白亜のコロニアル調のホテルで味わう本格的イサーン料理&ラオス料理。ゆったりとした昔のタイを感じさせるお店。
サワディーカー!バンコクナビです。今回ナビはスクンビット・ソイ45にあるタイ料理店をご紹介します。
タイ料理といっても種類は様々。高級レストランから屋台料理まで、そして宮廷料理から各地方ごとによっても辛い・酸っぱい・甘い・塩辛い・・・と料理の特色は異なります。
今回ご紹介するのは辛いことで有名なタイ東北(イサーン)料理&ラオス料理が中心のお店です。
タイの東北地方(イサーン)はタイ王国の総人口の約3分の1を占める地域。バンコクに出稼ぎに来る人も少なくないことから、バンコクにもたくさんのイサーン料理店があります。また、イサーン料理はバンコクっ子はもちろん、タイ各地でも親しまれています。
プロンポン駅から歩いて8分
BTSプロンポン駅3番出口を出て、スクンビット通りをトンロー方面へまっすぐ歩いて行きます。
スクンビット通り沿いは日本人をはじめ外国人が多く住み、観光客の方にも便利なスポットが点在。BTSが走っているので行きやすい場所です。
スクンビット45の看板が見えたら、左へ曲がりましょう。ソイ(小道)の突き当たりが今回のお店「タイラオイェー」のあるカボションホテルです。
スクンビット通りをまっすぐ
白亜のホテル
スクンビット・ソイ45を進んでいくと緑が生い茂り、しばらくすると白亜の建物が見えてきます。そして大通りを入るとこんなに静かなのですね。。コロニアル調の素敵なたたずまいにテンションが上がっていきます。
足踏みミシンのテーブル
店内のコンセプトはサイアム時代のノスタルジックな雰囲気。サイアム時代の生活は知らないけれど、どこか懐かしく、昔にタイムスリップしたような気分になります。
天井には鳥かご、ナビが案内された席には古い足踏みミシンがテーブルになっていました。
料理紹介
つけあわせの生野菜。イサーン料理では生野菜もたくさん食べます。
それでは肝心のお料理をご紹介します。メニューはイサーン料理・ラオス料理が中心ですが、北部料理、タイ(中部)料理もあります。
一皿のサイズはそれほど大きくないので、少人数でも色々なメニューを楽しむことができます。
辛いことで知られるイサーン料理ですが、辛さの中にも素朴で素材の旨さが引き立つ「タイラオイェー」の味。本格的イサーン料理なので、辛さに容赦はありません。
メニューでは辛い料理には唐辛子マークが付いていますので、辛いのが苦手!という方は、唐辛子マークの無い辛くない料理を選ぶのも良いですし、もし唐辛子マークの料理を頼んでも調整が可能です。オーダーの際に「コーマイペットノイカー(辛くしないでください)」とお伝えしてみましょう。
時期によってはアリの卵入りオムレツやスープ、サラダなど、めったにお目にかかれない珍しいメニューも楽しめるようですので、その時期にいらした方は是非チャレンジしてみてください。ちなみにアリの卵はイサーン地方の貴重なご馳走でタンパク源になるそうです。
イサーン料理といえばカオニャオ(蒸したもち米)に、ガイヤーン、ソムタム、ラープ、サイクロークなどが代表的なメニューになりま。今回はまさに基本中の基本のイサーン料理をご紹介します。
カオニャオ蒸したもち米。小さい蒸しカゴに入れられたもの一般的で、少しづつ指でちぎって手で丸めながら食べるのがタイ人のスタイル。
ソムタム(青パパイヤのサラダ)
完熟したパパイヤは果物として食されますが、ソムタムは未熟な青パパイヤを千切りにして香辛料で和えたサラダ。ニンニク、トマト、サヤインゲンなどと一緒に臼に入れ、すりこぎでよく叩きます。
ガイヤーン(焼き鳥)タイ風の焼き鳥。普通は1匹丸ごとを竹串で挟み、炭火焼であぶる。余分な油が落ちるので、意外とヘルシー。
ラープ・ムー(香草と豚ひき肉のサラダ)ラープとはひき肉を炒めて、もしくは生ひき肉をミントなどの香草と和えたもの。ひき肉は豚(ムー)、鶏(ガイ)、牛(ヌア)、アヒル(ペット)などが使われることが多い。
いかがでしたか?
ノスタルジックな雰囲気の中で、本格的なイサーン料理を味わってみませんか。ゆったりとした時間が流れ、喧騒のバンコクにいることを忘れてしまいそうになります。
以上、バンコクナビがお伝えしました。