在プーケットインド人が特別な日に訪れるホテル内レストランで日本人好みの北インド料理を食そう。
サワディーカー。プーケットナビです。コスモポリタンなパトンビーチには数メートルを歩くとかならずインド人に出会うほどインド人が多数在住しています。もちろんそんなこんなでインド料理レストランも沢山あるのがパトンビーチ。トウガラシの辛さがピリッと光るタイ料理のみならず豊富なスパイスを使ったスパイシーなインド料理もプーケットの熱帯気候にマッチしそうな気がしませんか？ということで今回ナビはプーケットで数あるインド料理レストランの中でも在プーケットインド人がファミリーミールなど特別な日に利用するレストランとして有名な北インド料理専門店「バルーチ」に行ってきました。
ホテル内レストラン
バルーチがあるのはパトンビーチから徒歩1分の場所にある4スターホテル「ホライゾンリゾート」内。ホテルの正面玄関から入るよりもビーチロード（タウィウォンロード）沿の「ホライゾンリゾート」入口から入った方が断然分かりやすいです。
そのまま敷地内にある小道に沿って真っ直ぐ歩いたら左手に見えるオープンカフェ風の建物が「バルーチ」です。オープン時間が13:00~なのはレストランが朝「ホライゾンリゾート」宿泊客の朝食会場になっているため。ところで気になる朝食ビュッフェにはインド料理はないそうです。
インディアンシンプル
室内とテラス席に別れる店内は所々にインディアン風デコが壁に飾られているのみ。ホテル内の新緑と調和してゆったりと落ち着く環境です。数十種類のスパイスを敷き詰めたテーブルはあまりの可愛さにテーブルごとお持ち帰りしたくなったナビでした。
禁煙席あり
全１２０席の店内。入口はいって右側一番奥の６テーブルは愛喫煙者にうれしい喫煙席です。
本物の味とサービス
「バルーチ」のシェフ＆マネージャーはインド人。サービススタッフにもインド女性が１名いて環境はインドそのもの。味もさながらこの雰囲気に故郷を懐かしんでやってくる在プーケットインド人のお客さんも多いそうです。
本場タイ料理＆本格イタリア料理もアリ
「私はスパイシーなインド料理が食べたいけど、彼はインド料理苦手・・・。」そんな場合も心配無用。バルーチではタイ料理、ピザ、パスタなどのイタリア料理メニューも用意しているのでインド料理が苦手な相方もきっと満足するはず。
北インド料理1
大きく分類すると南と北で分かれるインド料理。バルーチのメニューはマイルドな味わいで日本人にも親しみやすい北インド料理です。
北インド料理2
チャパーティーやローティーなど米類よりもパン類を食すことが多い北インド料理。インド人が「オーブン」と呼ぶ立派なタンドール（土窯）も厨房にあります。
メニュー紹介
■ドリンク
ＢＡ０９６ ラッシー（Lassi） ８５バーツ＋＋
インドの国民的ドリンクの１つであるラッシー。「バルーチ」ではスィート・ラッシー、バナナフレーバー・ラッシー、薄い塩味のソルティ・ラッシーの３種類からお好きなフレーバーをチョイスできます。ナビは定番スイート・ラッシーを頂きました。このラッシー、一口飲むとだけでそのコクの深さに驚きます。ビーチ周辺にあるカフェに比べて値段もリーズナブルなのでビーチ帰りにふらりと本格ラッシーを飲みに来るのも良さそうです。
■スナック
パパダム（お一人様1枚）
まず席に着くと「パパダム」と呼ばれる薄くて大きなおせんべいの様なスナックがお通しとして出されます。食感は薄いポテトチップスの様。ほんのり塩味がついているのでそのままパリパリ食べてもいいですがテーブルに置いてある各チャツネを付けて食べるとまた違った味わいが楽しめます。
■メインメニュー
BＡ１０５ タンドリーチキン（Tandoori Chicken） ３４５バーツ＋＋
骨付きの鶏モモ肉を利用した定番インド料理の「タンドリーチキン」。ヨーグルト＆各種スパイスに付け込んでタンドールで焼かれたチキンは外側がパリパリ中はジューシーで食が進みます。
BＡ１０６ チキンティカ （Chicken Tikka） ３４５バーツ＋＋
骨なしチキンを使用したチキンティカ。見た目はタンドリーチキンと同じですが利用スパイスは異なるそうです。味はタンドリーチキンよりもちょっぴり大人の味といった所で香ばしくて骨が無い分食べやすさも倍増です。
BＡ１３２ 豆カレー（Dal Tarka） １２５バーツ＋＋
北インド家庭料理のスペシャリティーでもある豆カレー。「バルーチ」の豆カレーはひき割り状のレンズ豆を使用していて仕上がりはかなりなめらか。グリーンチリ、コリアンダー、スパイスの王様ガラムマサラが入っていてスパイスを効かせつつマイルド。ナチュラルなタンパク質がたっぷりとれそうな一品です。
ＢＡ１１４ バターチキンカレー（Butter Chicken） ３４５バーツ＋＋
骨なしチキンをタンドール（土窯）で焼き香ばしさをつけてからバター＆クリームソースを使ってカレー仕立てにしたバターチキンはどっしりとして食べ応えあり。具の鶏肉も食べやすいように一口大にカットされていました。ナビ的にはチャパーティーよりもご飯と一緒に食べたいメニューでした。
ＢＡ１１９ マトン入りカレー （Mutton Roganjosh） ３９５バーツ＋＋
各種スパイスでマトンを柔らかく煮込んだこのメニューはインドのカシミール地方で有名なメニューだそうです。スパイスのおかげでお肉の臭みは一切ナシ。口に入れるとホロホロとお肉が崩れ落ちるほど柔らかく調理されています。さらりとしたインドカレーの中でもパンチがある食べ応えのカレーです。
ＢＡ１２３ ホウレン草とチーズのカレー（Palak Paneer） ２６０バーツ＋＋
インドではポピュラーなベジタリアンカレーだそうです。ピュレー状のホウレンソウの中に淡白な四角いインドスタイルのカッテージチーズが入っています。チーズといっても食べ応えは固めの木綿豆腐といった感じで各種スパイスと上手く調和しています。緑色のカレーは見た目からして体に良さそうですよね。
■サイドデッシュ
ＢＡ１４０ インディアンピラフクミン風味（Jeera Pulao） １３０バーツ＋＋
北インド料理の代表スパイス、クミンを使ったピラフ風ライス。玉ねぎコリアンダーなども入ってパラパラしたご飯はそのまま食べても美味でした。
ＢＡ１４７ ガーリックナン（Lasooni Naan） ８５バーツ＋＋
ふっくら焼かれて歯ごたえもしっかりしたガーリックナン。表面にはトッピングのようにみじん切りのガーリックがたっぷり。カレーと一緒に食べるとガーリックの風味がそれぞれのカレーの味をさらに引き立ててくれます。
■デザート
ＢＡ１５０ グールアブジャムーン（Gulab Jamun） １２０バーツ＋＋
柔らかめのミルクがタップリ入った生地を小さめのボール状にして揚げた物をローズウォーターやカルダモンシードでフレーバーを付けたホットシュガーシロップに浮かべてサーブする北インドでポピュラーなスイーツの一つです。インディアン的な甘さが体験したい方は是非トライを。
ＢＡ１５１ ラスグラ（Rasgulla） １２０バーツ
白玉のようなカッテージチーが入りホワイトボールを冷たいシュガーシロップに浮かべた甘い、甘いオリエンタルスイーツ。パラリと浮かべたピスタチオが「キュッ」とした不思議な食感のホワイトボールにアクセントを付けてくれます。
いかがでしたか？絶品北インド料理の味のみならずスタッフの温かい心使いが快適な食空間を作る「バルーチ」。ハイソな在プーケットインド人がスペシャルな日に利用する理由をほんの少し垣間見たような気がしました。以上プーケットナビがお送りしました。
ログイン