プーケットのビーチに位置するこの高級ホテルはバンタオビーチの近隣にあります。
こんにちは!プーケットナビです。
本日、ナビがご紹介するのは、天下のバンヤンツリーホテル。ラグーナ地区で最大の敷地をもちながら、わずかに124室しか持たない全室ヴィラスタイルのリゾートなのです。1994年のオープン以来、毎年のように名リゾートに与えられる賞に輝き、「世界の名リゾート」のひとつに名を連ねてもよいこのホテル、しっかりあちこち映像を撮りまくってきましたよ~。
バンヤンツリー・プーケットのすごいところ、それは「リゾートのあり方」を提案し続けてきた、ということ。例えば「プライベートプール付ビラ」のカテゴリーを世に知らしめたのもこちらが発信源だったし、格調高い「バンヤンスパ」はアジアンスパブームの火付け役ともなりました。数々の賞賛が世界に名をとどろかせ、今も世界のトップクラスのゲストをひきつけ、ハネムーナーにも憧れのリゾートとなっているんですね。
「バンヤンツリー」は「菩提樹」をあらわし、長命と豊饒のシンボルとしてホテルのマークに描かれているほか、このホテルの前にも大樹が。
■ ロビー
ロビーを入ると、まずフロントデスクが2つ。ゲストがここでチェックインの旨を伝えると、ソファに座るように誘導されます。しばらくすると、客室を確認した担当スタッフがバギーまでエスコートしてくれます。
日本人のスタッフも2人いらっしゃる、とのことです。さらに、日本語のホテル案内もあって、わかりやすかったです。
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館内は広いので、バギーでの移動が便利。
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チェックインの際には、スタッフがウェルカムドリンクを注いでくれます。そして、ゲスト担当のスタッフが館内の説明をしてくれました。
■ 客室情報
客室は全室ヴィラタイプで、「デラックスヴィラ」のみがジャグジーのみで、ほかのカテゴリーは全てプライヴェートプール付。広さなどにより「プールヴィラ」「スパ・プールヴィラ」「2ベッドルーム・プールヴィラ」「ダブルプールヴィラ」に分かれています。ルームタイプによって違いはありますが、基本的にベッドではなく一段高いフローリングにマットを敷いたベッドルームになっていて、そこからお庭などが見渡せるように造られています。そして洗面台は男女2つに分かれているほか、バスタブ、シャワー、トイレが別々に配置されていて、広々としています。
◆デラックスヴィラ 170㎡
屋外のお庭に小さなジャクジーバスがついたカテゴリー。最もベーシックなカテゴリーですが、宿泊してみると、十分に広く使えます。ベッドルームの手前のリビングスペースでは、庭園を眺めながらくつろげて、気持ちがいいです。洗面台が2つあるのも、ぜいたくなようですが、慣れるとけっこう便利であることに気づきます。オープンエアーのバスタブもとってもスペシャルな空間です。
◆プールヴィラ 270㎡
お庭に9×3mのプライベートプールがついたカテゴリーです。 プールの奥にはサラ(東屋)があり、プールサイドにはリクライニングやビーチチェアが置いてあるので、プールに行かずともヴィラの中で全てが完結できる形になっています。リビングは更に広々、室内にはエスプレッソマシーンも設置されているので、好きな時に美味しいコーヒーを楽しめるのは便利♪
◆スパプールヴィラ 550㎡
スパトリートメント用のゆったりとしたスペースがあるカテゴリーです。池の上に建てられたベッドパビリオンはまるで水上に浮かんでいるよう。プールもさらに広くなっています。お部屋を一歩も出ずに静かな時間を楽しめるという環境は、ハネームーン利用が多いのもうなずけます。
◆ダブルプールヴィラ 1300㎡
2006年に加わった最高級のカテゴリー。広さが、これまでのハイエンドカテゴリーだったスパプールヴィラの2倍以上というのだから驚き。プールの中に設置されたジャグジー機能と、四方をプールに囲まれたステキなベッドルーム(しかも、外に出てプール内で座ることができる!)など、ただ広いだけでなく、サプライズな仕掛けをあちこちにちりばめているところはさすが。とりあえず、ナビは夢中でシャッターを切りつづけた映像をみれば多少はお分かりになるでしょう。
【ルームアメニティ】
コーヒーは、粉をティーポットに入れて湯を注ぐ方法でどうぞ。
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全客室内にはワイヤレスのネット設備があり、無料で自由にアクセスできます。
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ウェルカムフルーツは「ざぼん」がまるごと一個でした!
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夕食後戻ると、アロマ入りのキャンドが用意されていました。
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【バスルームアメニティ】
バスソルト、入浴剤、バスジェルがバスタブに添えられています。
ベーシックの浴槽は、こんな感じで、露天風呂という感じです。
■ホテル施設
◆プール
大部分を占めるラグーンエリアのことを思えば、プールは敷地内のほんの一部分。多くはヴィラ内にプールがあるため、パブリックのプールを必要とするゲストは少ないので、敢えて「必要最低限」にとどめている、といった印象。ロビー右手の、スパエリアまで広がっていて、スパの入口近くまで泳いでいけます。
◆バンヤンスパ
プーケットにスパブームの先駆者となったお店。インドアルーム5室、アウトドアルーム15室の計20室のスパルームがあります。ルームによりジャグジーやリラックススペースなどが完備されています。
面白いのは、ここには「スパアカデミーシステム」というスペシャリスト養成施設も併設されていて、新しいエステシャンが育てられていて、ラグーナ地区の他4ヶ所のホテル内にある「アンサナスパ」に派遣されていく、というシステムをとっているようです。このことひとつをとってしても、バンヤンスパの技術力の高さを感じるでしょ?確かに施術代も値が張るのですが、スパファンなら、一度はぜひ味わってみたいですよね。
また、スパに隣接した形で「タマリンド・レストラン」があり、ヘルシーな食事、というのをテーマにしていて、スパに合わせたメニューも用意しています。さらにヘルシーなオリジナルドリンクがいただけるバーもあります。
◆レストラン ロビーの周囲にバー、ラウンジ、朝食会場&地中海料理ディナー用の「Water Court」、タイ料理レストラン「サフロン」などがあります。
この屋根つきの小舟の中で食事をとることもできます。「サンヤーラック(タイ語で愛の誓い)ディナークルーズ」といって、ハネムーナーにおすすめ、とのこと。
◆ゴルフ場など
フィットネス、ヨガルーム、ビューティーサロン、テニスコートのほか、こちらのリゾートの最大の魅力はゴルフ場に隣接していること。ゴルフ好きの方にはおすすめです。
バギーでビーチの入口まで連れて行ってくれます。美しいサンセットが楽しめます。海辺では乗馬をする家族にも出会いました。
ロビー近くの図書館では、DVD、本の貸出しをしていました。
■ その他の情報
エリア間をひっきりなしに往来している無料シャトルバスを使って行き先を伝えれば「ラグーナファミリー」のどのホテルでもすぐいけますし、ボート(15分に1本、こちらも無料)に乗れば、さらに各ホテルエリア内のボートピアにダイレクトで行けます。
また、ラグーナエリアのホテル(シェラトン、ラグーナビーチリゾート、ドゥシット、アラマンダ、バンヤンツリー)では、それぞれのホテルのレストラン、スパなどの有料施設利用に関しては、ホテルの部屋番号を提示すれば、キャッシュレスでルームチャージとして計算されます。