高級派と庶民派の“いいトコ取り”。日本人に馴染みの老舗中華料理
サワディーカップ! バンコクナビです。
「世界中どこにいっても中国人がいて、中華料理店がある」なんて言われますが、実際バンコクにも数多くの中華ないし中華系料理店があるのはみなさんご存知の通りです。
さて、今日紹介する「ペキン・レストラン」もそのひとつです。
「老山東」、「シャンドン」と呼べば記憶にある方も多いのではないでしょうか。タイ料理に比べて辛くない中華料理を軸に、特にスクムビット通り界隈の日本人在住者の間では定番のお店のひとつ。無難な味付けもさることながら、あまり焼き餃子を食べられるお店が多くなかった頃から、メニューに「羽根つき焼き餃子」があったりと日本人に優しいお店として定評がある同店(グループ)。2005年頃から支店を増やし都内に広く展開しており、現在全10店舗。タイで最も勢いのある中華料理店と呼べそうです。
今日はその中でも最も高級志向の「プレジデントタワーアーケード店」をご紹介します。
場所はバンコクでも最も派手やかなラチャプラソン交差点
ラチャプラソン交差点と言えば、周囲にゲイソンやセントラルワールド、アマリンプラザなどのショッピングセンターやグランドハイアット・エラワン、ホリディイン、インターコンチネンタルなどのホテルが立ち並ぶ賑やかなエリアの一角、インターコンチネンタルホテル(古くはロイヤル・メリディアンなんて呼ばれていました)の地階にある「プレジデントタワー・アーケード」の一角に「ペキンレストラン プレジデントタワーアーケード店」はあります。BTSチットロム駅の7番出口が最寄りの出口となります。
高級店に囲まれてもアットホームな雰囲気はそのまま
さて、こちらの「プレジデントタワーアーケード」ですがいわゆるレストラン街の様相で、入居するのはバンコクでも有名なちょっと高級店が多いのが特徴。和食の「日本亭」や「新大黒」、インド料理の「バワルチ」など在住者なら耳にしたことのある有名なお店が並んでいます。
そんな店と軒を並べる「ペキンレストラン」。さぞかし高級志向かと思いきや、いつもの「老山東」の雰囲気はそのまま。場所柄VIPルームなども備えており、様々なシチュエーションで活躍しそうです。
とはいえ、どこまで行っても「老山東」の雰囲気はそのまま。スタッフのアットホームな雰囲気とお馴染みのメニューが並びます。また、午前10時から午後10時まで休み無く営業しているのも嬉しいところです。
豪華なセットメニューが売れ筋
在住者もさることながら観光客も多い、同エリア。今日は刺激的なタイ料理に疲れたときに箸休めに最適なセットメニューをご紹介しましょう。
2名様向けセット
ちょっと高級志向ということで、北京ダックを中心としたセットは2,200バーツ(2009年末現在はプロモーション価格で1,300バーツで提供中)。
北京ダック、フカヒレスープ、焼き餃子、ほうれん草と季節の野菜のサラダ、アヒル肉と野菜の炒め物にツバメの巣のデザートなどがセットになっています。定番とも呼べる料理がズラリのお得なセットです。
1人でも安心、満足の1名様向けセット
ナビのような「ご飯は一人でノンビリ食べたい」人に最適なこちらの1名様向けセットは1,290バーツ(2009年末現在はプロモーション価格で690バーツで提供中)。
餃子(焼き餃子、蒸し餃子が選べます)、フカヒレスープ、エビチリ、アワビと野菜の炒め物、ツバメの巣のデザートがセットになっています。定番メニューが揃ったこちらもお得なセットです。
ほっとする自然体のおもてなしと料理が嬉しい定番中華
どの料理も少し濃い目の味付けですが、観光などで歩きつかれたときにはちょうど良く感じるのではないでしょうか。ビールやご飯が思いのほか進みます。
バンコクには無数に中華料理店があるのですが、「ペキンレストラン」は以前から営業していることもあり、焼き餃子などのお馴染みのメニューも健在。ナビの凄く個人的なオススメを揚げると、揚州炒飯、卵とトマトのスープ、春雨の湯葉包み上げ、豚挽き肉のナスの包み揚げ、酢豚あたりは時期を置いて無性に食べたくなるメニューです。
バンコクの都内各所、スクムビット26、シーロム通り、アソーク通り、プルンチット・センター、ロビンソンデパート・ラチャダー店、ウィタユ通りのオールシーズンプレイスやトンブリのザ・モールタプラ、バンナーのシーコンスクエアなどに支店がありますので、何を食べようか迷ったときにはぜひとも、訪れてみてください。
最高に美味しいというわけではありませんが、十分に美味しくて家庭的でホッとする味がどこにいても味わえます。
以上、バンコクナビがお伝えしました。