バニラレストラン プレイグラウンド

Vanilla Reataurant Playgroundวานิลลา เรสเตอรองค์ เพลย์กราวน์

閉店・移転、情報の修正などの報告

超人気カフェレストランのトンロー店。ブランチメニューが閉店まで常に用意されているのも魅力。

サワッディーカー!バンコクナビです。
最近バンコクでどんどん増えつつあるのが、いわゆる「お洒落系」を謳ったカフェやレストラン。でもナビに言わせると、内装(チープ!)や料理(盛り付けもっと凝って!)やドリンク(甘過ぎ!)などなど突っ込みどころが多くて、「惜しいな~」というところがほとんど。もちろんそんなお店にも「地元っぽい」「ダサ可愛い」と、いいところはあるんですが、やはり隙なくびしっと決まった雰囲気に浸りたいときもある…。そんなバンコクカフェ群の中で、「どこにも目をつぶる必要のない」王者の貫禄のあるのが、バニラグループのカフェやレストランたち。人呼んでバニラ伝説のはじまりは、さかのぼること4年前にサイアムスクエアにオープンしたカフェ&スウィーツ系がメインのバニラ・インダストリー。「もっとしっかり食事がしたい」という声に応えて2店舗目としてオープンしたのが、今回ご紹介する「バニラ・レストラン」。サイアムパラゴン店・バニラ・ブラッスリーと、日本風カフェ&モダンチャイニーズ&ブックストアもあるバニラ・ガーデンが、それぞれ個性を持ったバニラ4兄弟です。
トンロー「プレイグラウンド!」
バニラレストランが入っているのは、CD、洋書&アート書籍、洋服や小物のセレクトショップが入って、バンコクでも1,2を争うスノッブな空間をかたち作っているファッションビル・プレイグラウンド!の1階。
入口にはネイビーブルーに白抜きされた「バニラ」の文字、床やひさしのデザインにアクセントとして使われている黒と白のストライプ、壁の凝ったペイズリー柄…と、ちょっと見回しただけで内装の垢抜け度は早くもマックスに近づきつつあります。
本物志向のヨーロピアン調
こんがりいい色に焼けたベイクド系スウィーツが並ぶカウンター、パリの街角の広場にありそうなアイスクリーム屋台を模したアイスケースなど、お洒落でシックなヨーロピアン調、同じ屋台でもタイの焼き鳥や揚げバナナとは明らかに違う雰囲気が漂います。
座席は、全50席。胴体だけをフューチャーした馬の絵や、タッチは荒いのに繊細に描かれたウサギの絵など、どこかシニカルで意味深な絵が飾られています。そこから漂うのは、コーヒーの苦い香りとコクのような深い感じです。

■ オールディ・ブレックファスト

たとえ朝じゃなくても、軽めの朝ごはん的メニューを食べたいときってありますよね!?「オールディ・ブレックファスト」といって、朝食用メニューが10時の開店から夜11時の閉店まで常に用意されているのがここの特徴。スクランブルエッグなどのスタンダードメニューに加え、おかゆのセットもあります。

◆ ハムチーズサンド 180バーツ
カリカリトーストでサンドされた、コクとろコンビのハム&チーズ。付け合せがベイクドトマトとは手が込んでいます。バルサミコ酢の酸味の利いたさっぱりドレッシングがさわやか。

◆ バニラフラッペ 170バーツ
バニラミルクのフラッペ。バニラの甘くてやさしい香りのフラッペは、キメがこまかくて口の中でとろりと溶けます。上には、ホワイトチョコのスライスがたっぷり。

◆ ブイヤベース 180バーツ
本格的なトマト味のブイヤベースは、野菜の甘みたっぷり。ガーリックトーストでお腹もいっぱいになる1品です。

◆ ニース風ツナサラダ 220バーツ
ニース風のツナサラダは、カッテージチーズが入っているのが特徴。茹でたまごも入って、見た目もボリュームも満点です。

◆ リングイネ・ミソクリーム・ウィズチキンパスタ 250バーツ
味噌をつかったパスタがあると聞いて、テーブルに立てられた「シェフズスペシャル」のメニューから1品。アルデンテできちんと引き上げられた平打ちパスタに、クリーミーでコクのある味噌クリームがからんでいます。削ったチーズがたっぷり乗って、かなりこってりしてそうですが、オイル系は上質のものを使っているということで、余分なしつこさはありません。

【アジア】

◆ ソイチキン・オンライス 180バーツ
アジアンメニューも充実。これは、しょうゆを絡ませてじっくり照り焼きにしたチキンをごはんの上にのせたもの。お箸も付いてきて日本のどんぶりのようですが、ごはんはもちもちの日本米ではなく、ぱらぱらでソースによく絡むアジアンライス。にんにくが沢山入っているので、デート中は控えたほうがいいかも。 

【お茶・スウィーツ】

◆ カフェラテ 80バーツ
苦味がしっかりとしたコーヒーにふわふわのミルクが乗ったカフェラテ。ちいさなクッキーが添えられています。

◆ スコーン 1個30バーツ
さっくりと焼きあがったスコーンは、バターと生クリームの中間のような、こっくりとしたチーズ入りのクリームといちごジャムをぜひダブルで乗せて召し上がれ。

◆ マフィン 1個40バーツ
バナナの甘くトロピカルな風味を焼きこんだバナナマフィンと、甘酸っぱいブルーベリーとピスタチオのマフィン。
ふんわり香ばしく、せいたかのっぽの見た目もかわいい。
いかがでしたか?
雰囲気にも料理にも一貫して「甘くシックなバニラの香り」というコンセプトを感じ、バンコクの中の“つかの間ヨーロッパ”を堪能することができました。 以上、バンコクナビがお送りしました~。

スカイトレインBTSトンロー駅3番出口を出てスクンビット通り55番路地(通称:トンロー通り)に入り、500メートルほどいった右手のビル「プレイグラウンド!」の1階。入口付近のCD屋さんを通って右手に進んでください。

記事登録日:2007-10-03

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スポット登録日:2007-10-03

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