パトン・ビアー・ガルテン (プーケット)

Patong-Bier-Gartenป่าตองเบียร์การ์เทน

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緑に囲まれた静かな空間で、濃厚輸入ビールとオーストリア料理を食べちゃおう!

サワディカ。プーケットナビです。
シンガー・ビアに、ビアチャン。タイ産ビールは、のど越しもさわやかで、日本人にも飲みやすいですよね。でも、毎日飲み続けていると物足りなくなってきませんか?そこで、今日は、ビールのメッカ、ドイツ&オーストリアの濃厚なビールが飲めるという「パトン・ビエール・ガルテン」へ取材に行ってきました。ビールのみならず、本格オーストリア料理が食べられるというレストラン。暑いプーケットで辛いタイ料理も食べ飽きたこの頃、イメージ的には、こってり系のオーストリア料理。あまりなじみはないですよね。ということで、オーストリア料理初体験のナビ。それでは、さっそく行ってみましょう!
● 緑に囲まれたテラス席
レストランは、パトンの中心部にある創業24年のk-hotelの敷地内。ホテル入り口を入ってみましたが、レストランらしきものは、見当たりません。「本当にレストランはあるのだろうか?」と、気分は、道に迷ったヘンデルとグレーテルのナビ。小さな小道をそのまま突き進んでいくと、緑に囲まれた屋根付きの涼しそうなテラス席。すぐ隣が、夜な夜なフィーバーし続けてるソイ・バングラーだとは一体誰が、想像することでしょう。意外な場所に、パトンのオアシスを発見しました。
● 落ち着いた店内
自然とレストランが一体になったような店内。オーストリア料理と聞いて、デコレーションは、国旗などが飾られているコテコテのオーストリアン・デコレーションと想像していたのですが、店内はいたってシンプル。キッチンもオープンスタイルなので全体的に広く感じます。どれでも、キッチンの上に掲げられている看板は、さすがにオーストリア共用語のドイツ語でした。
● プールサイド・ビュー
レストランの後ろは、スイミング・プール。緑とターコイズ色のプール・タイル。和みます。
● 大型テレビでサッカー&F1観戦
「在プーケットのオーストリア人、ドイツ人の憩いの場所なのさ。」と、ポーカーフェイスのオーナーRobertさん。ここで、ナビ、大型テレビを店内で発見!ドイツ人、オーストラリア人とくれば、サッカー&F1観戦。試合を店内で観戦すれば、本場ヨーロッパの雰囲気が味わえそうです。
● インターネット利用無料
レストラン内のカウンターにおもむろに置いてある2台のノート型パソコンは、ホテル滞在者だけでなく、レストランを利用したお客さんも利用可能。残念ながら、日本語ソフトではありません。ホテル滞在者は、アクセス・コードを教えてもらってLAN接続ができるとのこと。レストラン利用のみでも、ラッキーだったらアクセス・コードを教えてもらえるかもしれません。
● 輸入ビール
有名ドイツ・ビール、ヴァルシュタイナー、酸味と色が独特のバイセンビールなどヨーロッパのインポート・ビールが飲める「パトン・ビエール・ガルテン」。ナビが取材に行ったお昼過ぎ、テラス席で欧米人がビールを飲む姿を目にしました。卓上メニューのドリンクリストは、ドイツ語で書かれていて、よくわからないのが残念です。

● さっそくいただきまーす。

「タイ料理、定番ウェスタン料理なんでもあるけど、メインは、オーストリア人シェフが作るオーストリア料理だね。」と、Robertさん。今回ナビは、初体験のオーストリアン料理を中心にいただいてみました。

【10】 パイナップル入りスパイシーカクテルソースで和えた海老のサラダ、ガーリック・ブレット付き 295バーツ
Shrimp salad in pineapple with spicy cocktail sauce and garlic bread
大きめのパイナップルに入って登場したシュリンプサラダ。ソースは定番ケチャップを使ったカクテルソースですが、スパイシーというほどではありませんが、舌にからさがほんのり残ります。パイナップルは、海老と共に具としても食べやすいサイズにカットされて使われています。シュリンプ・カクテル用にしては、海老が大ぶりです。

【34】 鳥の胸肉フライドチキン温野菜添え 265バーツ
Fried chicken breasts with parsley potatoes and fresh vegetable
付け合わせの野菜は、茹でた温野菜。お花の形に切った人参、大根、大ぶりのアスパラガス、そしてポテトと見たからに色鮮やか。お皿の周りをパセリで演出。フライドチキンというよりも、チキンカツレツ風です。お肉は、とってもやわらかく、口に入れた時は、チキンではなくて、子牛のお肉かと思いました。添えられているライムをキュッとチキンに絞って食べたら味がひきしまります。

【6】 プレイスのフィレのグリル、トマトーモッツアレラ。アスパラガスのクリーム・ラグーディル・ポテト添え 395バーツ
Grilled plaice filet with Tomato-Mozarella and Asparagus cream ragout, Served with Dill potatoes
黒い表紙のお魚料理専用メニューからの一品。アスパラガスのクリーム・ラグーは、煮込みというよりも、細かく刻んだアスパラガス入りのクリーム・ソース。その上に魚料理にはかかせないディルを乗せた茹でたポテト。カレイ系の魚プレイスは、衣を薄くつけて焼いてあるようです。トマトとモッツアレラと白身魚の組み合わせ。ナビ、かなりに気に入りました。こちらも、付け合わせのライムを絞るとこってりのはずのクリーム・ソースがさっぱり味に変わります。

【56】 フィレ肉のペッパーステーキ“パリスタイル”フライドポテト、インゲンのベーコン巻、ミックスサラダ添え 720バーツ
Fillet pepper steak “Paris style” with fried potatoes, beans in becon, mixed salada
お肉は、南アフリカの上質のお肉を使っていることからお値段は少々お高めですが、肉厚なお肉はソフトながら食べ応えあり。“パリスタイル”とは、ペッパー入りのクリーム・ソースのことだそうです。メニューには、フライドポテトと書かれていましたが、これは、じゃがいものソテです。細かく切ったベーコンも一緒に炒めてありこれだけでもお腹が膨れそうです。インゲンのベーコン巻も特大サイズ。お肉を満喫したい方には、お勧めの一品です。

【103】 アップル・シュトラーデル、バニラアイス添え 185バーツ
Warm Apples strudel with vanilla Ice cream
オーストリアの有名なお菓子、アップル・シュトラーデルの登場です。ナビの大好きなお菓子の一つ。まさか、南国プーケットで出会えることができるとは思ってもいなかったナビ。感激です。「フィロ」という軽くて薄い生地に、シナモンが効いたりんごがたっぷり巻かれています。これに、そえられている大玉のバニラ・アイスクリームと一緒に食べると本当に幸せな気分になります。本場のアップル・シュトラーデルより甘さを抑えてあるようで、食べやすかったです。バニラ・アイスクリームをホイップクリームに変えると165バーツになりますが、本場では、バニラ・アイスクリームと一緒に食べられているようです。

【110】 クワルク・チーズのダンプリング、プラムコンポート添え 245バーツ
Curddumplings on prune compote
クワルクというチーズを使ったオーストリア でポピュラーなチーズ・ケーキです。
ドイツ語は、「トプフェントルテ」という名前のようです。手に入りにくいクワルクというチーズは、こちらの自家製。味は、カッテージ・チーズのようで、淡白です。添えられているプルーン・コンポートがさっぱりした甘み味を演出しています。プラムとチーズの組み合わせ、体に良いこと間違いでしょう。量的には、かなり多いので何人かでシェアーして、この不思議な味を味わってもいいと思います。

● セットメニュー
ディナー・タイムのみ、オーストリア料理だけのチョイスではありませんが、スープなどのアペタイザーからはじまり、メイン、デザートがセットになったデイリー・メニューがリーズナブルな225バーツ。
● 行き方
パトン・ビーチを目の前にしてソイ・バングラーとラット・ユー・ティー・ロードの交差地点から右、プーケットタウンに行く方向に進み徒歩30秒ほど。バンコク・バンクの目の前。テーラーショップKlassik ko Fashionsの隣。
いかがでしたか?
繁華街の幻想から離れてゆったりとくつろぎながら、本格ビールとオーストリア料理を楽しむ。南国とは、ミスマッチのような気がしますが、これが、コスモポリタンなプーケットでしか味わえない贅沢。ところで、こちらの料理ドイツ人&オーストリア人御用達だけあってどのメニューもかなりのボリューム。食べすぎには、くれぐれもご注意を。以上、プーケットナビでした。

記事登録日:2008-04-18

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スポット登録日:2008-04-18

利用日
女性 男性