マンゴスチン リゾート アンド アーユルヴェーダ スパはBan Saiyuanにあり、ラワイ ビーチやナイハーン ビーチは車 15 分です。 この 4 つ星のリゾートは、チャロン埠頭まで 4.2 km、プロンテップ岬まで 5.9 km の場所にあります。
こんにちは!プーケットナビです。
今回はドイツ人夫婦が経営する、アットホームでもあり、個性的でちょっと変わったブティックリゾート「マンゴスチン」をご紹介します。ロゴマークかわいいマンゴスチン。そして敷地内にはマンゴスチングッズがあちこちにちりばめた、とてもニクらしい仕掛けがある、ちょっとワクワクする場所。レストランも本格的という、リゾートを、オーナーのハヨさん自ら案内してもらいました!
部屋数少ないヴィラタイプながら、
すでに5スターホテルに指定されています。
高台からの景観がオーナーの自慢
プーケット島の最南部。個性的なリゾートとして人気の「エヴァソン」からも近いので、ナビはそちらを見学見学後、「マンゴスチン」さんにおじゃましたのですが、続けて行っただけに、エヴァソンと対極的な印象を強く受けました。まずはそのビュー。こちらは小高い丘に建っているので、360度の美しいパノラマビューの中に、4つの湾と多くの島を見渡すことができます。さらにその静けさ。とてもプライヴェートなムードに包まれていて、ひっそり2人だけで過ごしたい、と考えているハネムーナーなどには最適かと。
ドイツ人夫婦のこだわりがコンセプト
ホテルが完成したのは2003年といいますから、まだ新しいですね。でも、ここはすでに5スターマーク。で、コンタクト不十分なままに訪ねたので「適当にあしらわれたらどうしよう」と緊張していたナビですが、名刺を渡すと、受付嬢はなんとも気軽に「ではGMに案内してもらいましょう」ですって!で、中から青い目のドイツ人オーナーが出てきました。
親切に館内を案内してくれたハヨーさん。
ドイツで財をなし(想像です)、90年代後半から拠点をプーケットに移し「新しいコンセプトのブティックリゾートを作ろう」と土地を購入、夫婦でこのブティックホテルを立ち上げたそうです。とてもフレンドリーな方で、アジアからのゲストにも笑顔で応対してくれるので、見かけたら、英語のできる方は気軽に声をかけてみてください。
ロビー棟2階では360度の景色が楽しめるビューポイントがあります
美しい庭園とヴィラ
見晴らしのよい熱帯の花々や緑生い茂った明るく、華やかなトロピカルガーデンを散歩して、ナビが感じたのは、高いデザイン性。私有リゾートですから、庭園、設計なども全てハヨーさん夫婦が自ら手を加えていることが感じられます。プールなどは機能性重視、というよりは、この敷地内をどうやって美しく演出しようか、というデザイン性を考えて作られているようにお見受けしました。それはレストランを囲むお池風になった空間を見てもわかります。
いろんなところにマンゴスチンの小物やイラストが。みなさんもいろいろ見つけてみてくださいね。
そして、ハヨーさんとともに歩いていて、ナビはぜんぜん気がつかなかったのに「長雨でここのブロックがちょっとグラグラしてるんだ」とか「見苦しいよね、ここ壊れてて」とか非常に細かいことに注意を払っています。ドイツ人ならではの完璧主義でしょうか。「お客さんのため」というのはもちろんですが、それ以上に「自分が納得するもの」をこのマンゴスチンに反映させようとしているような印象を受けました。
■ 客室情報
自宅のように寛いでもらいたい
それでは、ハヨーさんのこだわりが凝縮したヴィラを拝見することにしましょう。ヴィラは風景に溶け込むように、敷地内に40室点在しています。ベーシックはアジアン・タイスタイル。で、入口には椅子とハンモックつきの小さなテラスになっていて、いつでも庭園を楽しめるようになっています。そしてバルコニーにはソファーを備えたシッティングエリアが設けられています。室内は天井がたいへん高くとってあって、とても開放的。そして全てオーダーメイド風の家具や調度品で囲まれているので「デザイナーに頼んだのですか」と聞くと「オーストラリアの有能なアーティストに作ってもらったんだ」とのことでした。
また、こちらのヴィラの特徴のひとつが「ナチュラルクール」。つまりエアコなしでも、屋根からの通気などにより、快適な温度を保つようにデザインされていて、エアコンなしでも過ごせるのだそうです(もちろん微調整可能なエアコンも完備しています)。最近はクーラーの風を嫌う方も多いようなので、自然の風を楽しみたい方には注目の設備かも。
ソファーがとても大きいのがうれしいですね。ベッドも上質なものを使っているとのこと。
◆スーペリアビラ (58㎡ 24室)
アーティストチームによってデザインされたロマンティックな客室。すべての客室から広大な海を臨めます。ソファがテラスに向いているのが機能的だな、と思いました。というのも、通常のホテルでは室内のリクライニングはほとんど「テレビ」を見るように作られていて、テラスからは背を向けているのが普通ですが、こちらは反対なんです。これも「景観を満喫してもらいたい」というオーナーのメッセージなのでしょうか。
バスルームにはレインシャワーを備えています。(バスタブなし12室、プライベートジャグジーつき12室があります)
◆デラックスビラ (74㎡ 6室)
屋根つきの半オープンテラスには、白石がしきつめてあって、そこにジャグジーが。これも楽しい空間です。広々としているので、3名でも利用できるとのこと。
バスルームは半オープンタイプ。玉砂利が敷き詰められていました。
◆ロイヤルビラ (94㎡ 10室)
こちらはテラスにプライベートジャグジーがついたタイプです。テラスへの窓も大きく、明るさが際立つと同時に、開放感たっぷり。バスルームもとても広くて気持ちのよい空間です。
【ルームアメニティ】
【バスルームアメニティ】
◆プール
プールは流線型で、ユニークな形をしています。メインプールは海にそのまま続くかのようなインフィニティースタイル。パノラマを望みながら、ゆったりできます。川のようになっていたり、ジャグジーがあったり、ダイビングの講習用の2mの深さのところもあります。中央のラージプールは、利用者の健康に配慮して純度の高い水を使用しているのだそうですよ。
◆ソリテュードスバ
プライベートルームが全4室。プライベート・ジャグジーとハーバル・スチームサウナが利用できます。専属のセラピストによる独自のスパで、東洋と西洋のテクニックを織り交ぜたトリートメントとマッサージが体験できます。「小さいスパだけれど、どこにも負けませんよ」とのことでした。
◆レストラン
ロブスター、カニ、車エビ、シュリンプなどのシーフードが「マンゴスチン・レストラン」の名物。オープン・キッチンなので、シェフが料理する様子も眺められます。
ほかタイ料理、地中海料理、インターナショナル料理が楽しめます。ロマンティックなキャンドルディナーもリクエストできますよ。さらに、こちらは敷地内にご自慢の地下ワインセラーを持っていて、ワインの品ぞろえが豊富。ぜひお試しを。
朝食ビュッフェは数種類のお粥とのパンのほか、フルーツ、フレッシュジュースも充実しています。卵料理もその場で調理してくれます。
マンゴスティンをモチーフにしたホテルのオリジナルグッズはフロントで購入可能。