら、ビル内のオフィスの明かりが多く残る7時から8時頃の時間帯がお勧めです。年末など特別なシーズンには、お隣のナショナルスタジアムなどから花火が打ち上げられることもありますので、運が良ければさらに素敵な夜を過ごすことができます。
『ラ・ヴー』の上には、屋根のない開放的な『ザ・ルーフ』というレストラン&バーがあります。こちらでも素敵な夜景を楽しめます。
その道のプロたち
料理を担当しているのが、南アフリカ出身のシェフ。母国の5ツ星レストランでしばらく修行した後、イギリスに渡って2年、その後カリブに1年、フィリピンに2年、アラブ連合国の2箇所で4年と、世界中を飛び回ってその腕を振るってきました。
デザートやベーカリーは違うセクションとして、タイ人パントリーシェフが受け持っています。この道20年というプロです。
最高の輸入ワインを数多く用意していますが、ワインに疎い方(ナビがその一人)にはどれがいいのか迷ってしまいますよね。そんな方でもご安心を。ソムリエが二人いますので、料理に合うお勧めのワインを訊ねてみましょう。今まで飲んだことのない素敵なワインに出会えるかもしれません。
本場の味と本場の品で
食材やワインはもちろん、食器類も高品質なものを本場から取り揃えています。ワイングラスは、2004年世界ソムリエ大会で最優秀ソムリエに輝いたエンリコ・ベルナルド氏とドイツのショット・ツヴィーゼル社のコラボで生まれた「ザ・ファースト」という高品質なコレクションを使用しています。
それでは、おすすめメニューをいただきます!
盛り付けが美しいというフランス料理のイメージそのままの品々が出されました。

★前菜
ブランデー風味チキンレバーのスプレッド&フォアグラのテリーヌとポートワインゼリーとカリカリ薄切りトースト/Brandy flavored chicken liver parfait & Foie Gras Terrine, port wine jelly and Melba toast  750バーツ
鳥レバーのスプレッドは、強烈なブランデーの香りやレバーのクセなど全くなく、とろけるような柔らかさです。ポートワインゼリーと一緒に食べると、また違う味わいを楽しむことができます。
フォアグラのテリーヌは塩気が強いので、添えられているカリカリトーストに付けてお召し上がり下さい。脂っこさやクセなどなく、上品な塩気があとを引きます。ワインとの相性が抜群の一品です。

★メインディッシュ
ハーブバターかけ銀鱈フライとヤマドリ茸リゾット/Pan fried snow fish with gratinated province herb butter set on porcini mushroom risotto  680バーツ
全体を揚げたのではなく、フライパンで表面だけをこんがりと焼き色をつけた銀鱈は、ハーブが香る中淡白でクセのない味です。その淡白さとは逆に、ヤマドリ茸の入ったリゾットは塩気の効いた味に仕上がっています。見た目は柔らかそうなリゾットですが、きちんとお米の芯は残っています。またイタリア料理でよく使われるヤマドリ茸は、柔らかく食べ応えのある厚みあるキノコで、その周りにかけられたローズマリーとタイムと溶けたバターの香りが食欲をそそります。

★デザート
ダークチョコレートクリーム付きパッションフルーツケーキ/Passion Fruit parfait with dark chocolate cream   350バーツ
パッションフルーツのピューレに砂糖を加えて作ったフワフワクリームが口の中でとろけます。ほのかな酸味があり、卵も牛乳も使用されていないせいか、しつこさのないサッパリしたスウィートです。ダークチョコレートクリームは、ビターチョコに砂糖を一切入れず、フレッシュミルクのみを混ぜて作られた甘さ控えめのチョコとレートです。デコレショーン用の白いスティック上のお菓子はメレンゲで作られています。全体的に甘さを控えた大人なデザートです。

★ワイン
ブルーナン/Blue Nun  300バーツ(1グラス)
料理に合うドイツワインを出していただきました。スーッと入る軽い口当たりで、とっても飲みやすい白ワインです。

タイム・オレガノ入りフレンチブレッドは、「いくつでもお出しします」という嬉しいサービス!外は噛み応えのある硬さでハーブの香りがし、中はふんわり柔らかです。

行き方
BTSナショナルスタジアム(National Stadium)駅の1番出口から階段を降りて、反対方向(後ろ)に進むと、3分ほどで右手に見えます。レストランは25階ですので、受付に申し付けると案内してくれます。
本場から仕入れてた最高の食材を使ってプロのシェフによって生み出された料理とそれに合った高品質のワインと共に都会の夜景を楽しむことのできるフレンチ&地中海レストランは、大切な人と貴重な時間を過ごしたり、贅沢な夜を過ごすのにふさわしい最高の場所ではないでしょうか。
以上、バンコクナビがお伝えしました。

記事登録日:2008-11-28

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-11-28

利用日
女性 男性