大使館からのお知らせ(2010年4月22日20:30現在)

反独裁民主戦線(UDD)による集会実施に関する注意喚起(2010年4月22日20:30現在)

タイ政府当局は、UDDが集会により占拠している地域(ラチャプラソン交差点~シーロム交差点を中心とする地域、別添地図参照)における排除に向けた措置をとることを改めて強調しつつ、周辺の治安要員の配置を強化しています。これに対し、UDD側は警戒を強め、占拠地域外縁の6カ所に設けているバリケード及びバリケードにおけるUDD側検問を強化しており、これら地域での緊張が高まっています。

現政権支持の市民集会も場所を変えつつ複数箇所で毎夕行われており、明23日(金)にはラマ5世騎馬像前で数万人規模の集会を行うことも予定しております。また、21日夜には、シーロム交差点において、UDDによる占拠に反発する一般市民とUDD側の間で小競り合いが発生し負傷者も出ています。このように、UDDとの衝突等、不測の事態が発生する可能性も排除されません。

本22日(木)午後8時10分、シーロムのBTSサラデーン駅付近で爆発事件が発生しました。負傷者も出ており、同付近での緊張が高まっております。

ついては、UDDの占拠地域及びバリケード付近にはできるだけ近づかないようにして下さい。これら地域の近くに滞在する在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に備え、不要不急の外出は控えて下さい。

また、これら地域以外の外出にあたっても、報道等から最新情報の入手に努め、不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
一時的に封鎖されたシーロム通り

一時的に封鎖されたシーロム通り

関連タグ:UDD赤服危険情報

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記事登録日:2010-04-23

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