バーン・タマチャート・タイ・スパ (プーケット)

BAAN TAMACHART THAI SPAบ้านธรรมชาติ ไทย สปา

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【カナポーの体験レポ】バーン・タマチャート・タイスパ

天然タイハーブをたっぷり使ったハーバルボールとタイマッサージのコンビネーションでお肌も体も大喜び!技術にこだわるタイ式スパでホリスティックなトリートメントを受けてきました。(カナポー)

サワディーカー。カナポーです。優雅に癒しタイムが過ごせる有名ブランドを利用したオイルマッサージが大好きないっぱしのコスメフリークなカナポー。豪華なプロダクツをたっぷり使ったトリートメント後はお肌しっとり、つやつやと大喜びなのですが、最近気づいたことは「気持ちが良くて、お肌も大喜びだけどいまいち、疲れが取れない。」ということ。カナポーもそろそろ体の中からメンテナンスが必要な年齢になってきた証拠なのでしょうか?ということで今回カナポーは、ホリスティックなタイ古式マッサージがベースのトリートメントを提供する、タイ式健康スパ「バーン・タマチャート・タイスパ」でホリスティクな伝統トリートメントを体験してきました!
本日の体調に合ったメニュー&プロダクツ選び
こちらのスパにはタイスパを熟知した日本人スタッフ、AZUさんが常任。手作りの冷たいハーバルティを飲みながら日本語で書かれた問診表に記入して今日の自分の体調&お肌のコンディションをAZUさんに説明。タイスパ体験初の人にとってプロダクツやメニューを親身になって考えてくれる日本人スタッフがいることってはっきりいってすごくうれしいです。カナポーは、スペシャリストのAZUさんに、「これでもか!」というぐらいかなりしつこく質問をしまくり結局、数種類のタイハーブがリンパの循環を高めてリラックス効果が抜群だというハーバルボール+タイマッサージがコンビを組むタイハーバル・コンプレス(90分)とナチュラルフェーシャルトリートメント(50分)のマッサージ&フェイシャルのアラカルトで攻めてみることにしました。
足を洗う
トリートメントに入る前にまずはフットバスから。花ビラが浮いているほどよい熱さのお湯を張った桶の中で優しく足を洗いながらかるく足のつぼなんかも押してもらってライトなフットマッサージ。表面がデコボコしたカボスに似た柑橘類、血行促進効果大のこぶみかんの実も丸ごと一個ギュっと使って足はシトラス系でさわやかさいっぱい。スパメニューのプロローグの時点ですでに感動しているカナポーでした。
更衣室での着替え
足を洗い終わったら担当のセラピストさんに更衣室に誘導してもらいます。ここで鍵付きの引出に荷物をいれたら、ボディマッサージ用のまっさらな着心地がよさそうな上着とブルーのタイスタイルのゆったりパンツに着替えを済ませ、光が差し込む明るい廊下を歩き今回セッションを受けるお部屋へ向かいます。
ボディ:タイハーバル・コンプレス(90分)
カナポー初体験のタイ産ハーブをギュッと包み込んだハーバルボールを使ったトリートメント。まずは、仰向けに横たわり目隠し&体を冷やさないように大判の真白なタオルですっぽりと覆ったらマッサージ開始の「ワイ(合掌)」を皮切りにタイマッサージから開始です。

★タイマッサージ★

【足】
第一ラウンドは「タイ古式マッサージ」ということでまずは足から、足の裏のつぼも程よい強さで押していただいたら、セラピストさんはマッサージ台に乗って足を九の字に曲げたり、高めにあげたり、折り曲げたりとちょっぴりヨガスタイル気分で太ももの内側にあるラインも指圧、足圧などをつかってきっちりと押していただき気分は「効くー。」の一言です。腰回りの間接もクリッ、クラックと回してもらって体のゆがみも一気に解消(?)されたようでした。

【手、腕&お腹】
両足のトリートメントが終了したら、手の部分。手のひらの圧力を使ってゆっくりとエナジー線を押していきます。手のひら、指の先まで丁寧なトリートメント。腕をひっくりかえして二の腕の部分のマッサージは筋肉に直接働きかけてなんとも言えない気持ちよさ。お腹の部分も程よく優しく押してもらいお腹の働きも活発になった気分です。

【うつ伏せ:足&背中】
第二ラウンドのうつ伏せ。足の裏から手のひらを使ってお尻のあたりまでゆっくりと押しあがってきます。背中の部分は背骨の両脇にある経線を手のひら、指、腕と様々な体の部分を使ってそれぞれ異なる圧力でキュッキュッとゆっくりとも見込んでいきます。疲れが貯まりやすい肩甲骨の周りや、首部分も優しく深く疲れが吹き飛ぶジャストフットなトリートメントをしていただき「あー、そこ、そこ。」と思わず独り言を口にするカナポーでした。マッサージパーツの締めはタイマッサージ特有の技掛けもといストレッチをして終了。すでに体はのびのーび、爽快な気分です。

★ハーバルボール・トリートメント★

マッサージ途中にすでに体に効きそうなハーブの匂いが部屋中に漂っていましたが、第二ラウンドに使用するハーバルボールを蒸し器で蒸していたのですね。ということでここからはホカホカに蒸しあがったハーバルボールを使ったトリートメントの開始です。

数種類のタイハーブがギュっと包まれたハーバルボールは店頭でも購入可能です。
(普通パック入り:120バーツ/真空パック入り:150バーツ)

【うつ伏せ:背中→腕→足】
アツアツのハーバルボールを布に包みこみ、タイマッサージのコスチュームを着たまま洋服の上からラインに沿ってゆっくり押し当てていきます。体はポカポカと温まり、気分はかなりリラックス。体と心が解放されるとはまさにこのことをいうのでしょうか。足の裏までじっくりコンプレスした後は、首の周辺を優しくマッサージ。ボディ&ソウルにもかなり効きます。

【仰向け:足→お腹→デコルテ→頭】
仰向けになったら目隠しの小さめのタオルを置いていただきながら軽く目の周辺をマッサージ。その後足、お腹、デコルテをうつ伏せ状態と同様にハーバルボールをラインに沿ってゆっくりと押していきます。体はポカポカであまりの気持ちよさに記憶は遠退いていきそうした。フィニッシュは頭。頭からつま先までハーブの匂いに包まれ、体内の循環がかなり良くなった気がします。

フェイシャル:ナチュラル・フェイシャル・トリートメント(50分)

普通肌の人にお勧めのオリジナルのナチュラルプロダクツのみ利用したフェイシャルトリートメント。グリンノート系の香り漂うビタミンCたっぷりな「グリンティー」をベースに利用したプロダクツの香りになぜか心が休むカナポーでした。

【毛穴を開かせる】
「あくまでも技術で勝負!」というバーン・タマチャート・タイスパではフェイシャルもスチーマーなどの機械は一切使わずあくまでも「手(ハンド)」にこだわります。ホットタオルをじっくり使ってじっくり毛穴を開かせます。

【クレンジング&スクラブ】
肌の奥から汚れを浮き出させるようにクレンジングクリームをつけたら顔全体に円を書くように指を滑らせていきます。汚れが溜まる小鼻からデコルテの隅々まで見逃しません。一通りクレンジングが終了したら濡れたタオルで優しく拭き取り、その後、同じ要領でスクラブを。どちらも優しいタッチでお肌の負担はまったくなさそうです。

【マッサージ】
いよいよ、フェイスマッサージへ。指が滑りやすくなるようにマッサージクリームをつけてしわが気になる眼尻周辺、顔のむくみを解消するように頬骨のあたりなど重要なツボは見逃しません。顔は意外に凝るパーツのようでスッキリと気分的には、顔がみるみる小さくっていく気(?)がしました。

【パック】
小さめの刷毛を使ってパックを丹念に顔全体に伸ばしていきます。一定の時間をおいてからコットンでパックを大まかに落とし、その後濡れたタオルでデコルテ周辺までしっかりと拭き取るダブル拭き取り。

【トナー&マッサージ】
「このトナー購入できますか?」と購入希望のお客さんが後をたたないそうなのですが、残念ながら非売品。シュッ、シュッとモイスチャーライジング効果大の人気トナーを顔に数回吹きかけたら、デコルテ、首周辺を重点的にマッサージ。こめかみ、耳の後ろなどの見逃せない気持ちが良いツボもきっちり抑えているマッサージに関心。

【ファイナル・フイニッシュ】
アラカルトで選んだ2コースのファイナルは体育座りで座って背中のマッサージ。タイマッサージ特有のストレッチもありで、2時間あまりのトータルマッサージで夢心地だったカナポーをしっかりとウェイクアップしてくれました。
最後はカフェ風のテラスでお茶をいただく予定でしたが、外を見ると明らかに雨が降り出しそうなお天気だったのでロビーにて体がポカポカ温まるジンジャーティーとお茶うけにだしていただいたパイナップルコンフィチュールが挟まった1口サイズのクラッカーをゆっくりいただいてトリートメントの充実感を味わいます。
いかがでしたか?インテリア、プロダクツもすべてナチュラルタイスタイルで行く「バーン・タマチャート・タイスパ」。巷に溢れるいわゆる「タイマッサージ屋さん」とはテクニックもサービスもはるかに異なる高クォリティートリートメントでした。特に今回カナポーが受けたタイハーバル・コンプレス(90分)は、タイでしか味わえない100%タイ伝統施術でありながら、終了後はすっきり、さわやかな気分になるのでスパ目的の人だけにとどまらず、日ごろ疲れが取れない人や旅の疲れが溜まり、プーケット滞在をエンジョイ出来ない人にもお勧めです。以上、いまさらながらタイ伝統手法に惚れなおしたカナポーのレポでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日 :2008-11-28

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