インチクラブ

Inch Clubอินช์คลับ

閉店・移転、情報の修正などの報告

夜遊びスポット・ラチャダーで今人気のお洒落系クラブ。地元タイポップスで盛り上がるもよし、最新ヒップホップで踊るもよし!

サワッディーカー!バンコクナビです。
一通り観光もしたし、お土産物も買い揃えたし・・・夜は何をしようかな~とハタと考えた時、観光で巡ったタイ悠久の文化以外に“今”のカルチャーについても触れてみませんか? 今回はタイの若い子達の夜遊び場所をちょっと覗いて見ることにしましょう。また新たなタイの魅力を味わえる事間違いなしです。一味違ったタイの面白くて楽しい場所を紹介します。
● ラチャダーピセーク通り
今回ナビが紹介するお店「inch(インチ)」はラチャダーピセーク通りの大型複合施設「エスプラネード」の裏、地下鉄MRT・タイランドカルチャーセンター[Thailand Culture Center]駅のすぐ側です。間違えようのない目印となるエスプラネードの裏だから、便利で且つ迷わず行く事が出来ます。このラチャダーエリア一帯は、観光地からは外れていますが大型ショッピングセンター、大小様々なパブやクラブ、ディスコが立ち並んだ、一大エンターテイメントエリアとなっています。少しローカルな雰囲気を感じつつショッピングや食事が出来る、楽しいエリアなんです。
● お店に入るには
エスプラネード裏の駐車場を抜けるとモダンな建物が見えてきました。これが、今回紹介する「インチ」です。さすが人気店だけあって入り口に人がたくさん集まっています。お店の若者支持率の高さが良く分かりますね。
ではお店に入るとしましょう。まずは年齢チェック。お酒を出すお店なので20歳以下は入店出来ません。身分証明書となるパスポートを提示して下さい。一応パスポートコピーでも可、とのことでした(変更の可能性があります)。次は持ち物チェックです。入り口に居る警備の人からカバンの中を見せるように、と言われますので中が見えるようにカバン口をパカっと開けて見せて下さい。年齢・持ち物チェックが終わると入ってよし、のスタンプが手首に押されます。
(入店のチャージ料はかかりません)
● 二つのゾーン
チェックを終えていよいよお店に入りました。ここで運命の選択・・・では無いですが「インチ」はフロアが左・右の二つに分かれています。右側ゾーンは中央にステージを置いたタイポップスを中心とした音楽が流れるフロアで、左側ゾーンはDJブースのあるHipHop音楽が流れるフロアとなっています。どちらを選択するかはあなた次第。外国人の方の殆どは馴染みのあるHipHopエリアを選ぶそうですが、せっかくタイに来たんだし…とローカルっぽさを楽しみたいのならタイポップスエリアですね。
● 感じの良いお店作り
「インチ」のコンセプトは、“バラエティに富んだ楽しさを提供するお店”という事で、ポップス・HipHopのどちらもが聞けたり、ポップスのステージでは1日3バンドの生演奏・HipHopでは外国人DJのショーがあったりと、飽きのこないステージ作り。客席は2階建てで吹き抜け、2階からもステージ部分が見える作りです。1階はワイワイガヤガヤと賑やかに楽しみたい人、2階はソファ席のゆったりと腰を落ち着けたい人向きに作られています。内装にもこだわりが感じられ、シャンデリアや椅子・テーブルに統一性が無く一見バラバラな感じかな、と思わせつつ全体としてはバランス良く見事にまとまってお洒落な雰囲気を演出しています。特に照明器具の使い方が素敵です。オーナーは香港人なので、ちょっと野暮ったい…、というタイっぽさのあまり出ていないスタイリッシュなお店作りが実現したのだなあと感じました。
スタッフ曰く「インチ」は、そこそこハイソないよう若い人たちに楽しんでもらえるお店ですよ、とのこと。恥ずかしい思いをしないためにも、服装マナーはある程度気をつけましょう。ビーチサンダル・短パンのビーチリゾート風な格好は避け、清潔感のある服装を心掛けて下さいね。
それと週末はすぐに満席になってしまうので、テーブルをキープしたい場合は予約がベターだそうです。人気店だけに予約無しの場合は早めにお店に行った方がいいですね。
● 照明の演出
「インチ」の特徴のひとつが、照明の演出に力を入れている事。ミラーボールのレーザー光線や、バンド演奏のステージを明るく照らして音楽に合わせて色が変化するライトで、より一層盛り上がれます。
● オリジナル料理
ナビはカクテルを注文しました。
イエローインチと名付けられた、テキーラベースのマルガリータです。ライム味で、さっぱりとした口当たりの飲みやすい味のカクテルです。
リンチーマティーニはジンベースの辛口系カクテルですが、リンチー(ライチ)の程よい甘さが隠し味的に効いたカクテル。ライチの果肉がゴロンと入っているあたりはさすが南国、と思わせてくれます。
Midoriは鮮やかなグリーンが涼しげな、メロンとグレープフルーツ味のカクテルです。
飲み物だけだと口寂しいもの。お腹も空いた事なのでお店お勧め料理を持ってきてもらいました。期待はしていなかったのですが、意外や意外、オリジナリティ溢れるレベルの高い味でした。

スパゲティ・クンパッポンカリー 160B
コクのあるパッポンカリー(カレーの卵とじ)がパスタに絡んでいて、ナビの箸が止まりませんでした。大きなエビがゴロゴロ入っており、パスタの量も多いのでかなりボリュームのある一品です。まろやか味なので、辛い物が苦手な人でもこれなら安心して頂けます。

サイクローク・inch 160B
あっさり味のソーセージです。クセのない薄味は日本人向けです。辛いのが好みの方は添えられている唐辛子と一緒にどうぞ。

コーイークジャーン 150B
エビ、イカ、豚、ナッツ類の入った具沢山な一品。「コーイークジャーン=もう1皿追加」となぜこの名前が付いているのかと言うと、あまりにも美味しいからまた注文したくなる一品、だからだそうです。粒コショウのピリッとした味がエビ・イカや豚をお酒のおつまみにピッタリの味へと仕上げてくれています。お皿の部分もイモで出来ているので食べる事が出来ます。
食事メニューはタイ語表記のものしかありません。お店の人がお勧めメニューを説明してくれます。もしくは食べたい物を伝えて持ってきてもらうようにして下さい。(英語)

● 皆で盛り上がる
タイポップスフロアでは演奏が始まると歌手と一緒に皆で大合唱。タイ人はバラードであろうと一緒に声に出して歌います。ステージと客席が一体となって盛り上がるので本当に皆が楽しそうに音楽を聴いているのが分かります。HipHopフロアではDJのノリの良いトークと音楽に煽られ踊らずにはいられません。シャボン玉が天井から振ってくる演出もあり、ただ単にお酒を飲むお店、ではないエンターテイメント性の高いお店です。
タイ人と一緒になって盛り上がる楽しい夜をどうぞ。以上バンコクナビがお伝えしました。

地下鉄タイランドカルチャーセンター[Thailand Culture Center]駅3番出口を出て、左手側50メートル先にinchと書かれた看板があり矢印に沿って左に曲がって下さい。エスプラネード裏の駐車場が見えたら、そのまま右奥に進んで行くとお店があります。

記事登録日:2007-08-30

ページTOPへ▲

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2007-08-30

利用日
女性 男性