ザ・ロイヤル・キッチン (プーケット)

The Royal Kitchenเดอะโรยัล คิทเช่น

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パトンで一番高い展望レストランで究極中華を舌鼓。パリッ、ジュワーの名物北京ダックは丸ごと1羽なんと980バーツ++!

サワディーカー。プーケットナビです。今ナビはパトンビーチのタワーでもある「ロイヤルパラダイスホテル」に来ています。そう、今回ナビがご紹介するのはプーケット在住者もしくはリピーターさんで「パトンビーチを一望出来きる高級中華料理店」として知らない人はいないといっても過言ではない中華レストラン「ロイヤルキッチン」。風のうわさで「お値段はかなり高いらしい。」と耳にしたこともあり更には「展望レストラン+ホテル内レストラン」という場所柄イメージ的にとても敷居が高そうだったのでナビも今まで「そんなに高級だったらいけないな~。」なんて思っていた高値の花的存在の中華専門店。それでは早速その神秘のベールに包まれた「ロイヤルキッチン」を一挙ご紹介したいと思います。

ロイヤルパラダイスホテル F25階

パトンビーチのシンボルといってもいい「ロイヤルパラダイスホテル」の高層ホテルサイド「パラダイスウィング」最上階25階にある「ロイヤルキッチン」。とはいってもエレベーターのボタンは24階まで。「あれ?」といって1階ロビーまで逆戻りしないで展望バー「スカイラウンジ」(18:30~23:00)があるこの階でとりあえず降りましょう。ここからはこの階、中央にある赤地に花柄模様が描かれた絨毯が時代を感じさせる階段を登って1階上にあるレストランへ。レストランメニュー&スタッフも24階エレベーター前でお待ちしています。

歴史を刻む店内

130席ある店内は全体にチャイニーズカラーである「赤」を基調に利用した上質でクラシカルな作り。スタッフの方に「この素敵な銀製食器や置物はどちらから?」という何気ないナビの質問に対して「18年間使っている物なので。。。」というちょっぴり困った顔で返答されてしまいました。どうやらオープン当初からデコレーション類にはあまり手を加えていないようです。創業18年レストランの歴史が積み重なり内装や食器など新しいモノには得ることができない貫禄さえも感じました。

パトンビーチを眺望

パトンビーチを見下ろす展望レストランでもある「ロイヤルキッチン」入口左手奥がパノラミックな海景を満喫出来るシービュー席。ナビのお勧めの時間帯は太陽の光が窓際を優しく包むサンセットタイム。夜の海はちょっぴり暗めですがテーブルに置かれたキャンドルと共にロマンチックな大人の時間が過ごせます。どちらにしても海側の窓席には限りがあるので予約を入れた方がベストかもしれません。
大人数で食べる中華に欠かせないクルクル回る円卓席も充実しています。

大人数で食べる中華に欠かせないクルクル回る円卓席も充実しています。

入口正面後ろ側の席はパトンの街並みを展望。都会派の方にお勧めします。

入口正面後ろ側の席はパトンの街並みを展望。都会派の方にお勧めします。

日本語でさらにはサイズが選べるメニュー

綺麗な日本語に訳された日本語メニューがあるのは当然ながら色々な料理を分け合って食べるのが中華スタイルの醍醐味ですよね。「ロイヤルキッチン」ではそれぞれの人数ごとに注文できるようにメニューにつき3サイズを用意しているので何人でも安心です。参考までにレストラン側に聞いたおおよその人数を記載しました。
スモール 1~2名様
ミディアム 3~5名様
ビック   6~10名様

分け合って食べることを前提に考えられているので単品でお食事を考えている方にはスモールサイズ1品だけでは少々物足りないかもしれません。

それではさっそくご自慢の中華料理を頂きます。

オープン当初から18年間変わらない味を守り続けている中国人シェフが腕を振るうあっさり風味の広東料理をアラカルトでいただきました。220

◎お飲物:ウーロン茶  1ポット/190バーツ++

中華料理で外せないのが「お茶」。「ロイヤルキッチン」ではレストラン内にお茶を入れる専用スペースを用意してお茶の種類も充実しています。ナビはポリフェノールが脂肪分を吸着してしまうという中華料理に欠かせないウーロン茶を頂きました。高級茶葉を使ってプロが入れてくれたお茶は香り高く上品。まろやかな風味で出がらしが良い茶葉らしくお湯を継ぎ足してもらって(無料)気づいてみたらかなりの量を飲んでいました。その他の飲み物にはアサヒ、シンガーなどの小ビール(110バーツ++)、ソフトドリンク(80バーツ++)など。カクテル類も豊富のようです。

◎カニ入りふかひれスープ  (スモール)480バーツ++

高級ふかひれと味わい深いカニがたっぷり入ったトローリとしたふかひれスープ。スモールはお一人様用でサーブされた時は「この量でこのお値段!?」と思いましたがこれだけたっぷり高級食材を使っていたらもちろん値段も張るわけです。

◎牛肉の赤ワインソース仕立て香港風  (ミディアム)480バーツ++

マリネした牛肉と甘めの赤ワインソースが作り上げた絶品。とにかくお肉が柔らかいのが驚き。白いご飯が恋しくなる味付けでした。

◎ナッツとブロッコリーの貝柱炒め  (ミディアム)540バーツ++

大ぶりのホタテがお皿の中をゴロゴロしています。食感のアクセントとして使われているのは松の実。色合いも鮮やかなグリーン色のブロッコリーを使って豪華な中華料理一品という感じです。

◎海老焼きそばあんかけ (ミディアム)750バーツ++

さっぱりしたあんかけ焼きそばには大ぶりプリプリの海老がたっぷり入っています。麺もシコシコと歯ごたえがよく餡と絡み合い繊細な味わいがたまらないメニューは実は日本人ファンも多いのだそうです。

◎北京ダック  1羽980バーツ++

「これを食べなければ帰れない!」というほどロイヤルキッチンイチ押しメニューの北京ダックの登場です。

【ナイフ投入】
うやうやしくカートに乗って運ばれてきたテリッテリッ、ツヤツヤのべっぴん北京ダックにサーバーの方がナイフを入れて皮の部分を切り分けていきます。それでは華麗な皮削ぎを一挙ご覧ください。
【巻き方】
「北京ダックを食べるのは初めて!」というビギナーの為に正しい巻き方を伝授します。
クレープのような春餅(シュンピン)を一枚取り

クレープのような春餅(シュンピン)を一枚取り

先ほど削ぎ取った皮を春餅の中央に置きます。

先ほど削ぎ取った皮を春餅の中央に置きます。

キュウリとネギのトッピングをお好みで乗せて キュウリとネギのトッピングをお好みで乗せて

キュウリとネギのトッピングをお好みで乗せて

味わいのあるまろやかな甘い特製ダレをトローリとトップに

味わいのあるまろやかな甘い特製ダレをトローリとトップに

クルリッとまいたら出来上がり。ガブッとそのままお口へどうぞ。 クルリッとまいたら出来上がり。ガブッとそのままお口へどうぞ。

クルリッとまいたら出来上がり。ガブッとそのままお口へどうぞ。

【美味】
お口の中に広がるあまだれとパリッとジューシーなあひるの皮、シャキシャキ野菜の絶妙のコンビネーションが病みつきになりお店スタッフが「本当に北京ダック好きなんですね~。」とあきれかえるほど一人巻き続けたナビでした。
【お肉も調理】
皮を削ぎ取り残ったお肉は「お醤油炒め(Stit-fried with soyasauce)」「ガーリック&ペッパー揚げ(Fried with garlic&Pepper)」「ワインソース揚げ(Fried with wince sauce)」「もやし炒め(Stir-fried with bean sprouts)」の中からチョイスして調理してくれます。ナビはお店側がお勧めする「ガーリック&ペッパー揚げ」を頂きました。ガーリックたっぷりかかっていてしっかり味が付いている揚げ物はお酒のお供にもってこいです。アヒル1羽のお肉ということで量もかなりありました。
◎季節のフルーツ盛り合わせ (ミディアム)250バーツ
メロン、パイナップル、ドラゴンフルーツ、グアバなど種類豊富なトロピカルなフルーツの盛り合わせ。高級中華店らしくカラフルな盛り合わせはアーティスティックです。

お得なセットメニューもあり
「アラカルトで注文するのは料金が高くなりそうで心配。」と思っている方にはデザートまでメニューに入ったお得なセットメニュー(お二人様から/1名920バーツ++~)も用意してありさらにリーズナブルです。
いかがでしたか?プーケットでトップクラスに君臨する中華専門店は味, サービス、眺めも文句なし。値段もパトンに星の数ほどある観光客向けレストランとほぼ同じで以外に気軽に行けるレストランだということを今更ながら発見したナビでした。以上プーケットナビがお送りいたしました。
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記事登録日:2008-08-08

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-08-08

利用日
女性 男性

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