大使館からのお知らせ 10/12(降雨・洪水被害)

タイ北部・中部地域及びバンコク都における降雨・洪水被害に関する注意喚起(2011年10月12日現在)


以下在タイ日本国大使館からの情報です。

タイ北部・中部地域及びバンコク都における降雨・洪水被害に関する注意喚起
(2011年10月12日現在)

1. バンコク都内においては、チャオプラヤー川及び運河の水位が上昇しており、川沿いの地域においては、一部冠水被害も発生しております。また、気象予報によれば13日~18日にかけて高潮を迎えることから、海面潮位の上昇による洪水被害の悪化が懸念されております。さらに13日~19日は、雷雨を伴う降水の確率は60~70%と予報されています。

2. つきましては、バンコク都内に滞在されている方は、最新の情報を収集し、洪水被害に備え、安全対策を講じて下さい。なお、河川等の洪水・氾濫に対する備え及び主な対処方法を次のとおりお知らせいたしますので、参考として下さい。

(1)懐中電灯、携帯用ラジオ、カートリッジ式ガスコンロ等を手元に置いておくほか、飲料水・食糧を備蓄しましょう。
(2)家族等に緊急時の連絡先を知らせましょう。
(3)河川及び住宅地における側溝の氾濫・洪水を警戒し、事前にどこの場所が氾濫・洪水になるか事前に確認し、河川や低地での洪水等に警戒しましょう。
(4)事前に避難場所を確認するとともに、必要な場合には安全な場所で待避する等の安全対策を講じて下さい。
(5)氾濫した水域の水質はガソリン等の油、生活排水により汚染されている可能性があり感染症を発するおそれ等もありますので、氾濫した浸水域への立入・接近は避けましょう。
(6)断線した電線の近くからは離れるようにしましょう。断線した電線からは電気が流れている可能性があり、水に浸かった電線は氾濫した水域全体に漏電していることがあり感電の可能性があります。
(7)高潮時における沿岸部、河川及び運河へは近寄らないようにしましょう。

3. 9日にバンコク都排水・下水局(Drainage and Sewerage Department)が発表した洪水リスクの高い都内13区15カ所の概略図(PDFファイル)を掲載致しますので参考として下さい。 尚、同図中の数字は以下の地区を示します。

この概略図は在留邦人の皆様の大まかなイメージ作りの参考のため作成したものです。

①サートン区:チャン通り、セントルイ通り、サートゥプラディット通り
②パヤータイ区:パホンヨティン通り(クロンサムセーン~クロンバンズー)
③プラカノン区:スクンビット通り(クロンプラカノン~ラーサール小路)
④ワッタナー区:スクンビット39~49
⑤ワントンラーン区:ラードプラオ通り(クロンラードプラオ~ザモールデパート)
⑥ブングム区:ナワミン通り(クロンドンイーガー~プラサートマヌーキット交差点)
⑦ディンデーン区:ラチャダーピセーク通り(ロビンソン・デパート付近)
⑧チャトゥチャック区:ラチャダーピセーク通り(ラードプラオ交差点)
⑨ラチャテーウィ区:ペブリー通り(バンタットン通り~ラチャテーウィ交差点)
⑩ラチャテーウィ区:ニコムマカサン通り
⑪ラチャテーウィ区:ラマ6世通り(プラチェチン市場付近)
⑫バンケー区:ぺカセーム通り(ソイ63)
⑬ヤナワー区:エンアガート通り(ナーンリンチー通り~シーバムペン小路)
⑭プラウェート区:シーナカリン通り(クロンターサード~クロンターチャン)
⑮プラナコン区:サナムチャイ通り~マハーラート通り

(問い合わせ先)
在タイ日本国大使館
  ○領事部
  電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
  FAX :(66-2)207-8511
  ○経済部(日本企業支援センター、夜間は上記連絡先に願います)
  電話:(66-2)207-8595
  FAX :(66-2)207-8517
(タイ政府関係機関ホームページ/連絡先)
  ○タイ政府水害・風害・土砂災害特別対策センター(国内各地の被害状況の日報の英語版が入手可能)
  ○タイ気象局気象予報(英語版)
  ○タイ首相府ホットライン(英語対応可):1111(電話番号)
  ○タイ観光警察(英語対応可):1155(電話番号)
関連タグ:大使館洪水

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-10-13

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