ボン ヴィヴォン(タワナバンコクホテル内)

Bon Vivantบองวีวอง

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種類豊富なビュッフェが、昼は税込み499バーツ! 調理法まで選べるシーフードメインの夜は850バーツ! コロニアル調の内装も豪華。

サワッディカー!バンコクナビです。
今回はシーフード好きの方には見逃せない・聞き逃せない・食べ逃せないレストラン情報をお届けします。
シーロムエリア・スラウォン通りに位置する「タワナバンコク・ホテル」2階、「ボン・ヴィヴォン」。見た目は高級そうな、フレンチレストラン風。入るのにちょっと躊躇、お財布とよくよく相談する必要があって、ドレスコードもあるのでは…という雰囲気ですがご安心を。「ボン・ヴィヴォン」はビュッフェ形式なので、料理はどれ程たくさん食べようが定額、しかもランチが税込みで499バーツ、ディナーが850バーツと、豪華な雰囲気と内容の割にはリーズナブルで、お得感たっぷりなんです。レストラン営業開始時間とともにお客さんが続々と訪れあっという間に席が埋まっていきます。しかも顔ぶれはバンコク中のおいしいレストランを知り尽くしているだろうと思われる、ちょっとお金持ち風の地元タイ人の方ばかり。ドレスコードは“シーフードを愛する心”と“旺盛な食欲”というこのレストラン、では早速ナビもインターナショナルビュッフェ料理を堪能するとしましょう。
◎ パリの高級レストラン
レストラン名の「ボン・ヴィヴォン」はフランス語。“名は体を表す”との言葉通り、宮殿風にクリーム系で統一された内装はまさに高級フレンチレストランそのものの。きらきら光るシャンデリアや、椅子がずらりと並んだ長テーブルから、社交界の晩餐会のような高貴な雰囲気が漂います。ちょうどレストランの脇には、ホテルのプールの水面がゆらゆらと揺れています。ビュッフェスタイルのレストランというと、どうしてもガヤガヤ騒がしく落ち着かないというイメージがありますが、ここは食べ物が置かれたコーナーのスペースがかなりの余裕を持って広く取られてあります。しかもテーブルとも距離があり独立感を持たせているので、ゆっくりと落ち着いて静かに食事をする事ができます。
◎ ランチ・ビュッフェ 499バーツ(税込)
タイ・西洋・中華・和食とバラエティ豊かなインターナショナル・ランチビュッフェは全部で60種類以上のラインナップ。さて、皆さんはビュッフェでまずどの料理をお皿に盛りますか?メインとなるお魚・肉料理でしょうか?もしくは野菜を中心としたサラダ類からでしょうか。まずはご飯というタイプの方も居るでしょう。いきなりデザート類という甘物好きの方も居るかもしれませんね。ナビはいつも考え無しに端から取りに行くタイプなので大好きなお肉料理に到達した時にはお皿がてんこ盛りになっている事がしばしば。とにかくたくさんの種類があって全種類制覇はさすがの大食いナビも限界が有るので、今回は慎重を期し、まずは料理が並べられているコーナーをぐるりと一周して下調べ。

お寿司
日本人としてまず目に付いたお寿司コーナー。海外で食べるお寿司らしく、アボカドやサーモンにマヨネーズという組み合わせは日本の本格的な寿司とは少し違うけれど、素材がいいしるし、味のほうは勘違いナシで、美味しく頂きました。タイ人が大好きなサーモン刺身もど~んと有ります。他にも天ぷらといった日本食が置いてあります。

シーフード
エビ・イカ・貝のグリルやスモークサーモン等海鮮類も充実、特に生牡蠣は人気のメニュー。タイでの生ものは危険だと分かっていながら、お腹に自信があるナビは、ライムを搾ってつるんと頂きました。

サラダ
サラダコーナーでどの野菜を取ろうかなぁと思っていたら、どこからともなく現れたスタッフさんが「シーザーサラダをお作りしましょうか?」と声を掛けてくれました。もちろん返事はイエス。タイ語も話せるナビですが、ちょっと気取って英語でお返事しました。手際良く野菜とドレッシングを混ぜてチーズとクルトンをトッピング。他にもツナサラダやオニオンサラダと食べたいものを伝えれば作ってもらう事が出来ます。

点心
点心コーナーには蒸し立て熱々の海老蒸し餃子、肉まん、シュウマイが有ります。人気の海老蒸し餃子は一口サイズで食べ易くふわふわモチモチの食感でした。

グリル系
豚や羊、鶏がオーブンでグリルされた肉料理は肉汁がジュワーっと口の中で広がりボリューム満点。
お肉と共に食べた付け合せのドイツ風パンが外はカリカリ、中はモチモチのあっさり味のパンがとても美味しくナビは大変気に入りました。

タイ料理
タイ料理の代表と言われるソムタム(パパイヤサラダ)ももちろん有ります。目の前で作ってくれるので食欲が一層そそられます。りんごで作った、ソムタムアップルというのもありました。シャキシャキの青りんごがソムタム味に変身。あまり辛くもなく酸味も少ないのでフルーツサラダ感覚といった所。
ヤム(タイ風ライム和え)もヤム・ツナやヤム・シーフードが有ります。
タイカレーは、ご飯はもちろん、カノムチーン(タイ風そうめん)に掛けて食べるのも美味しいです。

スウィーツ
ナビは欲張ってたくさん食べました。もうお腹が限界を超えたといえど、やはりデザートは別腹。不思議とお腹に入るものなのです。デザート類も品数豊富。フルーツ、アイスクリームにケーキ、プリン以外にも見た目のとてもかわいいタイ菓子やバナナのシロップ漬け、ココナッツミルク掛けのタイスイーツも並んでいます。
生姜湯豆腐は喉にも良いヘルシーな一品。豆腐がとても柔らかくとろける舌触り。

◎ ディナー・ビュッフェ 850バーツ(税込)
シーフードがメインとなるディナービュッフェも、全部で60種以上のメニューが用意されています。サラダや寿司、デザートはランチビュッフェと同じですが、やはり目に付くのはメインとなるシーフードコーナーです。カニや海老、シャコにホタテ貝にお魚…が新鮮なまま氷の上に並べられています。自分で食材を選んで、さらに好きな調理法がリクエストできるという、自分流スタイルのシーフードビュッフェ。ぴたりと好みに合った料理が好きなだけ食べられる!嬉しいシステムじゃないですか! 注文の仕方は、調理方法の例が書かれたメニュー表が有るので、食材を持ってその調理法を指差せばOKです。

すべて主役のシーフードたち
手始めに、カニを一匹お皿に載せて「これを蒸して下さい」(STEAMED)とシーフードコーナーのスタッフに伝えて渡しました。ただ蒸しただけのカニの身の甘いことといったら!特に爪の部分には身がぎゅっと詰まっていました。カニ味噌もまろやか。新鮮だから美味しく戴けました。
次は手長海老。焼いたものが食べたいと思ったので【GRILLED】を選びました。エビの身がプリプリとしていて香ばしく焼き上がっており、エビ味噌のある頭の部分をチュッと吸いながら胴体の部分はガブリと豪快に。
ウチワエビは前に黒胡椒炒めを食べてすごく美味しかった思い出があるので、それを思い出して【STIR-FRIED WITH BLACK PEPPER】と注文しました。結果は大正解!弾力感のある引き締まったウチワエビと、ピリっとした黒胡椒の味付けがとても良く合っていました。
そしてホタテ貝。どうしようかなあとお皿に盛ったまましばらく考え込んでいるとスタッフがバター炒め(STIR-FRIED WITH BATTER)はどうでしょうか?と勧めてくれました。バターとホタテ貝って相性抜群ですね。刻みガーリックがアクセントとなって濃厚なバター味を引き立ててくれています。
ナビが試した以外にもたくさんの食べ方がありますし、迷った時はその食材に対しての美味しい調理法をスタッフが説明してくれるので、どんどんトライしてみてください。たとえばカニは、蒸したり焼いたりする以外に「プーパッポン・カリー(カニの卵とじカレー炒め)」も作ってくれます。
次はトムヤムコーナー。大きな器にはエビ、ムール貝、魚が盛られています。好きな具材を指差してトムヤムスープを作ってもらう、これって夢だったわ~と感動。酸味や辛さは控え目の、アッサリ系のトムヤムスープでした。

しゃぶしゃぶ
しゃぶしゃぶコーナーもあり、白菜やえのきといった具をお皿に盛って作ってもらいました。かなり薄い味のダシに入って出てきて、このまま食べるのには日本人としてはもの足りない所。醤油はありますが、ポン酢しょうゆが欲しいなあと思ったナビです。

野菜
肉や魚ばかりではなくお野菜も取りたいところ。生野菜が並べられたコーナーもあります。ナビはブロッコリーやニンジン、キノコ、アスパラを選んでオイスターソース炒め(STIR-FRIED WITH OYSTER SAUCE)を作ってもらいました。スタッフさんが空芯菜炒め、パクブン・ファイデーンも作れますよ、とお勧めしてくれました。

カニやエビを夢中に食べている時は、無言になりますね…。

あとで知ったことですが、レストラン名の「ボン ヴィヴォン」とは“食を楽しむ”という意味なのだそうです。食材を選ぶ楽しみ、調理法を想像する楽しみ、出来上がりをワクワクと待つ楽しみ、食べる楽しみ。まさに楽しみながら食事ができるレストランでした。以上バンコクナビがお伝えしました。

※値段は2009年2月現在。

記事登録日:2007-10-25

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スポット登録日:2007-10-25

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