タイと言えばタイスキ。ではタイスキと言えば?・・・その答えはチャイナタウンにあり!
こんにちは、バンコクナビです。
タイへ行ったら絶対に食べたい!という料理、皆さんはありますか?タイに初めて来たナビの友人からは、酸っぱくて辛いらしい『トムヤムクン』とか、どんな料理かよくわからないけど、タイのスキヤキ『タイスキ』が食べたーい!とのリクエストをよく受けます。
トムヤムクンはどこでも食べられますが、悩んでしまうのがタイスキ。有名なお店は数あれど、どこに連れて行けば気に入ってくれるかなぁと毎回悩みます。悩んだ末によく連れて行くのが、今日ご紹介する『テキサス』です。
というのも、ここはバンコクの中でも非常に活気のあるチャイナタウンにあり、美味しい料理から、何に使うかさえ謎な品物まで全て揃うこの街の魅力に触れつつ、食事も兼ねることが出来るっていう点と、タイスキのレベルも他ブランドと比べても非常に高いという点で喜ばれることが多いんです。今日は、チャイナタウンの星『テキサス』をたっぷりご堪能ください。
チャイナタウン
タイスキ『テキサス』は、現在タイ国内に6店舗を展開中。本店はバンコクのチャイナタウンにあります。その他の支店は、スパンブリー・バンケー・チェンワッタナ・ジャルンナコーン・プーケットと、どちらかというとあまり馴染みのない場所にあります。
バンコクでテキサスを求めるならば、チャイナタウンへGO!です。
テキサスチャイナタウンの最寄り駅は、地下鉄の終点フアランポーン駅。最寄とは行ってもさらに15分~20分程度歩くので、タクシーがオススメです。場所は、チャイナタウンの中心を走るヤワラート通りとジャルンクルン通りを結ぶ細い小路、パドゥンダーオ通りにあります。このパドゥンダーオ通りは通称ソイテキサス(テキサス通り)と呼ばれています。タクシーに乗る際は、ヤワラート通りのソイテキサス(パドゥンダーオ)に行って欲しい、と伝えてください。
テキサスの由来
テキサスの名前の由来、実は昔『テキサス』という名の映画館がこの場所にあったことに由来します。タイスキのテキサスがあるからテキサス通りなんだぁ~と思っていたナビですが、おもいっきり勘違いしていました。映画館があった頃、周辺の店舗にはテキサス○○とか○○テキサスなんて付く名前が多かったそう。今では少なくなりましたが、テキサスの名前の付く文房具屋さんなどが見られます。
店内は清潔・快適
それでは、早速お店にお邪魔します。お店の入り口にはチャイナタウンらしく、赤い太い柱と柱に巻きついている龍がお出迎え。さらにその脇には、さすがタイスキ屋!タイスキ鍋のオブジェがありました。
店内に入ると、広々として非常に清潔です。残念ながら、チャイナタウンで食事すると言うと、大丈夫?という声を聞ききます。食堂や、屋台でシーフードなども提供しているお店の中には衛生的に大丈夫かしら?と思ってしまうところもあるのも事実。しかし、ここテキサスはそんなことは微塵も感じさせません。安心していただくことが出来ます。
また、店内には子供用の遊び場スペースも完備。じっとしていられないのが子供、ご飯を待つ間や食べ終わった後に遊ばせておくのもいいかもしれませんね。子供同士の日タイ交流が実現するかも!?
指差しでOK!
テキサスのメニューには日本語はありませんが、英語と中国語表記で全て写真がついています。なので、食べたい料理や材料を指さして『これ!』と言えばOK!言葉の問題はありません。それでは、テキサスのタイスキ+おすすめメニューをご紹介します。
タイスキ
タイスキと聞くと、多くの人が想像するのは、すき焼きのタイバージョン。タイ風のすきやきってどんなの??と頭の上に?マークが3つくらい見えます。しかし、実際は水炊き鍋に近い料理。スープの入った鍋に、注文した具を入れ煮立たせてオリジナルタレで味付けして食べる料理です。まずは定番の具を指差しで選んでみましょう。
☆材料紹介
指差しで注文した具は全部で10品。野菜は各種野菜がバランスよく入っている野菜セットを注文するのがおすすめ。あとはお好きな具を選んでくださいね。ナビが選んだめメニューはこちら。
・野菜セット 129B
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・魚のすり身ボール 30B
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2. 具の入れる順番は、人それぞれ。タイ人はあまり気にしませんが、日本人のナビは硬いものや火が通りにくいものから順に入れていきます。野菜は手でちぎってお鍋の中へ。
3. いよいよ具をいれます。ここからはお好み順でどうぞ。あんまり沢山入れすぎるとスープが溢れ出すので要注意です。
4. 一通り入れ終わったら鍋の蓋を閉めます。大人数のときは蓋の置く場所がなく持っていかれてしまうことがあるので、そういう時は従業員を呼んで蓋をもらいましょう。
5. 煮ている間にタレの準備をしましょう!テーブルにはタレと調味料セット(ニンニク・ライム・唐辛子)が用意されています。タレはパクチー(コリアンダー/香菜)入りで出されるので、苦手な方は『マイサイパクチー』と言ってください。パクチー抜きのタレを用意してもらえます。ちなみにナビもパクチーが苦手なので、パクチーぬきのタレを頼みました。
タレだけでも十分美味しいのですが、調味料セットを加えることでさらに美味しくなります。たっぷりニンニクとライムの酸味を加え、唐辛子で辛味を与えてあげましょう!
6. さて、そろそろ頃合。十分煮立たせたら蓋を開けます。うわぁ~美味しそう!!
☆食べ方
出来たてのタイスキをいただきます。
好きな具を取って器に移して、スープを加えます。さらにその上から先ほどのタレを少しずつ加え、好きな味になったところで出来上がり!それではいっただっきまーす!
タレは各タイスキ屋によって微妙に違います。テキサスのタレは、他店と比べると、やや甘さ抑え目の辛めと感じました。ホックホックのタイスキの具の数々は体の奥からあったまります。ちょっと寒いかも?と思った店内ですが、食べはじめるとちょうどいい温度です。
その他おすすめメニュー
☆ 飲茶 各20B~25B
ここテキサスでは約20種類の飲茶を頂くことが出来ます。飲茶を食べたい旨を告げるとワゴンで出来たての飲茶を運んできてくれます。後はお好きなのを選んで指差すだけです。
価格は全て20Bか25Bと非常にリーズナブル。タイスキの味に飽きた時は口直しに頼んでみるのもいいかも!?
☆ ペットヤーン Sサイズ:105B Lサイズ:210B
こちらはローストダック。どういうわけか、タイスキ屋とローストダックは切り離せないようで、他のタイスキ屋さんでもセットで頼むことが多い一品。少しクセがありますが、日本人の口にはとても合います。あひる~??と身構えないで、気楽に挑戦してみてください。
☆ バーミーヨッ 12B
こちらもタイスキにはなくてはならない一品。緑の中華麺です。この麺の食べ方は各説いろいろとありますが、ナビの周りで一番多いのが、ローストダックのタレを付けて食べたり、ローストダックの身と一緒に食べたりする食べ方。甘辛いタレと中華麺の絡みがとっても合っていて、クセになります。中華麺は一度茹でてあるのでそのまま頂けますが、が、水分が飛んで固まってしまった時には、スープに入れて解してから絡めるといいですよ。もちろん、タイスキのスープと一緒に頂いても美味しいです。
テキサス、いかがだったでしょうか?
大人数じゃないと来られないじゃん!1人で食べられないの?など、天からの声が聞こえてきそうですが、実はテキサスにはメニューには載っていない1人用のタイスキがあるんだとか。1人だけどどうしても食べたい!という方は是非頼んでみてください。ただし、既に作られた状態で出てくるので、作る楽しみを味わいたい方は2人以上でお越しになることをオススメします。以上バンコクナビがお伝えしました。