ミートンポー (プーケット)

Mee Ton Poeร้านหมี่ต้นโพธิ์

閉店・移転、情報の修正などの報告

華僑労働者の味を今も引き継ぐプーケット名物料理「福建麺」。元祖を食べたいならココに決まり!

サワディーカー。プーケットナビです。フラリと歩いたプーケットタウンで、最近タイ観光局(TAT)が作った小さなタウンマップ(無料)をゲットしました。ポケットにも入る大きさのマップにはプーケットタウンの簡単ガイド(英語)も書いてあって超便利!と関心しながらパラ、パラとページをめくっていると「プーケット郷土料理」のページが。「プーケット名物料理ってこんなにあるんだ~。」とおもわず関心するナビ。世界中から観光客が集まるプーケットでは欧米食&辛さ控えめの当たり障りのない一般タイ料理を扱うレストランばかりが目につく今日この頃ですが、食も旅土産の一部ということで、プーケットに来たからには、プーケット料理を食べるべし!今回ナビは数ある名物料理から日本人とは切っても離せない麺類をチョイスさせていただきました。それではさっそく、プーケットでしか食べられない炒め麺「福建麺(ホッミー)」が有名な「ミートンポー」をご紹介しましょう。

プーケットタウン中心地。「ホテルメトロポールホテル」の斜め前

「ミートンポー」があるのはプーケットタウンの中心地。プーケットタウンエリアで一番高級ホテルと名高い「メトロポールホテル」その目の前にある道路の真ん中にそびえ立つのっぽな時計台を挟んだ斜め前。プレハブ作りのお店の外観からレストランというよりも街の食堂風の作りです。お店を正面にして右隣は中国寺院「Hock Guan Kong Temple」です。

タイでも超有名店!

約束の取材時間きっかりに伺った所「オーナーがまだ来ていないから。」と言われてとりあえずお店の一角でスタンバイ。「ボへ~っ」としながら、お店の壁を見ているとマイク(右手にはなぜかインスタントラーメン)を握り締めるレポーターとどうやらこちらのレストランオーナー家族が映る色あせた写真や、地元新聞の「お勧めの美味しいお店」コーナーの記事の切り抜き、さらには全国放送TV「ITV」の「What is it?」という評判の良いお店を紹介するグルメ番組に出演しました~とアピールする表彰プレートなどが飾られているのを目にしたナビ。B級グルメ女王(自称)のナビフォトグラファーも「福建麺食べるだったら絶対ココ!友達もみんなそう言ってる!!」というぐらいなので実はかなり有名なお店の様です。

店内

まったく気取っていない作りの店内。お店正面にはホッカホカのご飯にお好みのおかずを乗っけて食べる「カオケーン」のおかずを入れたパットが並び、その横隣りは卵や具をカレーペーストと混ぜてバナナの葉っぱにくるんで蒸したタイ料理「ホーモック」が並んでいます。店内に入る細い道を挟んだ隣は東南アジアの焼き鳥(?)「サテ」のブース。店前メニューはすでにバラエテイーに富んでいます。店内は屋根付きスペースとオープンエアースペースがあり「地元の食堂」的雰囲気満点です。
固めのムースのような食感がたまらないホーモックは1個、12バーツ

固めのムースのような食感がたまらないホーモックは1個、12バーツ

簡素なテーブルに椅子。スタッフやオーナーがお客さんと一緒に御飯を食べている風景があたりまえの庶民的なお店。

簡素なテーブルに椅子。スタッフやオーナーがお客さんと一緒に御飯を食べている風景があたりまえの庶民的なお店。

店内には、ブラウニー:45バーツなど「アジアのケーキです!」といわんばかりの色鮮やかなケーキが陳列するショーケースもあり。

店内には、ブラウニー:45バーツなど「アジアのケーキです!」といわんばかりの色鮮やかなケーキが陳列するショーケースもあり。

メニューは壁に。

注文メニューは左側壁に描かれているのみ。残念ながらタイ語オンリーです。ナビ読者のみなさん「これじゃ、注文できないよ!」と憤慨しないでくださいね。ナビがこの場を借りてタイ語メニューを簡単に訳してみました。う~ん。トムヤム炒飯、グリーンカレー炒飯とあまり目にしないメニューも並んでいます。店頭販売の「サテ」は10本40バーツ~。
左列上から:ミーホッホッケン(福建麺)~豚肉入り35バーツ、シーフード入り40バーツ+卵5バーツ*ミーホッケンルアンミックス(福建麺豚肉、シーフード入り)50バーツ*ミーナム(タイ風ラーメン)40バーツ*ミーパッキーマオ(こいくち醤油米麺炒め)*ミートムヤムサイナムコーン(ミルク入りトムヤム麺)50バーツ

中央列上から:カオケーン(おかず乗せご飯)おかず1品:25バーツ、おかず2品:35バーツ*カオパットトムヤム(炒飯トムヤム風味)45バーツ*カオパットゲンキオワンカイケム(炒飯グリーンカレー風味塩卵入り)45バーツ*カオパットムーサップ(豚の挽肉入り焼き飯)40バーツ*マイファンキョワーン 45バーツ(極細米麺入りグリーンカレー麺)*マイファンプリックゲン(極細米麺入りレッドカレー麺)45バーツ

右列上から:
ナムカチャップ(ロッセルジュース) 15バーツ*ナムマパオ(ココナッツジュース)15バーツ*ナムフアラン(グアバジュース)20バーツ*チャーナムイェン(アイスティー)10バーツ*オーリヤン(タイ式アイスコーヒー)10バーツ*カフェイェン(アイスコーヒー)/チャーイエン(ミルク入りアイスティー)15バーツ

目玉メニュー「福建麺」

中国福建省からやってきた庶民の味。中国からはるばるやってきた1代目が77年前にオープンさせたミートンポー。1代目のお孫さんがお店を切り盛りする現在でもオープン当初の味を守り続けています。食べ方は中国本土やプーケット同様に華僑が多いシンガポール、マレーシアとは異なる「タイスタイル」はトッピングとして各テーブルに置いてある別売りの「ケープモー(豚皮カリカリ揚げ)」10バーツと麺と一緒に別皿で出てくる小さなレッドオニオンをお好みで入れて食べる事。通常のタイラーメン同様に、ナムソム(お酢)、濃い口醤油(シューダム)など各テーブルの脇に置いてある調味料でお好みの味付けをして下さい。
「ケープモー」は適度にしょっぱく、おやつやおつまみとしてもいけます。

「ケープモー」は適度にしょっぱく、おやつやおつまみとしてもいけます。

赤い子玉葱はタイ語で「ホームデーン」自然のからみがサイコーです。

赤い子玉葱はタイ語で「ホームデーン」自然のからみがサイコーです。

芸術性溢れる漢字文字。

芸術性溢れる漢字文字。

実際に・・。

目玉メニュー「福建麺」を筆頭に幾つかのメニューを頂いてみました。と、お食事前に3代目の手さばき拝見!最初に驚いた事はガスコンロではなく炭コンロを使っている事。モクモクと煙を出しながらお玉&木ベラを使って手際い良くかつ豪快に作っていただきました~。
*ミーホッケンルアンミックスサイカイ(福建麺豚肉、シーフード入り+卵)55バーツ

一言でいえば「とんがっていない優しい味。」追加で落とした卵が程良い半熟加減でとろ~りとしたオレンジ色の黄身と太めの中華麺と絡めて食べるとさらに感動。美味しいものを食べると食べることに没頭してしまうといいますが、正直「美味」という言葉以外何も考えられな状態で完食させていただきました。豚肉、海老、イカなどの具も麺のわき役として大活活躍。緑色の野菜は「パッククワントン」というシャキシャキとした、高菜の野菜で炒め麺に良く入っているタイでポピュラーなカンラン菜よりも断然食べやすかったです。量的には少なめなので男性には少々物足りないかもしれません。
*マイファンキョワーン 45バーツ(極細米麺入りグリーンカレー麺) 45バーツ

人気タイ料理のベスト3に入る「グリーンカレー」をご飯とともにではなくて、マイファンと呼ばれる糸のように細い極細麺とともに食す珍しい一品。具は通常のグリーンカレーと同様に丸いタイナスの薄切り、鶏肉、タイバジルなのですが、決め手はココナッツミルクの代りにお料理使用の無糖缶入りミルクを使用しているので後味あっさり。ラーメン感覚でスープまで軽く飲み干せます。
いかがでしたか?タイ人のお客様はもちろんここと実は韓国人観光客にもなぜか有名なお店だそうです。福建麺の他にも、通の人もあまり食べたことがないメニューも沢山あるようなのでプーケットタウンに訪れた際には是非訪れてみたらいかがでしょうか?以上プーケットナビでした。

記事登録日:2009-03-17

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-03-17

利用日
女性 男性