5月・6月のタイ・バンコク【2023年】

雨季だけど暑い!



サワッディーカー!バンコクナビです。新型コロナ関連の水際対策が、タイ側も日本側も撤廃されて、コロナ禍以前と同様に自由な行き来が出来るようになりました!やっとですね。ということで、タイの5月と6月ですが、真夏の暑季から雨季への季節の変わり目です。旅行中は、いつ雨が降るか分からないので気を付けてください。その代わり、雨季は南国フルーツが安くて美味しい時期でもあります。そして、タイ各地で大規模なセールがスタートする時期でもあるので、ショッピングに最適なシーズンでもあります。それでは早速、5月・6月のタイ・バンコクをご紹介します!


2018年5月・6月のタイ祝祭日



5月1日(月) レイバーデイ
メーデーです。

5月4日(木)戴冠記念日
現国王であるラーマ10世の戴冠を記念する日です。

5月5日(金)追加休日
連休とするため2023年の追加の休日として承認された日です。

6月5日(月)王妃誕生日の振替休日
現国王ラーマ10世の配偶者であるスティダー王妃の誕生日(6月3日)の振替休日です。



5月・6月の天気予報


タイの5月は1年で一番暑い「暑季」が終わる月で、6月は「雨季」が始まる月です。この時期は、日本でいう残暑のような厳しい暑さが続き、日中は太陽光が強い日々が特徴ですが、雨の降る回数が徐々に増えてきます。旅行中は、太陽光対策(帽子やサングラス、日傘など)と雨対策(折り畳み傘など)が必要である。屋外での旅程を多く組んでいる方は、こまめな水分補給を忘れずに。基本的に暑いので、屋台での食事やカットフルーツの購入では、食中毒にも注意が必要です。タイ人でもお腹を壊す人が多い時期なので、気を付けて下さいね。以下の気象情報は5月の予想です。6月はもっと降雨量が増えます。

【バンコクとその近郊】
最高気温: 34 - 36℃
最低気温: 26 - 28℃
平均降水量:190 - 230 mm
降水日数: 14 - 17日




【タイ北部(チェンマイなど)】
最高気温: 35 - 37℃
最低気温: 24 - 26℃
平均降水量:150- 190mm
降水日数: 14 - 17日

【タイ東北部】
最高気温: 34 - 36℃
最低気温: 24 - 26℃
平均降水量:170 - 210mm
降水日数: 13 - 16日

【タイ中部】
最高気温: 35 - 37℃
最低気温: 25 - 27℃
平均降水量:130 - 170 mm
降水日数: 13 - 16日

【タイ東部(チョンブリなど)】
最高気温: 33 - 35℃
最低気温: 24 - 26℃
平均降水量:190 - 230mm
降水日数: 14 - 17日

【タイ南部(東海岸)】
最高気温: 33 - 35℃
最低気温: 24 - 26℃
平均降水量: 110 - 150 mm
降水日数: 12 - 15日

【南部(西海岸・プーケットなど)】
最高気温: 32 - 34℃
最低気温: 24 - 26℃
平均降水量: 300 - 350 mm
降水日数: 18 - 21日

5月・6月のホットトピックス:水際対策撤廃!


日本からタイに行く時も、タイから日本に帰る時も、新型コロナ関連の入国条件は撤廃されました。2023年5月時点で、ワクチン接種証明書も陰性証明書も必要ありません。コロナ以前のように自由にタイ旅行を楽しめる日々が名実ともに戻って来ました!


5月・6月の注意点:雨季ってどんな?



バンコクの雨季は、急に天気が悪くなって大雨のスコールがバババッと降る、というイメージですが、近年は、1日中シトシト雨が降り続く日もあります。そんな日は折り畳み傘などをさして外を歩くのも問題ありません。ただ、バンコクは海抜が1メートルちょいしかなく、道路の排水も最悪。なので、雨季は写真のように道路が冠水してしまうことが時々あります。ここで要注意なのが水の汚さ。タイの人たちはこの水の中を歩き続けるのですが、街中に山積みされたゴミやゴキブリ、ネズミなども多いので、足の傷から細菌感染することもあるので、溜まった水の中を歩くのは避けた方がいいです。また、切れた電線が溜まった水に触れている危険な場所もあるので、冠水には近づかない方がいいです。


5月・6月のおすすめ:フルーツ!フルーツ!フルーツ!

スーパーに並ぶカットマンゴー

スーパーに並ぶカットマンゴー



雨季は、旬を迎えるフルーツがたくさんあります。マンゴー、生ライチ、マンゴスチン、ドリアン!他にも日本ではあまり知られていないタイフルーツも今の時期が限定のものがあります。

<マンゴー(旬:4月~6月)>
タイ旅行で絶対食べたい果物と言えば、マンゴー!一番人気は、オレンジ色と黄色を混ぜたような色のナムドックマーイ(タイ語で「花のしずく」の意味)という甘味の強い品種の高級マンゴーですが、今の時期は他にも色々なマンゴーが旬を迎えています。香りが豊かなマハチャノック種や、緑色の皮が特徴的でサッパリ味のキアオサウォーイ種、サクサク食感の青マンゴーなどタイでも今の時期にしか味わえないマンゴーが店に並びます。この機会に、色々な種類のマンゴーを食べ比べて好みの品種を見つけてみてはいかがでしょう。街中のフルーツ売りやスーパーでカットフルーツを買うのもよし、丸ごと買ってホテルでナイフを借りて皮をむいて食べるもよし、です。


生ライチの美味しさは格別!

生ライチの美味しさは格別!



<生ライチ(旬:5月~6月)>
生のライチもタイでは今の時期しか味わえないフルーツ。大粒で酸味の少ないジャパカット種(タイ語で「皇帝」の意味)や、小粒で酸味の強い品種など、こちらも色々な種類があります。流通する期間が非常に短いので、スーパーで見つけたら買いです!包丁を使わなくても、頑張れば爪でも皮を剥くことができます。冷やして食べると美味しさ倍増です。


指で押せば皮が割れます

指で押せば皮が割れます



<マンゴスチン(旬:5月~8月)>
果物の女王といえば、マンゴスチン!!こちらも、今の時期限定のフルーツ。本当に美味しくてナビは大好きです。こちらも、包丁を使わず、指で押しつぶすように力を加えれば皮を剥くことが出来ます。ただ、皮を剥くときに紫色の汁が出るので要注意。紫色が布につくと落とすのが大変なので、ホテルを汚さないように皮を剥いて食べましょう。


これが果物の王様だ!

これが果物の王様だ!



<ドリアン(旬:5月~9月)>
そして、果物の王様、ドリアン!匂いも味も独特なので好き嫌いが分かれますが、タイでも今の時期しか流通しないので試してみる価値はあると思います。とげとげゴツゴツの皮を剥いて中の房だけ売っているお店も多いので、ナイフがなくてもすぐ食べられます。ただ、匂いが強烈なのでBTS・高架鉄道やMRT・地下鉄、ホテルによっては持ち込みが禁じられている場所もあるので要注意です。そして、ドリアンを食べる前後にお酒を飲むと危険、とよく言われていますが食べ合わせによっては体調が悪くなることもあるので、こちらも気を付けてください!


皮が剥かれて売られているドリアン

皮が剥かれて売られているドリアン

色々な品種のマンゴー

色々な品種のマンゴー

ンゴ(ランブータン)は爽やかなライチのような味

ンゴ(ランブータン)は爽やかなライチのような味

5月・6月のおすすめスポット:お洒落カフェ!アフタヌーンティー!

タイ料理をアレンジしたパスタ

タイ料理をアレンジしたパスタ



ずばり、雨季のタイ・バンコクは、いつ雨が降るかよく分かりません。天気予報もありますが全くアテになりません。そして、雨が降る日でも晴れている時間帯は太陽光が強烈で暑い!というわけで、屋内で過ごすのがオススメです。とりわけバンコクはお洒落なカフェが乱立しているし、街がそこまで大きくないので、カフェホッピングに最適です。カフェでもタイ料理やタイ風メニューがあるので、お洒落な雰囲気を満喫しつつタイも味わうことが出来ます。
そして、ホテルのアフタヌーンティーもオススメ!タイのいいホテルって、良い香りがするんですよね。外歩きや観光に疲れたら、ちょこっとホテルに足を踏み入れると気分もリフレッシュされるのでオススメです。

バンコクはオシャレカフェ戦国時代

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トンローのカフェ・レストランはテラス席も人気

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コーヒーやスイーツのレベルも高い!

コーヒーやスイーツのレベルも高い!

海の見えるカフェも人気

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お洒落カフェのお洒落カオソイ(タイ北部の名物料理)

お洒落カフェのお洒落カオソイ(タイ北部の名物料理)

色々なタイプのお洒落カフェが乱立!

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シントーン・ケンピンスキー・ホテルのロビー

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パーク・ハイアット・ホテル

パーク・ハイアット・ホテル

パーク・ハイアットのアフタヌーンティー。繊細で美味!

パーク・ハイアットのアフタヌーンティー。繊細で美味!

5月・6月のイベント予定


5月14日:タイ下院議員総選挙(タイ全土)
5月17日:農耕祭(バンコク王宮前広場)
5月中旬~下旬:ロケットフェスティバル(イサーン)
6月10日:ラグーナ・プーケットマラソン(プーケット)
6月11日:ホアヒンマラソン(ホアヒン)
6月23日~25日:ピーターコーン祭り(ルーイ県)
※イベント情報や最新情報は、トップページの「最新ニュース」コーナーでも随時発信していきます。


オリジナルの食器を販売するスペースでカフェをするお店も

オリジナルの食器を販売するスペースでカフェをするお店も



いかがでしたか?コロナ以前のように自由に行き来できるようになった日本とタイ。飛行機で6時間、時差は2時間。日帰りは難しいですが、週末にプラス数日足せば十分タイを満喫できると思います。タイ旅行を楽しみましょう!以上、バンコクナビでした!





上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-05-22

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