プーケット限定郷土料理とおいしいコーヒー。地元おしゃれさんも足繁く通うプーケットを代表するカフェ。
サワディーカー。プーケットナビです。旅行に来たらその地域限定の郷土料理を食べたいとおもうのが美味しいもの好きの旅人の心理というもの(?)ですよね。リゾート地で有名なプーケットですが、いがいにもパッタイ、トムヤムクンなどの定番タイ料理の他にれっきとした地元でしか食べられない味があるのです!ということで、今回ナビはプーケットの郷土料理&ドリンクが堪能できると評判のカフェ「コピ・デ・プーケット」におじゃましてきました~。
@地元っ子の中心地「プーケットタウン」
「コピ・デ・プーケット」はタイ人の中心地「プーケットタウン」エリア、観光客もショッピングで良く訪れる「オーシャンショッピングセンター」「ロビンソンプーケット」があるプーケットロード沿い、中国人客が多いホテル「デンプラザ」に入る道の隣にあります。
奥様はシンガー!
ナビ取材時にもお店はおしゃれなカップルやトートバックをひょいと肩からぶら下げたアーチスト系のお客さんがおおかった店内。それもそのはず、こちらのお店のオーナーさんの奥様はプーケット発有名バンド「アンダマンインディ」ボーカル兼リーダー。アーチストやおしゃれさんが集まる理由はココにあり!?
タイ国内でも有名
1Fの奥の壁にはタイのファッション雑誌でとりあげた記事の切り抜きが額に入れられて飾られていました。アーチスト系タイ人いわく「バンコクのメディアがかならず記事にする知名度ありのお店。」だそうです。
プーケット郷土料理&ドリンク
店名の「コピ」とはプーケット弁で「コーヒー」のこと。プーケットだけでしか食べられないメニューが食せるコピ。オーナーさんのおじい様は40年ほど前にプーケットタウンでカフェを営んでいたそうで、それが引き金となり、プーケットのオリジナル料理ドリンクを気軽に楽しめるカフェを5年前にオープンしたそうです。ところで、オールドタウン内パンガーロードにある「オンオンホテル」に隣接しているドリンクスタンドが実はコピ1号店。9年前にオープンしたお店だそうです。
お土産、駄菓子も買えます!
店内にはお店オリジナルのTシャツなどのお土産販売スペース。スタッフがドリンク類を作るカウンター前には昔懐かしいプーケットオリジナル菓子やタイ国内で昔良く販売され最近は目にする機会がなくなったガム、キャンディーなどを販売していました。
無線LANあり
有料ですが無線LANも使えるのでPCを持ち込んで美味しいコーヒーをすすりながらゆったりネットサーフィンなんていかがですか?
中国の匂い漂うデコレーション
華僑の町プーケット。ということでコピの店内もデコレーションは控えめな中華風。それに加えてオーナーさんがカメラ好きなのかアンティークカメラも置いてあり、味のあるお洒落な店内に仕上がっています。
いただきま~す!
それではさっそくご自慢料理&ドリンクをいただいてみましょう!!
【ドリンク】
*ピュアーハニー&レモン(Pure Honey & Lemon ) 50バーツ
ビタミンCたっぷりのレモンの果汁と自然の甘み蜂蜜で作ったドリンクはクラッシュアイスが入ったプーケットタウンの街並みが描かれたオリジナルカップに入って登場。
*セーロンオウレング(Selong Ou leng ) 25バーツ
近年、プーケット人は劇甘な冷たいアイスティーばかり飲んでいますが、コンディスミルクとかなり濃く入れたダージリンティーの白とダークブラウン、二層に分かれたコントラストが素敵な温かいドリンクは実はプーケットオリジナルドリンクだそう。ダージリンティーには砂糖が入っていないようなのでコンディスミルクの甘さだけで味わえるほんの落ち着く飲み物でした。
【料理】
*マッシュルームサラダ上海風(Shang hai sauce+masurume Salad) 80バーツ
こちらは、「コピ・デ・プーケット」のオリジナル料理。上海で食べたお醤油ベースのサラダドレッシングの味を再現したそう。千切りの人参、パリッとしたアイスバーグレタス、真赤なミニトマトと野菜がてんこ盛り、かなりのボリュームです。程よいブラウンカラーで、見た目、食感もお肉のような具はなんとキノコ。口当たりもさっぱりしていて、日本人が好む味です。お肉好きでも満足しそうな完璧なベジタリアン食です。
*ジャスミンイエローライス、塩魚、プーケットペースト添え(Salted Fish + Phuket paste + Jasmin Rice/カオ・プラーケム・ナムチュークアー) 65バーツ
こちらの料理はオーナーのお母様が小さいころに良く作ってくれた料理。ジャスミンライスは玄米バージョンは食べ応えもあり◎。プーケット人が大好きなプラーケム(直訳するとしょっぱい魚)、それにプーケットペースト(タイ語でナムチュークアー)と呼ばれる甘さの中にピリリ感があるペースト。日本で言うなら塩しゃけに、岩のり、白いご飯的なプーケット人が家庭で食べている普段着料理。ご飯がもりもり食べられちゃうので「ご飯おかわり!」と思わず言いたくなる一皿です。
*プーケット風クリスピーソーセージ(Phuket Sausage/キアントートプーケット) 65バーツ
見た目はソーセージというより、巨大な揚げ春巻きの様。揚げてあるので適度にボリュームもあり、食感も見た目と異なりふんわり柔らか。添えられているピリッと辛いソースなしでも美味しく頂けます。
いかがでしたか?ベジタリアンフェスティバル時には「ベジタリアン食」で通るプーケットのど真ん中にあるだけあって、プーケット郷土料理のみならずお肉、お魚不要のベジタリアン食が充実しているレストランでした。ナビはいただきませんでしたが、リピーターさんいわく、フィッシュボール入り「黒ゴマヌードル」が激ウマだそうです。是非次回いただいてみたいと思うプーケットナビがお送りいたしました。