木先生の足の裏マッサージ

マッサージはいかが？
サワッディーカー。ＢＫＫナビです。暖かいこの国にいると、一年中体の調子がいいかな？と思いきや、いやいや、冷房にやられて、大風邪引くこともあるんですよ。

体の調子を整えるのに、ナビは一にスポーツ、二に食への関心（ビタミンをとるなどと考えることです）、三にエステやマッサージ、なんですね。やはり、住んでも異国、気がつかないところでストレスあったりしますよ。マッサージならタイ古式もいいですが、バキバキッとされるのがイヤだったら、足裏マッサージはどうでしょう。今日は在タイ日本人、日本人観光客、両者に大人気の木先生のお店を訪ねてみました。

人気のわけ、わかりました
戸外は容赦なく太陽が照りつけ、早く癒された～いという気持ちが高まってきます。表のガラスには、「木先生の足の裏のマッサージ」と大きく書かれています。どんな先生なのかなあと大きな期待をもって行ったら、まさに期待以上でした。

大木をイメージする立派な体格とニコニコ笑顔の木先生がでてきました。大きな体にはにかむ感じでお話しするところが、なんともかわいいです。壁にはたくさんの証書が貼られていました。聞くと、かつてはおじいさんが伝統療法に通じ、マッサージも心得ていたそうです。子供の頃、間近に見て、自分もこの道、と決めたそうな。うちでマッサージをしたり、弟子入りして、出張マッサージをしたりが1996年からのこと。その後、1999年に台湾から来た若石法という台湾足裏マッサージ界の草分けの秘伝法を教授する徐氏に足裏マッサージを習ったそうです。全身マッサージのみやってきた木先生は開眼し、さらなる飛躍をしました。そして、2003年、今のお店を持ったそうです。

何回もくることが出来るなら12回分　3000Ｂ　というチケットもありますよ。
この日、こちらでお会いしたバンコク歴1ヶ月の日本人女性の方は、回数券をもっていました。

足裏をしていただきました
こうは見えてもナビ、足裏マッサージは各所でやったことがあり、かなりくわしく、うるさい方なんです。今日は木先生がどういうお手前をしてくださるのか、とーっても興味津々、胸ワクワクです。まず体をゆったりと椅子に沈みこませ、足を前に投げ出しました。足は消毒液をひたしたコットンできれいに拭いてくれます。その後、マッサージクリームを少しずつ塗られ、ツボ押しが始まりました。足裏マッサージはすべて、左足から行われます。ナビは足の親指や人差し指のところを押されると、いつもイテーッと叫んでしまいます。そこで、脳が疲れてるだの、目が疲れてるだの言われるのですが、木先生は「現代人は皆痛いところが似通っています」なんて、ここは痛くて当たり前という風な顔で、説明してくれました。

ごもっとも。 「足裏を押されるとトイレに行きたくなる人がいます」なんてことを言うのも、ナビが行きたいのを知ってていうのでしょうか。
大きな手と指は、じっくりしっかりツボを捉えてきました。効いてきますよ。
かなり研究熱心とも伺い、なるほど、人柄＋テクニックなんだなと感じ入りました。

背中・首・頭とは？
当日、BKKナビ編集長も一緒でした。連日の原稿チェックでかなりお疲れのよう。日ごろの運動不足、栄養不足？もあり、痛めつけられた（誰に？→もちろんMr.Aに）体を癒すのに、自己選択したのが背中・首・頭マッサージでした。
うつぶせになって、首の辺りから始まります。ウウーッとなんとも効いてるようなうめき声。木先生が全身の体重をかけていきます。そして、背中。ゆっくりと進んでいきます。頭は最後で座った状態から始まります。グキッというのもありますが、された後は爽快なことこの上なし。
体が曲がっていると自覚している編集長、終わった後は、表情が先ほどとはうってかわって生き返ったように目覚めていました。

木先生はタイの人。中国語はお話になれません。先生のあだ名がMr.Treeだったので、誰からともなくＭＯＫＵ（木）先生と呼び始め、お知り合いの日本人の方が、きれいな字で「木先生の足の裏マッサージ」というのを半紙に書いてくれたそうです。これはそのまま看板に使われているんですよ。